このページでは、日清食品のカップ麺、「特上 カップヌードル カレー」を食べてレビューしていきます。
「特上 カップヌードル カレー」はどんなカップ麺?
今回のカップ麺は、日清食品の「特上 カップヌードル カレー」。2023年9月11日発売の、「カップヌードル」シリーズの新商品です。「特上カップヌードル」4品のうちのひとつで、カップヌードルに次いで古参の「カレー」が、「特上」でどのようにアレンジされているのでしょうか。

金色に輝く「カップヌードルカレー」
4品同時発売された「特上カップヌードル」ですが、すでにレビュー済の「特上カップヌードル」と「特上シーフードヌードル」は、ともに「特上」とか金ピカパッケージほどの味の特上ぶりはなく、価格差20数円の通りにプチ贅沢な商品となっていました。今回のカレーは「特上」ぶりが見られるのでしょうか。

「特上」を謳う金ピカのカップヌードル!その味は?「特上 カップヌードル」を実食レビュー
このページでは、日清食品のカップ麺、「特上 カップヌードル」を食べてレビューしていきます。「特上 カップヌードル」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、日清食品の「特上 カップヌードル」。2023年9月11日発売の、「カップヌードル」シリーズの新商品です。「特上」の冠がついた金色パッケージのカップヌードルで、4味が同時に発売されました。「特上」で金色のカップヌードル登場4品同時発売さ...
「後かけスパイス」&「皮付きポテト」

今回の「特上カレー」では、「後かけスパイス」と「皮付きポテト」によって、いつもの「カレー」との差別化を図っています。パッケージではスープ自体には触れられていませんが、スープはいつもと同じなのかも気になるところです。
内容物、価格、購入額など

左が「特上」で右が「カップヌードルカレー」。「特上」のみ別添袋がひとつ入っています。具の多寡はよくわかりませんが、ポテトが大きいのはノーマル「カレー」に見えます。
品名 | 特上 カップヌードル カレー |
---|---|
メーカー | 日清食品 |
発売日 | 2023年9月11日(月) |
麺種別 | 油揚げ麺 |
かやく・スープ | 1袋(特製薫り立つ後かけスパイス) |
定価 | 税別259円 |
取得価格 | 税別198円(西友) |
栄養成分表・原材料
- 栄養成分表
栄養成分 | 特上 カレー 87g(めん60g) | カップヌードルカレー 87g(めん60g) |
---|---|---|
エネルギー | 425kcal | 422kcal |
∟めん・かやく | ∟369kcal | ∟363kcal |
∟スープ | ∟56kcal | ∟59kcal |
たんぱく質 | 9.4g | 9.0g |
脂質 | 21.3g | 20.4g |
炭水化物 | 49.0g | 50.6g |
食塩相当量 | 4.2g | 4.4g |
∟めん・かやく | ∟2.5g | ∟2.2g |
∟スープ | ∟1.7g | ∟2.2g |
ビタミンB1 | 0.19mg | 0.21mg |
ビタミンB2 | 0.25mg | 0.20mg |
カルシウム | 110mg | 108mg |
これまで食べた「特上カップヌードル」や「特上シーフードヌードル」に比べると、今回の「特上カレー」は本家とカロリーなどの数値に大きな差がありません。麺量、内容量ともに両者同じ。
- 原材料
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、糖類、しょうゆ、チキンエキス、ポークエキス、香味調味料、ポーク調味料)、スープ(豚脂、でん粉、小麦粉、カレー粉、たまねぎ、糖類、香辛料、たん白加水分解物、香味調味料、ビーフ調味料、ポーク調味料、プロセスチーズ、酵母エキス、粉末しょうゆ、オニオンパウダー、牛脂、バター、オニオン調味料、粉末ソース、トマトパウダー)、かやく(味付豚ミンチ、フライドポテト、味付豚肉、ねぎ、にんじん)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、増粘多糖類、香料、乳化剤、炭酸Ca、かんすい、香辛料抽出物、カロチノイド色素、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、くん液、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・牛肉・大豆・鶏肉・豚肉・りんご・ゼラチンを含む)
・カップヌードル カレー
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、糖類、しょうゆ、ポークエキス、チキンエキス、たん白加水分解物)、スープ(豚脂、カレー粉、小麦粉、カレー調味料、玉ねぎ、でん粉、香味調味料、糖類、マーガリン、食塩、人参、ピーナッツバター、香辛料)、かやく(フライドポテト、味付豚ミンチ、味付豚肉、人参、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、乳化剤、カラメル色素、炭酸Ca、香料、かんすい、増粘多糖類、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、香辛料抽出物、くん液、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・落花生・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんごを含む)
「特上ヌードル」と「カップヌードル」を比較してみた!

左が「特上 カップヌードル カレー」で右が「カップヌードル カレー」。見た目にわかる明確な違いは、スパイスの有無と皮付きポテトか否か。これまで食べてきた「特上カップヌードル」や「特上シーフードヌードル」に比べると見た目の違いは少ないように見えます。

こちら「特上 カップヌードル カレー」。スパイスや皮付きポテトだったりの違いはありますが、それよりも湯気から漂うカレーの香りが大きく異なっています。違いは後ほど。

「カップヌードル カレー」。ポテトのカットがやや大きなことくらいが見た目での強みですが、カレーの香りの中で玉ねぎの風味が強く感じられます。
「特上 カップヌードル カレー」食べてみた!
スープも具材も "特上"!
いつもよりワンランク上のスープと具材が味わえる "特上"の「カップヌードル カレー」。ビーフのうまみとバターのコク、風味豊かなスパイスををきかせた濃厚なカレースープと、ホクホクとした食感の皮付きポテトが特長です。
スープ

いつもの「カップヌードルカレー」のスープといえば、豚ベースのドロドロカレーできざみ玉ねぎが強く効いているのが特徴ですが、今回の「特上」スープは玉ねぎが控えめで、ビーフやバターのコクが感じられる欧風感が強いカレーとなっています。
「特上」かどうかよりも、もう種類が違うカレーといった方が良いかもしれません。「欧風チーズカレー」の方が今回の味と近いのではないかとすら思いました。とろみの強さは「カップヌードルカレー」譲り。
「特製薫り立つ後かけスパイス」

別添のスパイスは、辛味よりも香りが重視されており、うまくビーフの風味を引き立てているように感じました。インドカレー的なスパイスではなく、やはり欧風カレー的なものに感じました。カレーの味だけならどちらが「特上」かわかりませんでしたが、スパイスの香りまで含めると「特上」の方がワンランク上の味だと感じられました。
麺・具

麺は、湯戻し3分の中細で縮れのついた油揚げ麺。他のカップヌードルシリーズに比べてひとまわり太めのいつもの「カップヌードルカレー」の麺と同じに感じました。実際は原材料に多少の違いがあるので、まったく同じ麺というわけではないようです。とろみの強いスープを絡め取る太めの麺の構図は、「カップヌードルカレー」のDNAをしっかり引き継いでいました。
具は、謎肉、謎肉より粒の小さい豚肉ミンチ、皮付きポテト、ニンジン、ネギ。ポテトに皮が付いていること以外は通常「カップヌードルカレー」と大きな違いはなさそう。皮付きポテトも他の商品で使われているため、特別目新しいものでもありませんでした。
オススメ度(標準は3です)
- 日清食品 「特上 カップヌードル カレー」
「特上」というよりも、普段の玉ねぎの効いたカレースープとは種類が違う、ビーフとバターのコクを効かせた欧風カレーで、スパイスを重ねることでいつもより重厚感のある味わいとなっていました。「特上」というのとはちょっと違うとは思いますが、いつもの「カップヌードルカレー」とは別の魅力をきちんと打ち出せており、とてもおいしかったです。
ボトムズを「懐かしい~」とか言ってしまうとトシがバレる気がしますが、ダグラムの記憶はおぼろげですがボトムズは結構ハッキリ覚えています。カッコいいなぁ・・・いやそんなかっこよくはないけど懐かしいなぁ。