このページでは、日清食品のカップ麺、「日清のとんがらし麺 チーズヤンニョムチキン味」と「日清のとんがらし麺 うま辛キムチチーズ味」を食べてレビューしていきます。
「日清のとんがらし麺」の韓国味2品
今回のカップ麺は、日清食品の「日清のとんがらし麺 チーズヤンニョムチキン味」と「日清のとんがらし麺 うま辛キムチチーズ味」。前者が2023年2月27日に新発売、後者が2022年8月29日に再発売された、「日清のとんがらし麺」シリーズの商品です。どちらも韓国味ですね。

「とんがらし麺」は韓国風フレーバーが得意
「日清のとんがらし麺」は、「唐辛子練り込み麺」を特徴とする、激辛カップ麺の定番商品。激辛ブーム前夜の2000年から続くブランドなので、激辛カップ麺の草分け的存在と言っても良いのではないでしょうか。レギュラー商品の「うま辛海鮮チゲ」もそうですが、「キムチ」や「チゲ」など韓国風のフレーバーが多いのが特徴で、今回の2品もカンッこく味でよく使われる「チーズ」を用いた「ヤンニョムチキン」と「キムチ」の商品です。
基本的にレギュラー味の「うま辛海鮮チゲ」がおいしいので、他のフレーバーはよっぽどじゃないと手が伸びにくいのですが、今回はこの2品を食べていきたいと思います。

「日清のとんがらし麺」の「うま辛海鮮チゲ」と「うま辛トマト&チーズ味」を食べ比べ!
このページでは、日清食品のカップ麺、「日清のとんがらし麺 うま辛海鮮チゲ」と「日清のとんがらし麺 うま辛トマト&チーズ味」を食べてレビューしていきます。「日清のとんがらし麺」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、日清食品の「日清のとんがらし麺 うま辛海鮮チゲ」と「日清のとんがらし麺 うま辛トマト&チーズ味」。2021年9月6日にリニューアル&再発売された、「日清のとんがらし麺」シリーズの商品で...
内容物、価格、購入額など

左が「チーズヤンニョムチキン味」で右が「うま辛キムチチーズ味」。どちらも「辛さ調節パウダー」1袋入っています。パウダーを入れない状態なら「うま辛キムチチーズ味」が辛く、パウダーを全部入れると「チーズヤンニョムチキン味」の方が辛くなるようです。
品名 | チーズヤンニョムチキン味 うま辛キムチチーズ味 |
---|---|
メーカー | 日清食品 |
発売日 | チーズヤンニョムチキン味:2023年2月27日(月) うま辛キムチチーズ味:2022年8月29日(月) |
麺種別 | 油揚げ麺 |
かやく・スープ | 1袋(辛さ調節パウダー) |
定価 | 税別138円 |
取得価格 | 税別98円(イオン) |
栄養成分表・原材料
- 栄養成分表
栄養成分 | チーズヤンニョムチキン味 65g(めん50g) | うま辛キムチチーズ味 65g(めん50g) |
---|---|---|
エネルギー | 295kcal | 294kcal |
たんぱく質 | 6.8g | 6.6g |
脂質 | 12.3g | 12.8g |
炭水化物 | 39.2g | 38.0g |
食塩相当量 | 5.0g | 5.0g |
∟めん・かやく | ∟2.0g | ∟1.8g |
∟スープ | ∟3.0g | ∟3.2g |
ビタミンB1 | 0.14mg | 0.13mg |
ビタミンB2 | 0.20mg | 0.23mg |
カルシウム | 82mg | 88mg |
どちらも麺量は50gで少なめ。どちらも300kcalを切っており、比較的ヘルシーな商品となっています。
- 原材料
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、香辛料(唐辛子))、スープ(糖類、食塩、香辛料、クリーミングパウダー、豚脂、粉末みそ、プロセスチーズ、粉末しょうゆ、チキン調味料、酵母エキス、トマトパウダー、コチュジャン調味料)、かやく(味付肉そぼろ、卵、ごま、ねぎ、赤唐辛子)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、香料、増粘多糖類、かんすい、カラメル色素、炭酸Ca、酸味料、香辛料抽出物、カロチノイド色素、ベニコウジ色素、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、セルロース、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
・日清のとんがらし麺 うま辛キムチチーズ味
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、香辛料(唐辛子))、スープ(糖類、食塩、ポーク調味料、乳等を主要原料とする食品、香辛料、豚脂、はくさい調味料、プロセスチーズ、キムチパウダー、魚醤)、かやく(はくさいキムチ、卵、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、香料、かんすい、酸味料、炭酸Ca、カラメル色素、香辛料抽出物、増粘剤(キサンタンガム)、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、ベニコウジ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
「日清のとんがらし麺 チーズヤンニョムチキン味」食べてみた!
チキンのうまみにコチュジャンの甘みと辛みをほどよくきかせた "甘辛" スープに、チーズのまろやかなコクを加え、やみつきになる味わいに仕上げました。
コチュジャンの甘さはほどほど

チーズを加えコチュジャンベースの甘辛なスープに、辛さを調節できる唐辛子粉末、唐辛子練り込み麺と肉そぼろ、たまごなどの具が合わせられてます。コチュジャンを使った甘辛味ですが、韓国のインスタント食品ほどの甘辛味ではなく、特に甘さは控えめ程度。辛さは「辛さ調節パウダー」を一切入れない状態だとほとんど辛くありませんが、入れることで辛口~大辛程度にはなる印象でした。激辛レベルの極端な辛さではなく、辛さも甘さも日本人向けになっているようです。
以前のとんがらし麺はかなり辛かった時もありましたが、タテ型カップのみの展開になってからは、激辛で登場することはなくなってしまいました。辛さ調節機能含め、極端に辛いものが苦手じゃなければ食べられる味になっています。今回は、辛さももちろんですが、甘さももうちょっと思い切ってくれていたら、よりらしさが出て良かったように思います。
「日清のとんがらし麺 うま辛キムチチーズ味」食べてみた!
キムチの辛みとさわやかな酸味にチーズのまろやかなコクを加えた "うま辛スープ" に、アクセントとしてガーリックの風味をきかせました。
キムチ味よりチーズのコク

キムチの辛味や酸味と、チーズのまろやかさを組み合わせたキムチチーズスープ。「辛さ調節パウダー」を入れない状態だとピリ辛以下で、チーズのコクの方が勝っていますが、チーズもキムチもそれほど濃いわけではありません。先ほどの商品もそうですが、安価品なので、味、特にパンチ力にはあまり期待し過ぎない方が良さそう。
「辛さ調節パウダー」を加えると、辛口程度の辛さになります。先ほどの「チーズヤンニョムチキン味」ほど辛くはなりません。パウダーを見ると、唐辛子ではないものも入っており、辛さ一辺倒ではないことがわかります。同じ「とんがらし麺」のパウダーでも、2品では入っているものが違っていそうで面白かったです。
オススメ度(標準は3です)
- 日清食品 「日清のとんがらし麺 チーズヤンニョムチキン味」
- 日清食品 「日清のとんがらし麺 うま辛キムチチーズ味」
どちらもややパンチに欠ける印象でしたが、価格を考えると十分に辛く、味も熟れています。「チーズヤンニョムチキン味」は韓国製のインスタントのようにもっと甘かったり辛かったりしてもらいたかったですが、日本向けの食べやすい味にまとめられていました。おすすめはこの2品ではなく、レギュラー商品の「うま辛海鮮チゲ」ですね。
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