このページでは、セブンプレミアムのカップ麺、「最高に面倒で最高にうまいラーメン。すみれ 特濃芳醇みそ」を食べてレビューしていきます。



セブンプレミアム「最高に面倒で最高にうまいラーメン。すみれ 特濃芳醇みそ」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、セブンプレミアムの「最高に面倒で最高にうまいラーメン。すみれ 特濃芳醇みそ」。製造は日清食品。2023年2月6日に発売された、セブン恒例「すみれ」のカップ麺となっています。今回はいつもの「セブンプレミアムゴールド」のカップ麺よりさらに高額バージョンとなっています。



「最高に面倒で、最高にうまいラーメン。」に「すみれ」登場!


「すみれ」は、札幌みそラーメンの代名詞とも言える札幌で最も有名なラーメン店。セブン-イレブンのカップ麺としてもおなじみで、「すみれ」と「博多一風堂」のカップ麺は名店再現系の元祖とされています。長年発売され続け、現在は「セブンプレミアムゴールド」の定番商品として定着しています。

今回はその「すみれ」が、「最高に面倒で、最高にうまいラーメン。」の第2弾として登場。定価税別398円で、セブンプレミアムゴールドよりさらに高額なカップ麺となっています。にもかかわらず、札幌のイトーヨーカドーでは、市民一人に1個ずつ行き渡るのではないかというレベルで、店の至る所で大量に陳列されていました。私はすでにセブンで手に入れていましたが、集団心理に流されて危うくさらに買ってしまうところでした。ちなみに「最高に面倒で、最高にうまいラーメン。」の第1弾は、2022年7月発売の「最高に面倒で、最高にうまいラーメン。 家系豚骨醤油」でした。特に名店再現系というわけではありませんでしたが、「それなりに面倒で、高額なので高評価はできないけどしっかりうまいラーメン」でした。
【セブン】商品名のクセがすごいが・・・「最高に面倒で、最高にうまいラーメン。 家系豚骨醤油」を食べてみた!

【セブン】商品名のクセがすごいが・・・「最高に面倒で、最高にうまいラーメン。 家系豚骨醤油」を食べてみた!

このページでは、セブン-イレブンで発売された日清食品のカップ麺、「最高に面倒で、最高にうまいラーメン。 家系豚骨醤油」を食べてレビューしていきます。「最高に面倒で、最高にうまいラーメン。 家系豚骨醤油」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、日清食品の「最高に面倒で、最高にうまいラーメン。 家系豚骨醤油」。2022年7月26日発売の新商品ですが、情報がセブン-イレブンのサイトにしかないので、今の...



「最高に面倒で、最高にうまいラーメン。」の強み




「最高に面倒」な理由は、お湯を2度がけするためで、2度がけすることで熱々な温度をキープし、スープの雑味を抑える効果があると思われます。パッケージには、この商品の大きな特徴が4つ記されていて、「直火で炒めた野菜の旨み」「香り際立つ生姜」「コシのある中太麺」「スープを覆うたっぷりのラード」の4つとされています。麺については温度が影響しているし、野菜や生姜についてはは雑味を抑えていることが大きく影響しそうです。


内容物、価格、購入額など




別添袋は4つ。カップには麺のみ入っています。

品名最高に面倒で最高にうまいラーメン。すみれ 特濃芳醇みそ
メーカーセブンプレミアム(製造は日清食品)
発売日2023年2月4日(月)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ4袋(野菜と肉の旨味だし・特濃芳醇味噌スープ・コクと甘みの特製香味ラード・香り際立つおろし生姜)
定価税別398円
取得価格税別398円(セブン-イレブン)

栄養成分表、原材料


1食172g(めん90g)あたり
エネルギー699kcal
∟めん・かやく∟387kcal
∟スープ∟312kcal
たん白質15.3g
脂質36.0g
炭水化物81.2g
∟糖質∟75.5g
∟食物繊維∟5.7g
食塩相当量8.5g
∟めん・かやく∟4.1g
∟スープ∟4.4g
ビタミンB10.41mg
ビタミンB20.41mg
カルシウム203mg



セブンプレミアムゴールドの「すみれ」カップ麺より麺量が10g多く、カロリーや脂質、特に脂質の高さはさらに大きく上回っていました。数値上は大人と子供くらい違いますが、あっちだって本来なら巨大なカロリーなんですけどね。


最高に面倒な?作り方


湯切りまで




まずはいつもどおり、麺のみカップに入った状態で熱湯を注ぎます。



湯戻し時間は4分。その間に「特濃芳醇味噌スープ」と「特製香味ラード」をフタの上で温めます。4分後湯切り口を開けてお湯を捨てます。



湯切り後




湯切り後、「野菜と肉の旨味だし」を入れて再び熱湯を注ぎ、かき混ぜます。



「特濃芳醇味噌スープ」を入れてよくかき混ぜ、特製香味ラードをまわしがけし、おろし生姜をのせて完成。最高にめんどいとは思いませんが、それなりに面倒ではありますね。



「最高に面倒で最高にうまいラーメン。すみれ 特濃芳醇みそ」食べてみた!


「熱湯2度がけ」のひと手間により、最高にうまい「すみれ」のラーメンがご家庭でお召し上がりいただけます。たっぷりのラードでスープを覆った特濃みそスープに、コシのある中太縮れ麺が相性抜群です。


スープ




ニンニクやすりごま、生姜を効かせたとんこつベースのみそ味のスープは、玉ねぎやもやしなど炒めた野菜の風味が加わって、複雑かつ重厚。とんこつと味噌だけでもヘビー級なのに、かなり凄まじいスープとなっています。レギュラー品の「すみれ」に比べ、格段に複雑な味になっていて、それでいてみその塩気が刺さってこないのはお見事。これはすごいなぁと正直に思います。

ラード




スープ表面には「特製香味ラード」による大量のラードが浮き、お店レベルのラードの層を作り出しています。熱々スープなのに、ラードがスープのフタをすることで湯気が立ち上ってきません。「すみれ」の特徴をついにカップ麺で再現してきました。味の複雑さに加えてこのラードの層、スープは本当すごいですね。

熱々だけでなく、肉や野菜の炒め風味も付与されており、スープの厚みを増幅させていました。カップ麺史上最強のラードではないでしょうか。お見事として言いようがありません。

おろし生姜




別添の「おろし生姜」も、生タイプだけあって風味が強く、液体スープに入っていた生姜の風味をさらに立体的にしています。スープだけでも結構強かったんですけどね。これは溶かしきらずに表面に残しておいて、ちびちびいった方が良いと思います。






中太で縮れのついたノンフライ麺。「すみれ」の玉子麺を再現した真っ黄色な麺となっています。麺量は90gで、湯戻しで180gになるとのこと。正麺カップやラ王に比べると湯戻し前で15gほど多く、大盛サイズと言えるかと思います。

丸麺形状で厚みがあり、コシのが強くて麺密度が高くなっています。お湯2度がけはスープ温度を保つことで、厚みがあってコシの強い麺を戻すことが可能になったものと思われます。


オススメ度(標準は3です)


  • セブンプレミアム 「最高に面倒で最高にうまいラーメン。すみれ 特濃芳醇みそ」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
スープ、ラード、おろし生姜、そして麺と、入っているものについては完璧と言ってよいでしょう。「すみれ」カップ麺史上で最もお店に近づいたと思います。ただ、具がまったくないというのは気になるところで、チャーシューやもやし、メンマ、ネギなどが入っていない「"かけ"すみれ」でした。

第1弾の「家系ラーメン」には焼海苔しか入っていなかったし、先日のセブンプレミアムゴールドの冷食「とみ田」と「飯田商店」にも具は入っていませんでした。具を入れないことでコストを浮かせ、その分スープや麺に力を入れるからこそのおいしさなのはわかりますが、乾燥具で良いので入っていてほしかったですかね。おいしかったですが、高額商品のこの流れはちょっと寂しいようにも思いました。

こっちも具はほとんど入っていないのですが、あまり気にありません。辛魚粉が入っているのと、やはり価格が違うからでしょうか。


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