このページでは、寿がきや食品のカップ麺、「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」を食べてレビューしていきます。



「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、寿がきや食品の「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」。2023年1月30日にリニューアル発売された商品です。「麺処 井の庄」監修の「辛辛魚」カップ麺の2023年バージョン。今回で15回目を迎えました。



15回目の「辛辛魚」


麺処 井の庄」は、東京石神井公園に本店がある人気ラーメン店。お店も有名ですが、看板メニューの「辛辛魚」がカップ麺の影響もあって知名度が高く、セブンの「中本北極」と並ぶ激辛ラーメンの代名詞となっています。「辛辛魚」カップ麺は今回で15回目の登場で、その完成度の高さは誰もが知るところではないでしょうか。激辛だけど、売りは激辛だけではなく、超パンチのある魚介粉が大きな魅力となっています。

昨年2022年に発売された「辛辛魚」。まだ在庫が捌けるまで多くの店頭に並んでいる商品でもあります。
激辛の殿堂が14回目の登場!「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」を実食レビュー!

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このページでは、寿がきや食品のカップ麺、「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」を食べてレビューしていきます。「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、寿がきや食品の「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」。昨年まで製造は加ト吉水産でしたが、寿がきや食品が加ト吉水産工場を取得し、今回から寿がきや本体の製造となっています。2022年1月31日にコンビニ先行で発売された新商品で...



2022年版と2023年版の見分け方




2022年版は通年販売されていたため、今回の2023年版の発売に際し、もともと在庫のあったお店では在庫が捌けるまでは2023年版は売られていません。スーパーやドラッグストアよりも、コンビニの方が2023年版が並んでいる場合が多そうです。2022年版と2023年版はパッケージデザインがほぼ同じなのですが、2022年版にはフタの左上に「2022」と書かれています。2023年版には書かれていません。

パッケージデザインがほぼ同じなので、中身が同じなのかと思いきや、「特製辛魚粉の配合を見直し、かつお節がスープの香りをより引き立たせる一杯に仕上げ」たという変化があるとのこと。果たしてその変化は読み取れるのでしょうか。

業務用だそうで。これすら瞬間的に消すマジックを発動できる自信があります。


内容物、価格、購入額など




別添袋は3つ。カップには麺のみ入っています。「後入れ粉末スープ」のみ外装が昨年から変化しています。



先入れの「かやく入スープの素」をカップの上に開けた状態。ピンクの粉末とネギが入っています。粉末は昨年と同じっぽく見えますが、よく見ると麺の形状も昨年と違うような・・・。

品名麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん
メーカー寿がきや食品
発売日2023年1月30日(月)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ3袋(液体スープ・後入れ粉末スープ・かやく入スープの素)
定価税別280円
取得価格税込302円(ファミリーマート)

栄養成分表


1食136g(めん75g)あたり
エネルギー483kcal
∟めん・かやく∟312kcal
∟スープ∟171kcal
たん白質14.6g
脂質17.7g
炭水化物66.4g
食塩相当量6.9g
∟めん・かやく∟2.3g
∟スープ∟4.6g
カルシウム299mg

めん(小麦粉(国内製造)、小麦全粒粉、食塩、小麦たん白、植物油脂、大豆食物繊維、たん白加水分解物)、スープ(しょうゆ、ポークエキス、動物油脂、唐辛子、糖類、香味油、粉末かつお節、たん白加水分解物、チキンエキス、ポーク調味油、しょうゆ調味料、デキストリン、食塩、ポークパウダー、ガーリックペースト)、かやく(ねぎ)/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工デンプン、増粘多糖類)、着色料(カラメル、クチナシ、パプリカ色素)、炭酸カルシウム、かんすい、乳化剤、香辛料抽出物、酸化防止剤(V.E)、香料、(一部に卵・小麦・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

2022年版と比較すると、内容量と麺量は同じ、栄養成分の違いは軽微にとどまり、原材料にいたってはまったく同じでした。パッケージもほぼ同じだし、変化はあまり期待できなそう。果たして。


スープ


スープは「旨味あふれる豚骨ベースに、特製ラー油をたっぷり加えた濃厚辛口豚骨醤油スープ」で、「唐辛子と鰹荒粉を配合した、後入れ特製辛魚粉付」とのこと。



辛魚粉の変化が実感できるスープ


  • とんこつしょうゆ味と特製ラー油
とんこつしょうゆ味のスープに特製ラー油で辛味を加え、別添の「後入れ粉末スープ」に入った辛魚粉によって強い辛味と魚介の風味を加えています。とんこつしょうゆのベースは太く、それでも辛味や魚介には勝てませんが、屋台骨としてスープを支えています。

15年前の発売当初は他の追随を許さないレベルの激辛でしたが、現在ではペヤングなどさらに辛い商品も存在しています。それでもまだ今でも辛さは十分に激辛クラスで、その辛さの中心は液体スープに入っている特製ラー油です。別添の辛魚粉を入れなくてもかなり辛いですね。

「かやく入り粉末スープ」に入っているネギが、今回の唯一の具です。以前、初期にはチャーシューが入っていたこともありましたが、ここ最近はずっとネギのとなっています。



  • 辛魚粉の変化


辛魚粉は、唐辛子粉末とかつお節粉の混合したもの。今回のリニューアルで「かつお節がスープの香りをより引き立たせる」とのことですが、辛魚粉を投入したスープの表面が前回より明らかに赤味が減り、味わってみても唐辛子の辛さより鰹節の風味が前に出てきました。食べ比べると特によく分かる変化でした。

辛さは多少減ったものの、魚介が増したスープは辛味とのバランスが向上したのではないでしょうか。とんこつしょうゆ味も以前よりよく分かるようになりました。



麺は「全粒粉を配合した、コシと弾力のあるノンフライ太めん」とのこと。



全粒粉入りで縮れの強いノンフライ麺


中太で丸麺形状の縮れノンフライ麺です。全粒粉が5%練り込まれているとのこと。昨年はやや幅広の角麺形状だったので、今回だいぶ大きな変化がありました。一時期、丸麺形状だったこともあったので、麺の形状は行ったり来たりしています。個人的には今回の丸麺形状の方が好きです。

全粒粉の効果か、麺からはほのかに甘みが感じられ、これだけ主張の強いスープの中でも甘みがきちんと感じられました。アトウ的に麺よりスープが勝ったバランスではあるものの、麺もそれなりに主張ができていました。


オススメ度(標準は3です)


  • 寿がきや食品 「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」
★★★★★★★☆☆☆(7)
15回目の登場となる「辛辛魚」でしたが、公式にアナウンスされていた辛魚粉の変化はしっかり感じ取れ、辛さが弱くなり魚介が増し、辛味、魚介、とんこつしょうゆのバランスが良くなりました。スープ表面の赤味もちょっと弱くなっています。辛味が多少弱まった感があるので賛否あると思いますが、個人的には以前よりおいしくなったと感じました。

タバスコと同じつもりでパッパ振りかけると大変な惨事になるやつです。


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