このページでは、日清食品のカップ麺、「日清ラ王 濃香トリュフ醤油」を食べてレビューしていきます。



「日清ラ王 濃香トリュフ醤油」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、日清食品の「日清ラ王 濃香トリュフ醤油」。2023年1月2日発売の、「日清ラ王」シリーズの新商品ですラ王30周年限定商品として登場した、黒トリュフを使った定価税別500円もする商品となっています。



黒トリュフを使った「日清ラ王」発売30周年限定品


「日清ラ王」は、2022年9月に発売30周年を迎えたロングセラーシリーズ。そもそもは生タイプ麺からスタートし、ノンフライ麺に方向転換したのは2010年。個人的には、生タイプ麺の伸びたような食感があまり好みではなかったので、ノンフライ麺への転換はうれしかったと記憶しています。現在は東洋水産の「正麺」と、カップ麺と袋麺両方でバチバチやりあっていますよね。

今回の商品は、ラ王30周年限定商品で、世界三大珍味のひとつである高級食材の黒トリュフを使用。定価税別500円という思い切った価格設定となっています。通常のラ王ならほぼ2個買えてしまいます。黒トリュフだけではなく、「名古屋コーチン」や「杉樽仕込み湯浅醤油」を使用しており、少々高いのも納得?といったところでしょうか。いや、やっぱ高いですよね。相当ハードルが高くなっています。

2022年9月には、「日清ラ王」30周年記念商品として「濃厚担々」と「台湾まぜそば」が出ていました。
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内容物、価格、購入額など




別添袋は3つ。カップには麺のみ入っています。何と言っても別添袋3つのうち2つに「トリュフ」と書かれています。

品名日清ラ王 濃香トリュフ醤油
メーカー日清食品
発売日2023年1月2日(月)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ4袋(特製醤油スープ・特製トリュフオイル・特製トリュフペースト)
定価税別500円
取得価格税込540円(ファミリーマート)

栄養成分表、原材料


1食121g(めん70g)あたり
エネルギー481kcal
∟めん・かやく∟301kcal
∟スープ∟180kcal
たん白質11.4g
脂質22.6g
炭水化物58.0g
食塩相当量6.4g
∟めん・かやく∟2.1g
∟スープ∟4.3g
ビタミンB10.22mg
ビタミンB20.35mg
カルシウム159mg

めん(小麦粉(国内製造)、食塩、大豆食物繊維、卵粉、植物油脂、チキン調味料、植物性たん白)、スープ(しょうゆ、鶏脂、トリュフ調味油、チキンエキス、植物油脂、きのこ調味料、マッシュルームペースト、糖類、魚介エキス、しいたけ粉末、ポークエキス、食塩、こんぶ粉末、しいたけエキス、香辛料、魚介調味料)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、乳化剤、かんすい、カラメル色素、香料、酒精、リン酸Ca、増粘剤(加工でん粉、キサンタンガム)、焼成Ca、酸化防止剤(ビタミンE)、マリーゴールド色素、クチナシ色素、フラボノイド色素、シリコーン、パプリカ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

黒トリュフは製品中の0.2%だけ入っているそうですが、「トリュフ調味料」が原材料の上位にきており、油分も多そうです。


スープ


スープは「杉樽で熟成させた湯浅醤油をベースに、名古屋コーチンのエキスを加えた香り高い醤油スープ」で「コク深く上品な味わい」、「黒トリュフの芳醇な香りと旨みをきかせた『特製トリュフペースト』と『特製トリュフオイル』」が別添とのこと。



トリュフが香る鶏ガラしょうゆ味のスープ


  • 杉樽仕込みの湯浅醤油使用
鶏ガラベースのしょうゆ味のスープ。杉樽仕込みの湯浅醤油使用とのこと。湯浅醤油とは、和歌山県湯浅町の名産しょうゆで、湯浅町はしょうゆ発祥の地とも言われています。和歌山ラーメンの濃いしょうゆ味は湯浅醤油使用のものが多く、ラーメンで使われるしょうゆとしても有名です。木樽での醸造は手がかかるため、天然醸造されたしょうゆは高級です。お酒もそうですよね。

香り高くキレのあるしょうゆ味で、その割には塩気は香りほど強いわけではなく、しょうゆの良さがしっかり前面に出ています。正直私オサーンにはしょうゆの良し悪しを判別する舌はありませんが、香りが強いのに飲みやすいスープなのは間違いありません。また、名古屋コーチンがチキンエキス中の12.4%配合されており、鶏の旨みもガッツリと感じられました。



  • 特製トリュフオイル


別添の「特製トリュフオイル」は、トリュフの香りがつけられた鶏油主体の油脂です。鶏油の黄色味が特徴的で、しょうゆ味のスープに浮かせることで金色に輝きます。高級感ありますね。ガツンとくるようなトリュフの香りではありませんが、トリュフと鶏油がしっかり香っており、スープとオイルで今回のスープはほぼ完結する印象。

トリュフのアクセントはありますが、基本的にはキレのあるしょうゆと鶏ガラ、鶏油の上品なスープでした。


  • 特製トリュフペースト


この黒いのが特製トリュフペースト。私の食生活だと江戸むらさき的なやつを思い浮かべますが、和にはない風味が鼻に抜けていきます。なかなかトリュフの風味って形容できないですよね。食べ慣れていればいいのですが、私なんかはラーメンのスープ以外だと結婚式の料理で何度かお目にかかったくらいしかありません。三大珍味の中でも最も縁遠いです。

いや、そんな言い方すると他2つには縁があるみたいな言い方ですが、もちろんさほど縁があるわけではありません。どちらもごはんに合うとは思っています。

ペーストもガツンと強く香るわけではなく、名古屋コーチンや湯浅醤油を活かし活かされつつのバランスとなっています。パッケージではトリュフが主役ですが、どちらかというと鶏油を浮かせた鶏ガラしょうゆ味のスープにトリュフが香りの彩りを添えている脇役的な印象でした。



麺は「スープとよく絡むノンフライ中細ストレート麺」で、「"まるで、生めん。" のようなしなやかな食感と、すすり心地の良さが特長」とのこと。



硬めながら歯切れのよい中細ノンフライ麺


湯戻し時間5分の、中細ストレートのノンフライ麺です。細い割にかためで中身が詰まった食感で、これまでのラ王でも食べたことない食感のように思います。それでいて弾力よりも歯切れの良さが感じられます。

繊細なスープに対し、麺は太さで主張しないためスープを引き立てていますが、コシの強さと程よい甘みで麺も控えめに主張しており、美味しい麺だときちんと感じられる存在感でした。


オススメ度(標準は3です)


  • 日清食品 「日清ラ王 濃香トリュフ醤油」
★★★☆☆☆☆☆☆☆(3)
すごくおいしかったです。文句なくこれまでのラ王の中でも最高クラスにおいしいです。ただ、定価500円だと考えると、話のネタにできることも踏まえて価格とトントンかなくらいが精一杯でした。トリュフが入っている上にしょうゆや鶏にもこだわった商品なので、高額になるのも理解できるのですが、やはりさすがに高いです。いつもと同じくらいの価格でこの味だったら、★7はつけたと思います。

三大珍味なんて高望みはしません。ちょっと贅沢だけどおいしそうです。


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