このページでは、サンヨー食品のカップ麺、「背徳のあげ玉 ニンニク豚骨醤油ラーメン」と「背徳のあげ玉 肉だしうどん」を食べてレビューしていきます。
「背徳のあげ玉」2品を食べ比べ
今回のカップ麺は、サンヨー食品の「背徳のあげ玉 ニンニク豚骨醤油ラーメン」と「背徳のあげ玉 肉だしうどん」。2022年11月28日発売の新商品です。「背徳のあげ玉」というかなりセンセーショナルな2商品が登場しました。

「あげ玉特盛」の「背徳のあげ玉」2品
「あげ玉特盛」という触れ込みの「背徳のあげ玉」商品が初登場。「悪魔の贈り物」とも書かれています。以前、ローソンから「悪魔のおにぎり」という揚げ玉を使った商品が出ており、揚げ玉や天かすを使った「悪魔めし」や「背徳のふりかけ」といったふりかけ商品も他社から出ており、どうやら揚げ玉を使うと「悪魔」とか「背徳」という言葉を使う傾向にあるようですね。
内容物、価格、購入額など

左が「ラーメン」で右が「うどん」。どちらも揚げ玉がすごいことになっていますね。どうやら看板に偽りなしです。
品名 | 背徳のあげ玉 ニンニク豚骨醤油ラーメン 背徳のあげ玉 肉だしうどん |
---|---|
メーカー | サンヨー食品 |
発売日 | 2022年9月28日(月) |
麺種別 | 油揚げ麺 |
かやく・スープ | なし |
定価 | 税別214円 |
取得価格 | 税別118円(ドン・キホーテ) |
栄養成分表・原材料
- 栄養成分表
栄養成分 | ニンニク豚骨醤油ラーメン 81g(めん50g) | 肉だしうどん 75g(めん50g) |
---|---|---|
エネルギー | 357kcal | 338kcal |
∟めん・かやく | ∟295kcal | ∟293kcal |
∟スープ | ∟62kcal | ∟45kcal |
たんぱく質 | 6.7g | 5.6g |
脂質 | 13.4g | 14.6g |
炭水化物 | 52.4g | 46.1g |
食塩相当量 | 5.4g | 4.6g |
∟めん・かやく | ∟2.4g | ∟2.0g |
∟スープ | ∟3.0g | ∟2.6g |
ビタミンB1 | 0.34mg | 0.70mg |
ビタミンB2 | 0.33mg | 0.31mg |
カルシウム | 114mg | -mg |
どちらも麺量50gで、この価格のいつものサンヨー食品のタテ型カップと同様少ないです。
- 原材料
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、ポーク調味料、大豆食物繊維)、かやく(味付揚げ玉、鶏・豚味付肉そぼろ、ねぎ)、スープ(糖類、食塩、ポークエキス、香辛料、にんにく調味料、クリーミングパウダー、しょうゆ、酵母エキス、たん白加水分解物、チキン調味料、植物油脂)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、香料、炭酸カルシウム、増粘多糖類、微粒二酸化ケイ素、カラメル色素、かんすい、乳化剤、クチナシ色素、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
・背徳のあげ玉 肉だしうどん
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、植物性たん白)、かやく(味付揚げ玉、わかめ、ねぎ)、スープ(糖類、食塩、ビーフ調味料、かつお調味料、しょうゆ、こんぶエキス、ポーク調味料、酵母エキス、ポークエキス、香辛料、たん白加水分解物、ゼラチン、植物油脂)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、増粘剤(増粘多糖類、アルギン酸ナトリウム)、リン酸塩(Na)、レシチン、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、微粒二酸化ケイ素、甘味料(カンゾウ)、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・乳成分・牛肉・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン・魚醤(魚介類)を含む)
サンヨー食品のこの価格帯のタテ型カップ麺は、麺量が50gと他社に比べて少ないことに加え、傾向として具もあまり充実していないのですが、今回は原材料の並びで「スープ」より「かやく」が前に来ており、いつもとは違うようです。
「背徳のあげ玉 ニンニク豚骨醤油ラーメン」食べてみた!
特製あげ玉のコッテリとした味わいがやみつきになる「背徳の一杯」、ニンニクがきいた豚骨醤油味ラーメンです。
もっちりとしたボリューム感のある太めんに仕上げました。
ポークのうまみをベースに、キレのある醤油を加え、ニンニクの風味をきかせた豚骨醤油味スープに仕上げました。
具材は特盛のあげ玉、肉そぼろ、ねぎの組み合わせです。
二郎系の背脂代用の域を超えた大量揚げ玉

ニンニクを効かせたとんこつしょうゆ味のスープで、二郎系を意識したスープと思われます。パッケージの黄と黒からも現れていますよね。そして主役の揚げ玉は二郎系の背脂の代わりの存在。過去にもカップ麺やレンジ麺で二郎系の背脂を揚げ玉に置き換えた商品がいくつかあり、決して目新しい揚げ玉の使い方という訳ではありません。
でもこれまでとは量が違います。違いすぎます。二郎系を装っていますが、実際のところ二郎系らしさなど全部ぶっ飛ぶ大量の揚げ玉で、まるで袋の揚げ玉を間違って全部入れてしまったようなクレイジーぶり。揚げ玉によって他の味が全部目立たなくなっていますが、むしろそれで良しではないでしょうか。ジャンキーで素晴らしいです。
「背徳のあげ玉 肉だしうどん」食べてみた!
特製あげ玉のコッテリとした味わいがやみつきになる「背徳の一杯」、肉だしうどんです。
もっちりとした食感のうどんです。表面につるみがあり、なめらかな太めんに仕上げました。
ビーフのうまみをベースに、キレのある醤油を加え、一味唐辛子の辛みをアクセントにしたうどんつゆに仕上げました。
具材は特盛のあおさ入りあげ玉、わかめ、ねぎの組み合わせです。
あおさ入りの揚げ玉とわかめの迫力!

牛ベースのしょうゆ味という比較的珍しいタイプのうどんつゆで、七味のピリっとした辛さが味を引き締めています・・・が、こちらもそんなことすべて吹っ飛ばすレベルの大量の揚げ玉。こちらはあおさ入りの揚げ玉で、あおさの香ばしさがアクセントになっています。
こちらも負けずにすごい迫力ですが、揚げ玉の他にわかめも結構たくさん入っており、揚げ玉一辺倒ではない磯風味が感じられておいしかったです。私オサーンははなまるうどんとかに行くと調子に乗って揚げ玉を大量にかけるのがすごく好きなのですが、その気分を味わえる一杯と言えるかもしれません。
オススメ度(標準は3です)
- サンヨー食品 「背徳のあげ玉 ニンニク豚骨醤油ラーメン」
- サンヨー食品 「背徳のあげ玉 肉だしうどん」
この価格帯のサンヨー食品タテ型カップ麺は、麺や具が少なくて他社に比べると安っぽいので、正直あまり期待しないで食べることが多いのですが、今回は素晴らしかったです。とは言ってもどちらも揚げ玉のゴリ押しなのですが、大きな満足感が得られました。個人的には「肉だしうどん」がやや上位でしたが、どちらでも好きな方で良いと思います。今回は安価商品でしたが、これ250円前後のタテ型カップでやるともっと色々できていっそうクレイジーさが際立つ感じがするので、ぜひやってもらいたいです。
先日、近鉄80000系ひのとりに乗る夢は最近無事かなったので、今度はこれに乗りに新大阪か博多に行きたいですね。後から思い返してみると、「のぞみ」として東京-博多間を走っていた時には過去に何度か乗ったことがあるはずなのですが、当時はあまり興味がなかったんですよね。