このページでは、イオンPB「トップバリュ」のカップ麺、「豚&鶏のコク Wの旨み コクとキレの醤油ヌードル」、「豚&鶏のコク 魚介の旨み 白湯シーフードヌードル」、「フライドオニオンの旨み スパイシーカレーヌードル」の3品を食べてレビューしていきます。



「トップバリュベストプライス」の3商品!


今回のカップ麺は、イオングループPB「トップバリュベストプライス」の「豚&鶏のコク Wの旨み コクとキレの醤油ヌードル」、「豚&鶏のコク 魚介の旨み 白湯シーフードヌードル」、「フライドオニオンの旨み スパイシーカレーヌードル」の3品。トップバリュの中でも安価が売りのシリーズから登場したタテ型カップ麺3商品となっています。



「トップバリュベストプライス」のサンバルカン!


今回レビューする3商品は、イオングループPBのトップバリュの中でも、特に安価なトップバリュベストプライスから登場した3商品。製造は東日本明星なので、明星食品、もしくは日清食品企画の商品と思われます。3商品いずれもタテ型カップながら60g以上の麺量が入っていて価格は税別98円と、このご時世の中でもかなりコスパの良い商品となっています。

このカップの色の並びを見て、「太陽がもしもなかったら」とか「イーグル・シャーク・パンサー」とか「俺たちの魂も燃えている」とか口ずさんだ人は、間違いなく私と同世代です。おめでとうございます。いや私は当時幼すぎて、歌しかおぼえていないんですけどね。なので私より上の世代かもしれません。5人編成が基本だった戦隊モノにおいて、3人編成というのはかなりインパクトが大きかったです。レッドカラーの「バルイーグル」と、次作「ゴーグルファイブ」の「ゴーグルレッド」は抜群にカッコ良かったです。

「旨み」が強調されたサンバルカンカラーの3品、果たしてどんな商品なのでしょうか。



内容物、価格、購入額など




上が「醤油」、左が「シーフード」、右が「カレー」。なるほど、これはどうやら「カップヌードル」シリーズのジェネリックのようです。本家もジェネリックも日清食品グループの商品なので、公式ジェネリックということになりますね。「ペヤング」と「ペヨング」にちょっと似ている関係かもしれません。

品名豚&鶏のコク Wの旨み コクとキレの醤油ヌードル
豚&鶏のコク 魚介の旨み 白湯シーフードヌードル
フライドオニオンの旨み スパイシーカレーヌードル
メーカートップバリュベストプライス(製造は東日本明星)
発売日不明
麺種別油揚げ麺
かやく・スープなし
定価税別98円
取得価格税別98円(イオン)

栄養成分表・原材料


  • 栄養成分表
栄養成分醤油
78g(めん65g)
シーフード
75g(めん60g)
カレー
87g(めん64g)
エネルギー356kcal332kcal401kcal
∟めん・かやく∟343kcal∟307kcal∟323kcal
∟スープ∟13kcal∟25kcal∟78kcal
たんぱく質9.4g9.1g7.8g
脂質15.3g12.8g17.3g
炭水化物46.2g46.0g54.6g
∟糖質∟44.3g∟44.2g∟52.5g
∟食物繊維∟1.9g∟1.8g∟2.1g
食塩相当量4.3g4.2g4.3g
∟めん・かやく∟2.4g∟1.9g∟2.5g
∟スープ∟1.9g∟2.3g∟1.8g
ビタミンB10.20mg0.18mg0.36mg
ビタミンB20.20mg0.19mg0.55mg
カルシウム100mg95mg102mg

いずれの商品も価格の割にしっかり量入っているところが素晴らしいですね。内容量はカップヌードルのそれぞれのフレーバーと完全に一致しています。やはり公式ジェネリック、芸が細かいですね。カレーだけ麺量が本家を上回っており、他2品は本家と同じ量。


  • 原材料
・豚&鶏のコク Wの旨み コクとキレの醤油ヌードル


・豚&鶏のコク 魚介の旨み 白湯シーフードヌードル


・フライドオニオンの旨み スパイシーカレーヌードル


内容量は3品それぞれカップヌードルシリーズとまったく同じでしたが、さすがに原材料まで同じという訳にはいかないようで、3品ともカップヌードルとはまったく異なっていました。



「豚&鶏のコク Wの旨み コクとキレの醤油ヌードル」食べてみた!




ポークとチキンのうまみに胡椒をきかせたしょうゆ味のスープです。


スパイスを効かせたしょうゆ味のスープに、ダイス肉、たまご、エビなどを合わせた、ノーマルカップヌードルをインスパイアした商品となっています。



カップヌードルの代用になりうる!




しょうゆ味のスープは、スパイスを効かせた本家カップヌードルの再現性が高そう。謎肉ほど豚の旨みがスープに染み出ていないのが違うところですが、それでもスープ、そして多少少ないとは言え具にもボリュームがあり、価格を考えればカップヌードルの代用に十分なりうると感じました。

麺はカップヌードルと細さや形状は近いですが、スープの吸い込みが弱く、麺とスープが渾然一体化するような感じではありません。言い方を変えれば、カップヌードルほど伸びやすいわけではないので、このあたりは好みの問題でしょうか。



「豚&鶏のコク 魚介の旨み 白湯シーフードヌードル」食べてみた!




海鮮の旨みがきいた白湯系シーフード味のスープです。


ちゃんぽん調のシーフード味のスープに、ヌードルタイプの縮れのついた中細麺と、イカ、かにカマ、たまご、キャベツなどが合わせられています。



スープの再現性は高くない




シーフード味のスープは、本家カップヌードルシーフードに比べるとだいぶ厚みに欠ける印象で、系統は同じでも、ふわっとした香りとあとから来る旨みの連鎖が印象的なあの味はあまり再現性できていません。他社製品でももうちょっと上手にシーフードヌードルの味を再現できているものもあるので、このあたりはコストの影響が大きそう。

スープの再現性はそれほど高くないですが、麺量や具のボリュームはカップヌードルシーフードに近いものがあり、ある程度割り切りが必要ですが、価格を考えればこちらの選択肢もありそう。「醤油」ほど買いではないように感じました。



「フライドオニオンの旨み スパイシーカレーヌードル」食べてみた!




玉ねぎのうまみにスパイスをきかせたカレー味のスープです。


玉ねぎの入ったとろみのついたカレー味のスープに、少し太めの油揚げ麺と、ダイス肉、フライドポテト、ニンジンなどが合わせられています。



たしかに玉ねぎが目立つ!




カレー味のスープはとろみこそ強いものの、カップヌードルカレーと比べると肉の旨みに乏しい上、商品名にある「スパイシー」という部分もあまり存在を感じません。全体的に本家より味薄めですが、それゆえに、本家にも入っているきざみ玉ねぎが本形状に目立っており、これがなかなか良い味を作り出しています。本家とはちょっと違うものの、こちらも十分な魅力を放っています。

とろみのついたスープに絡む麺も魅力のひとつで、吸い込みはよくないものの、よく絡んで渾然一体化します。ヘビー級の重量感はよく再現できていました。具のフライドポテトも目立っていて、溶け出してカレースープと合わさると、よりどろどろした食感が楽しめました。


オススメ度(標準は3です)


  • トップバリュベストプライス 「豚&鶏のコク Wの旨み コクとキレの醤油ヌードル」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
  • トップバリュベストプライス 「豚&鶏のコク 魚介の旨み 白湯シーフードヌードル」
★★★☆☆☆☆☆☆☆(3)
  • トップバリュベストプライス 「フライドオニオンの旨み スパイシーカレーヌードル」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)

3品とも安価で量も十分でコスパ抜群なので、無理して優劣をつけることもなく全部買うとか好きな味を買うで良い気もしますが、敢えて優劣をつけるならば、醤油>カレー>シーフードでした。価格差を考えれば、私なら醤油は確実にこちらを買うし、カレーも半々でこちらを買いかと思います。シーフードについては本家が偉大なので、私ならこちらは買わないと思います。

しばらく新作は出ないのでしょうか。


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