このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 赤い天ぷらそば」と「マルちゃん 緑の天ぷらうどん」を食べ比べてレビューしていきます。



「マルちゃん 赤い天ぷらそば」と「マルちゃん 緑の天ぷらうどん」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 赤い天ぷらそば」と「マルちゃん 緑の天ぷらうどん」。2022年11月7日発売の、「赤いきつねと緑のたぬき」シリーズの新商品です。いつもの赤と緑と思いきや、どちらも天ぷら!しかも赤がおそばで緑がうどんのあべこべ!あべこべってものすごく久々に使った気がします。



「紅生姜天ぷら」と「あおさ天ぷら」入り


今回の2品は、赤い「紅生姜入り小えび天ぷら」と緑の「あおさ天ぷら」が入った商品です。赤がおそば、緑がうどんで、いつもの「赤いきつねと緑のたぬき」とはテレコの組み合わせとなっています。

紅生姜天の商品は、2022年1月にライバルの「どん兵衛」シリーズから「日清のどん兵衛 赤鬼紅生姜天そば」が出ており、今回の商品の発売ににつながる直接のきっかけになった可能性がありますよね。

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「どん兵衛」の方は2年前と3年前に出て注目を集めた「ニュータッチ 名代富士そば 紅生姜天そば」が視界にあった可能性があります。真相はわかりませんが。

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内容物、価格、購入額など




左が「赤い天ぷらそば」で右が「緑の天ぷらうどん」。どちらも別添袋は1つ。カップには麺の他にそれぞれ赤い天ぷら、緑の天ぷらが入っています。他にはどちらもかまぼこ2枚、「緑の天ぷらうどん」にはさらにあおさの揚げ玉が入っていました。



どちらも「粉末スープ」が先入れ。「緑の天ぷらうどん」には粉末の中にわかめも入っており、揚げ玉含めてずいぶん至れり尽くせりですね。赤い天ぷらは狂気ですが、緑の天ぷらは「そうだ京都、行こう」とかJR東海みたいなことを言ってしまいそうな雰囲気があります。お抹茶の香りがする和菓子的な。

品名マルちゃん 赤い天ぷらそば
マルちゃん 緑の天ぷらうどん
メーカー東洋水産
発売日2022年11月7日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ1袋(粉末スープ)
定価税別214円
取得価格税別108円(イオン)

栄養成分表・原材料


  • 栄養成分表
栄養成分赤い天ぷらそば
88g(めん63g)
緑の天ぷらうどん
91g(めん66g)
エネルギー422kcal445kcal
∟めん・かやく∟386kcal∟410kcal
∟スープ∟36kcal∟35kcal
たんぱく質9.9g6.4g
脂質21.6g24.5g
炭水化物46.9g49.6g
食塩相当量4.5g3.9g
∟めん・かやく∟1.3g∟1.6g
∟スープ∟3.2g∟2.3g
ビタミンB10.32mg0.27mg
ビタミンB20.25mg0.27mg
カルシウム132mg146mg

「赤い天ぷらそば」より緑の天ぷらうどん」のカロリーが高いですが、食塩相当量は「赤い天ぷらそば」が高い数値です。

  • 原材料
・マルちゃん 赤い天ぷらそば

油揚げめん(小麦粉(国内製造)、そば粉、植物油脂、植物性たん白、食塩、とろろ芋、卵白)、かやく(紅生姜入り小えびてんぷら、かまぼこ)、添付調味料(砂糖、食塩、しょうゆ、粉末かつおぶし、たん白加水分解物、ねぎ、香辛料、香味油脂)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、リン酸塩(Na)、カラメル色素、増粘多糖類、レシチン、酸化防止剤(ビタミンE)、ベニコウジ色素、クチナシ色素、酸味料、香料、アカダイコン色素、ビタミンB2、ビタミンB1、カロチン色素、香辛料抽出物、(一部にえび・小麦・そば・卵・乳成分・大豆・豚肉・やまいも・ゼラチンを含む)


・マルちゃん 緑の天ぷらうどん

油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、植物性たん白、乾燥酵母、卵白)、かやく(あおさてんぷら、あおさ揚玉、かまぼこ)、添付調味料(食塩、しょうゆ、砂糖、粉末かつおぶし、粉末こんぶ、わかめ、粉末煮干し、たん白加水分解物、ねぎ、香辛料、植物油)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、リン酸塩(Na)、炭酸カルシウム、カラメル色素、レシチン、増粘多糖類、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、ベニコウジ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、カロチン色素、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・大豆・ゼラチンを含む)




マルちゃん 赤い天ぷらそば


かつお節のだしに醤油と砂糖でバランスよく仕上げたつゆに、紅生姜入りの小えび天ぷらが特長の天ぷらそば。


「緑のたぬき」より甘くてしょうゆが薄いつゆ




「緑のたぬき」のつゆに比べると、しょうゆの効きがおとなしくてちょっと甘めに感じられるつゆです。だしはかつおだしが中心。以前の紅生姜天が使われていた「富士そば」カップ麺や「どん兵衛」はしょうゆやかつおが力強かったのに比べると、今回はつゆの味がおとなしくて、主役の紅生姜天を立てているように感じました。

紅生姜入り小えび天ぷら




真っ赤な紅生姜入り小えび天ぷらは、富士そばやどん兵衛の紅生姜天に比べると紅生姜のパンチは弱いですが、小えび天として、そして先入れでつゆに浸してもサクサクが残る自然な食感はピカイチ。ヘビー級の「富士そば」やサクサク軽い「どん兵衛」とは異なる魅力がありました。



マルちゃん 緑の天ぷらうどん


かつお、昆布、煮干しのだしをベースにしたつゆに、あおさ天ぷらを合わせた、磯風味の天ぷらうどん。


昆布が太いつゆ




昆布やかつおを効かせた和風だしの関西風のつゆですが、「赤いきつね」以上に昆布が太いように感じました。「赤いきつね」がある程度お揚げの味を立ているのに比べると、今回はあおさ天ぷらよりもつゆ自らが前に立つだしの濃さ。私オサーンなんかは味覚がバカになって、いつもの赤いきつねの味では物足りない時があるので、今回の昆布の旨みが厚いつゆは好印象でした。

あおさ天ぷら




あおさ天ぷらは、緑が濃くてまるで抹茶が入っているかのような色味。春によく出てくる抹茶のお菓子みたいな感じですが、味は至って天ぷら。そのまま食べるのあおさの磯風味が感じられる一方で、つゆに浸して食べるとあおさがあまり目立っていませんでした。味よりも色味とか和の雰囲気を楽しむものと思えば満足できました。

大きな天ぷらだけではなく、あおさの揚げ玉やわかめまで入っていて、物量作戦で攻めてきているのはとても良かったです。


オススメ度(標準は3です)


  • 東洋水産 「マルちゃん 赤い天ぷらそば」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
  • 東洋水産 「マルちゃん 緑の天ぷらうどん」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)

天ぷらだけなら紅生姜入り小えび天の方がインパクトがあっておいしかったですが、つゆのおいしさは「緑の天ぷらうどん」に軍配をあげたいです。どちらも視覚で楽しめる商品で、味だけではない付加価値があり、特に2つ並べて食べるとより視覚効果が大きいように思います。家族と並べて食べると良さそうですが、私はひとりで2個並べて食べました。別に寂しくないですよ。

赤い天ぷらを見ていたら思い出した、近鉄特急「ひのとり」。うっとり何時間でも眺めていられる超絶かっこいい電車です。個人的にはなかなか大阪-名古屋間を移動する機会はないですが、その時がきたら新幹線ではなく近鉄に乗ろうと思っています。


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