このページでは、日清食品のカップライス、「日清シチューメシ ビーフ ドミグラス」を食べてレビューしていきます。



「日清シチューメシ ビーフ ドミグラス」はどんな商品?


今回は、日清食品の「日清シチューメシ ビーフ ドミグラス」。2022年11月7日発売の、「日清カレーメシ」シリーズの新商品です。ついにカレーメシがビーフシチューにまで派生してきました。




「カレーメシ」の新作「ビーフシチューメシ」


おなじみの「カレーメシ」シリーズから、ドミグラスソースの「ビーフシチューメシ」が登場しました。来るべくして来たというか、いつか来るとは思っていましたが、個人的には「ホワイトシチューメシ」の方が先かと思っていました。というのも、以前に同じドミグラスの「ハヤシメシ」が出ており、現行商品でもあるので。ちょっとキャラが被りますよね。

2017年7月発売の「日清ハヤシメシ デミグラス」。玉ねぎのコクがすごいことになっていました。ハヤシというよりハッシュドビーフでしょうか。★7をつけていたので、今回も期待したいです。

日清食品 「日清ハヤシメシ デミグラス」

ハヤシライスはハッシュドビーフライスどうもオサーンです。今回のカップ麺は、日清食品の「日清ハヤシメシ デミグラス」。「日清カレーメシ」シリーズの新作ですが、商品名に「カレーメシ」は付きません。カレーメシシリーズ初のカレー以外の商品って、なんか言葉おかしい気がしますが、まぁそういうことです。今回はハヤシライス。デミグラスソースを使うハヤシとビーフシチューの違いが自分の中で曖昧だったのでちょっと調べ...


内容物、価格、購入額など




別添袋は入っていません。カップにはパフライスの他に、固形ルゥや挽肉、ポテトなどが入っていました。

品名日清シチューメシ ビーフ ドミグラス
メーカー日清食品
発売日2022年11月7日(月)
麺種別ライス
かやく・スープなし
定価税別242円
取得価格税込261円(ローソン)

栄養成分表


1食101g(ライス69g)あたり
エネルギー431kcal
たん白質7.4g
脂質12.6g
炭水化物72.1g
食塩相当量2.7g

ライス(米(国産)、乳化油脂、食塩)、シチュールゥ(牛脂、小麦粉、豚脂、香味調味料、砂糖、オニオンパウダー、食塩、にんじん調味料、酵母エキス、たん白加水分解物、香辛料)、味付牛ミンチ、フライドポテト、にんじん/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、トレハロース、乳化剤、香料、リン酸塩(Na)、酸味料、タンニン、酸化防止剤(ビタミンE)、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、くん液、香辛料抽出物、(一部に小麦・卵・乳成分・牛肉・大豆・鶏肉・豚肉を含む)


2020年9月発売のものと栄養成分、原材料がまったく同じで、中身に変化はないようです。パッケージデザインでその予感はありましたけどね。

ルゥ


ルゥは「ビーフとたまねぎの旨みに、ニンジンなど香味野菜の風味をきかせたシチュールゥ」で、「コク深く奥行きのある味わい」とのこと。



牛の厚みが感じられる


「ハヤシメシ」が玉ねぎのコク重視だったのに比べると、今回の「ビーフシチュー」はその名の通り牛に重点が置かれている味で、牛肉と牛脂の重厚な風味が主役となっています。ビーフシチューらしく甘みやトマトの酸味も感じられますが、特に酸味は控えめで、このあたりは「ハヤシメシ」の方が強そうです。

「ハヤシメシ」がこれ以上なく玉ねぎのコクが感じられたのに比べると、今回の牛の厚みはさすがに高級品のようなレベルではなく、「カレーメシ」のスパイスなどと比べてもちょっとおとなしめな印象を受けます。それでも十分に牛のコクが深くておいしいのですが、売りとなる牛のコクというポイントがいくらでも上には上がいるところで、カップ麺カテゴリでは高額とは言え、250円程度の商品だと限界がありそう。

いや本当、価格を考えればすごくおいしいんですけどね。あくまで「ハヤシメシ」の玉ねぎや「カレーメシ」のスパイスと比較しての話です。「カレーメシ」シリーズと考えると、求めるものがどうしても高くなってしまいがちです。



ライス・具


ライスは「熱湯5分の簡単調理でも湯戻りの良い、ふっくら食感のごはん」とのこと。

具は「味付牛ミンチ、ポテト、ニンジン」とのこと。



混ぜたり時間経過によってシチューらしくなる


ライスの量は他の「カレーメシ」と同じ69g。規定の湯戻し5分後だとあまりにルゥがサラッとしすぎていて不安になりますが、そこからしっかり混ぜていくことで、だんだんとろみが付いていきます。時間経過でも徐々にライスが水分を吸って、どんどんビーフシチューっぽくなっていきます。「カレーメシ」や「ハヤシメシ」と同じ感覚で食べることが可能です。

牛ミンチ、フライドポテト、ニンジンの組み合わせ


具として入っているのは、牛ミンチ、フライドポテト、ニンジン。大豆ビーフではなく牛ミンチを使っているのは良かったですが、他のカレーメシと同様、あまり具は多くありません。中ではフライドポテトが多かったですが、混ぜ合わせる過程でだいぶ小さくなってしまいます。


オススメ度(標準は3です)


  • 日清食品 「日清シチューメシ ビーフ ドミグラス」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
どちらかというと文句が多かったので★5は意外かもしれませんが、比較対象の「ハヤシメシ」や他の「カレーメシ」がすごすぎるだけで、今回もきちんとおいしかったです。牛肉や牛脂の厚みが感じられ、玉ねぎが強い「ハヤシメシ」とは同じデミグラスソースでも差別化できていました。よくよくパッケージを見ると、「ビーフシチューメシ」には「ドミグラス」、「ハヤシメシ」には「デミグラス」と書かれています。何か書き分ける意味があるのでしょうか。

今回の商品もおいしかったですが、「ハヤシメシ」はやはり偉大でした。「ハヤシメシ」と見ると「みんな生えすぎちゃう?」を思い出します。


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