このページでは、日清食品のカップ麺、「カップヌードル 餃子 ビッグ」を食べてレビューしていきます。



「カップヌードル 餃子 ビッグ」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、日清食品の「カップヌードル 餃子 ビッグ」。2022年11月7日発売の、「カップヌードル」シリーズの新商品です。カップヌードルの洋風でおしゃれなイメージからはだいぶかけ離れた「餃子」がテーマの異色の商品となっています。



「カップヌードル」×「餃子」


ラーメンに餃子というのは日本全国鉄板の組み合わせで、ラーメンの相棒の座をかけて、餃子やチャーハン、白飯などがしのぎを削る戦国の世となっています。餃子はラーメンのバディとしてはあまりにも当然の存在ですが、その一方で、餃子味のラーメンと言われてもあまりピンときません。少なくとも、お店のラーメンで餃子味を謳うラーメンは見たことがありません。

一方で、カップ麺でもありふれているとまではいかないものの、過去に何度か餃子味を謳う商品は存在しました。その先駆けとなったのはエースコック。さすがですよね。

エースコック 「スーパーカップ1.5倍 ギョーザパンチラーメン」

どうもオサーンです。今年のパ・リーグはホークスが独走していますが、私は結構長い間野球を見てきて、柳田選手の活躍はちょっと自分の常識外だなと思っています。というのも、あのフルスイングでホームランを量産するだけならわかるのですが、3割6分を超える高打率をあのフルスイングから生み出せるというのが信じられません。足も速いし強肩だし、セ・リーグの山田選手と並ぶ球界の顔ですね。今回のカップ麺は、エースコック...

エースコック 「スーパーカップ 大盛りギョーザパンチ焼そば」

スティーーールっっ!!! ▽ どうもオサーンです。たまにアニメのガンダムを見返していると、ものすごく巨大なガンダムがいたり、なんか細長いザクがいたり、どうも絵のおかしい回が何回かあるんですよね。もう40年近く前のアニメなのでしょうがないのかもしれませんが、そう考えると最近のアニメの作画はだいぶ安定していますよね。まるで別人みたいな絵の時がほとんどないように思います。今回のカップ麺は、エースコック...



こういうおもしろ系の味を出すとしたらエースコックかペヤングというのが私の中での勝手なイメージなのですが、もちろんペヤングからも餃子味が出ていたことがあります。ただ、エースコックが2015年に出していたのに比べると2019年発売はだいぶ後発。ひょっとすると私が認識していないだけで、それ以前にも餃子味の商品はあったのかもしれません。

「ペヤング ギョウザじゃんやきそば」は意外と正統派な餃子味だった!!

このページでは、まるか食品のカップ焼そば、「ペヤング ギョウザじゃんやきそば」を食べてレビューしていきます。「ペヤング ギョウザじゃんやきそば」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、まるか食品の「ペヤング ギョウザじゃんやきそば」。2019年1月21日発売の、「ペヤング」シリーズの新商品です。今回は変わり種が得意な「ペヤング」らしく、「ギョウザ」を題材にしたカップ焼そばです。2019年もペヤング...

今回はカップヌードルシリーズで天下御免のガリバー日清食品か餃子味に参戦ですが、実は以前に「日清のどん兵衛」シリーズで既に参戦していました。大企業のくせにやたらフットワークが軽いのが日清食品の特徴のひとつではないでしょうか。

日清食品 「日清のどん兵衛 ギョーザラブうどん」

今回のカップ麺は、日清食品の「日清のどん兵衛 ギョーザラブうどん」。どん兵衛の創作シリーズ第3弾です。今回は餃子の味をどん兵衛で再現とのことですが、餃子のカップ麺と言えばエースコックの「スーパーカップ1.5倍 ギョーザパンチラーメン」ですよね。今回の商品は意図的なのかどうかはともかくとして、完全に二番煎じなのは間違いなく、こういうのはカップ麺業界のリーダーである日清食品が取るべき方法ではないんじゃないか...


内容物、価格、購入額など




別添袋はひとつ。その名も「餃子のタレ」。餃子は入っていないんですけどね。カップには粒小さめの謎肉やニラといったかやく類が入っていました。

品名カップヌードル 餃子 ビッグ
メーカー日清食品
発売日2022年11月7日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ1袋(餃子のタレ)
定価税別245円
取得価格税別218円(ドン・キホーテ)

栄養成分表、原材料


1食104g(めん80g)あたり
エネルギー490kcal
∟めん・かやく∟399kcal
∟スープ∟91kcal
たん白質10.6g
脂質23.9g
炭水化物58.2g
食塩相当量7.1g
∟めん・かやく∟3.3g
∟スープ∟3.8g
ビタミンB10.56mg
ビタミンB20.25mg
カルシウム115mg

油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、香辛料、たん白加水分解物、香味調味料)、スープ(豚脂、糖類、小麦粉、しょうゆ、香辛料(にんにく、しょうが、胡椒)、でん粉、食塩、ポーク調味料、植物油脂、粉末しょうゆ、発酵調味料、醸造酢)、かやく(味付豚ミンチ、キャベツ、にら)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、香料、かんすい、酸味料、カラメル色素、増粘多糖類、香辛料抽出物、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、炭酸Mg、くん液、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

栄養成分や原材料からは餃子の力強い味わいはあまり見て取れませんが、麺量は大盛りで、食塩相当量もやや高め。


スープ


スープは「ニンニクとニラの風味をきかせた "肉汁餃子風スープ"」で、「一口すすると肉の旨みがジュワッと広が」り、「しょうゆと酢をベースにラー油をきかせた『餃子のタレ』」が別添とのこと。



餃子をイメージしたスタミナ系スープ


  • 豚脂が広がる餃子風味
ニンニクや酸味を効かせ、餃子の味をイメージしたポークベースのしょうゆ味のスープです。肉の旨みが広がるとのことですが、確かに、口の中に広がる豚脂の風味やニンニクのパンチにより、確かに餃子の雰囲気が伝わってきます。ただ、最近はスタミナ系のラーメンがかなり幅を利かせており、天理ラーメンなどとあまり差別化できないような味にも感じました。差別化できるとすればタレの部分だと思いますが。



  • 別添「餃子のタレ」


別添の「餃子のタレ」には、しょうゆ味ベースにラー油や酢を効かせた餃子のタレ風の液体スープが入っています。舐めてみるとたしかに餃子のタレっぽくて、そのまま餃子につけてもいけそうなレベル。ただ、スープと混ぜてしまうと餃子らしい強みは薄まってしまい、特に酸味が香る程度になってしまうので、どうせならもっと酸っぱいことを前面に出す方が餃子らしくなったかもしれません。まぁ私が餃子のタレに必ずお酢を足してしまう性分というだけなんですけどね。



麺は「スープの味わいを引き立たせる、つるみのあるしなやかな麺」とのこと。



細めタイプで大盛のカップヌードルの麺


湯戻し時間3分の、中細で縮れのついたヌードルタイプの油揚げ麺です。カップヌードルの麺としては細めの部類で、ノーマルカップヌードルと同じくらいの細さに感じました。

この細さで大盛なのはなかなかの食べ応えですが、カップヌードルはあくまでカップヌードルで、当たり前ですが餃子の皮の雰囲気は出ていません。麺だとやっぱり、餃子味というよりスタミナら-ーメン感が強くなります。



具は「謎肉 (味付豚ミンチ)、キャベツ、ニラ」とのこと。



謎肉やニラで餃子をイメージ


謎肉、ニラ、キャベツの組み合わせ。ニラやキャベツは餃子の餡でも使われるもので、全体的になんとなく餃子のイメージができる組み合わせとなっています。ただ、カップヌードルシリーズとしては具のボリュームがおとなしめで、謎肉がもっと入っていてくれた方が餃子の餡のイメージがしやすかったかもしれません。ただこればっかりはコストとの兼ね合いがあるので難しいところですね。

ニラやキャベツはスタミナラーメンにも入っていることが多いので、スープだけではなく具からもスタミナラーメン感が漂っていました。



ごはんと一緒に食べてみた!




パッケージでは、ごはんと一緒に食べることが推奨されています。餃子こそ最強のごはんのおかずと高らかに宣言されている人も多いですよね。個人的にはラーメンスープの方がごはんと合うと思っていますが、今回餃子味のラーメンスープなので、これは良いとこ取りの最強ごはん仕様スペシャルかもしれませんね!早速試してみました。



健康志向の麦入りごはんで、しかも100均のちっこいお茶碗使用という涙ぐましい努力が現れた構成。こんな努力しているのにラーメンライスを食べるという何というパラドックス。これはもはやパラドックスの最上級であるパラダッックスかもしれませんね。

結論を言うと、普通のラーメンスープと同程度にごはんと合うといったところでしょうか。別段、今回が特別という印象は持ちませんでした。ごはんと合わせるならもう少し力強い味がほしいところですが、そうなるとスープ単体で食べた時に塩辛く感じてしまう場合もありそう。


オススメ度(標準は3です)


  • 日清食品 「カップヌードル 餃子 ビッグ」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
「カップヌードル」で「餃子」味というのはものすごいインパクトでしたが、味はそこまでインパクトはなく、スタミナ系ラーメンの派生という印象を受けました。もうちょっと酸味が効いていると良かったかもしれません。ただ、構成までネタにはなりそうな「カップヌードル」と「餃子」の組み合わせなので、一度は食べておいて損はないでしょう。

セブンでよく見る町中華のカレー、食べてみましたが、ココイチのカレーと対極な感じのカレーでした。スパイス重視の私ですが、これはこれでおいしかったです。


 カテゴリ
ブログランキング
  • このエントリーをはてなブックマークに追加