このページでは、セブンで手に入れられるヤマダイのカップ麺、「極麺処 札幌濃厚味噌」と「極麺処 横浜家系豚骨醤油」を食べ比べてレビューしていきます。



セブンで手に入れられる「極麺処」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、セブンで手に入れられるヤマダイの「極麺処 札幌濃厚味噌」と「極麺処 横浜家系豚骨醤油」。メーカーサイトにもセブンのサイトにも記載がない商品ですが、突如店頭に現れたこの商品2つを食べてみたいと思います。




セブンで手に入れられる「極麺処」は「凄麺」上位版?


今回の2品「極麺処」は、セブン店頭で手に入る商品。ヤマダイの製品で、本格的なノンフライカップ麺のようです。ヤマダイのノンフライカップ麺といえば「凄麺」シリーズがおなじみで、今回のフレーバーと被る「凄麺 札幌濃厚味噌ラーメン」と「凄麺 横浜とんこつ家」という商品が存在するので、それらとの違いが気になるところではないでしょうか。

「凄麺」シリーズの中でもデキの良さで知られる2品ですが、「極麺処」と「凄麺」のぱっと見でわかる最大の違いは価格。「凄麺」2品が定価税別242円なのに対し、今回の「極麺処」2品は「札幌」を税別358円、「横浜」を税別328円で購入しており、今回の「極麺処」2品は「凄麺」よりだいぶ高額であることがわかります。



内容物、価格、購入額など




「札幌濃厚味噌」の内容物は4つ。「凄麺」にはないレトルト調理品が入っています。高価格だけあって豪華ですね。



「札幌濃厚味噌」の先入れの「かやく」を麺の上に開けた状態。「凄麺」に入っている札幌ラーメンの特徴のひとつであるもやしが入っていません。一長一短っぽいかも。





「横浜家系豚骨醤油」の内容物も4つ。家系の特徴である焼のりが入っていますね。



「横浜家系豚骨醤油」の「かやく」を麺の上に開けた状態。こちらは「凄麺」とそれほど違いはなさそう。

品名極麺処 札幌濃厚味噌
極麺処 横浜家系豚骨醤油
メーカーヤマダイ(セブン限定?)
発売日2022年10月?11月?
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ札幌:4袋(後入れ液体スープ・後入れ粉末スープ・かやく・レトルト調理品)
横浜:4袋(後入れ液体スープ・後入れ粉末スープ・かやく・焼のり)
定価不明
取得価格札幌:税別358円(セブン-イレブン)
横浜:税別328円(セブン-イレブン)

栄養成分表・原材料


  • 栄養成分表
栄養成分札幌濃厚味噌
159g(めん65g)
横浜家系豚骨醤油
138g(めん65g)
エネルギー483kcal505kcal
たんぱく質11.9g11.5g
脂質17.4g21.2g
炭水化物69.6g67.1g
食塩相当量7.9g7.4g
∟めん・かやく∟2.0g∟1.6g
∟スープ∟5.9g∟5.8g

どちらも「凄麺」に比べてカロリーなど数値がかなり高くなっています。これは重厚な味が期待できそうですね!

  • 原材料
・極麺処 札幌濃厚味噌


・極麺処 横浜家系豚骨醤油


どちらも構成要素は「凄麺」と似たり寄ったりですが、順番はだいぶ違っています。当然ですが「凄麺」とは別物と考えて良さそうです。



「極麺処 札幌濃厚味噌」食べてみた!




濃厚スープと肉味噌がからむこだわりのおいしさ


香味野菜の旨みなどを効かせたとんこつベースのみそ味スープに、中太のノンフライ麺と、肉味噌などの具が合わせられています。



スープは、とんこつベースに豚脂を浮かせたみそ味のスープで、ニンニク、生姜、そしてもやしや玉ねぎといった野菜の旨みを効かせたオーソドックスな札幌ラーメンのスタイル。系統としては「凄麺 札幌濃厚味噌ラーメン」と同じですが、スープの大きな違いは、甘みが強いこと。玉ねぎだけではなく、さらに甘みを加えることで、厚みを感じられる味に仕上げているのが特徴的です。あとピリ辛で、甘みの中でピリ辛のアクセントが感じられました。

高額商品だけあってプレミアム感のあるスープの味で、他社の本格名店再現系と比べても引けを取らないどころか、最強の一角なのではないかと思えるレベル。「凄麺」とは価格は違いますが数段厚みが上で、同じ味の系統とは言え別物感がありました。



凄麺との大きな違いはレトルトの肉味噌ですが、ちょっと甘くてピリ辛に味付けられた挽肉です。おいしいですが、札幌ラーメンでよく使われる挽肉の雰囲気はあまり出ていない上、肉感もちょっと弱かったです。スープの味に厚みを加える効果はあり、コストも大きく割かれているものと思いますが、これなら特大チャーシューを一枚ドカンと入れてくれる方が良かったかもしれませんね。



「極麺処 横浜家系豚骨醤油」食べてみた!




醤油ダレに濃厚な豚骨スープを合わせた分厚いコク


鶏油などを浮かせた濃厚なとんこつしょうゆ味のスープに、太いノンフライ麺と、チャーシューやほうれん草、そして焼のりが三枚合わせられています。「札幌濃厚味噌」に比べると、「肉味噌」のような明らかに「凄麺」と違う部分はあまり見受けられません。



しかし食べてみると、「札幌濃厚味噌」以上に「凄麺」との違いを実感します。圧倒的なとんこつの太さに加え、とにかく油の層が分厚い!必ずしも家系の特徴である鶏油が強いという感じではないのですが、それでもこの油の層は驚異的で、とてもパワフル。明らかに「凄麺」とは別物でした。しょうゆのキレも感じますが、キレの強さほど塩辛さはなく、塩気のコントロールもしっかり図られています。「札幌」「横浜」どちらも塩分自体は結構多いですけどね。



油の層が分厚いということは、当然油をくぐらせて食べる焼のりも威力抜群!私なんかは半分くらい、この焼のりを食べるために家系ラーメンを食べている部分もあるので、今回の焼のりのおいしさは本当素晴らしかったです。


オススメ度(標準は3です)


  • ヤマダイ 「極麺処 札幌濃厚味噌」
★★★★★★☆☆☆☆(6)
  • ヤマダイ 「極麺処 横浜家系豚骨醤油」
★★★★★★★☆☆☆(7)

どちらも高額ながら最強クラスにおいしい商品でした。「札幌」は甘さ、「横浜」は油が大きな特徴のように思います。他社の名店再現系にも一歩も引けを取らないどころか、殆どの商品には勝っていると思います。ヤマダイには「凄麺」シリーズがあってもちろん素晴らしい商品ですが、今回商品は高額だけあって味はまったく別物です。驚きの商品でした。

発売が迫って盛り上がってきているみたいですね。


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