このページでは、ローソンのレンジ麺、「麺屋武蔵監修 汁なしにんにくら〜麺」を食べてレビューしていきます。
ローソン「麺屋武蔵監修 汁なしにんにくら〜麺」はどんな商品?
今回は、ローソンのお弁当コーナーに並ぶレンジ麺、「麺屋武蔵監修 汁なしにんにくら〜麺」。2022年10月4日発売の新商品です。東京西新宿に本店のある96年組の名店「麺屋武蔵」監修のレンジ麺で、今回は二郎系を意識した汁なし麺のようです。

「麺屋武蔵」監修の二郎インスパイア
「麺屋武蔵」は、東京・西新宿に本店があり、主に東京に店舗展開する有名店。「青葉」や「くじら軒」とともに96年組のお店として知られ、現在のラーメン文化の礎を築いたともされる名店中の名店です。カップ麺としてもローソンのレギュラーメンバーであり、おにぎりや冷凍食品、スープにも派生しています。
今回は「汁なしにんにくら〜麺」とのことで、二郎系の味が意識された商品だと思われます。「麺屋武蔵」はローソンのレンジ麺としても何度か登場しており、すべてを網羅できているわげではないですが、ブログでもいくつかレビューしています。中には二郎系の商品もありました。
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内容物、価格、購入額など

本来ならそのままレンジに入れるだけですが、撮影のためにフタを開けています。麺の上に具がたくさんのっており、卵黄(加工品)やマヨネーズもあります。麺の下にはゼラチンスープが入っていました。
品名 | 麺屋武蔵監修 汁なしにんにくら〜麺 |
---|---|
メーカー | ローソン(製造会社は地域により異なる) |
発売日 | 2022年10月4日(火) |
麺種別 | レンジ麺 |
かやく・スープ | なし |
定価 | 税込599円 |
取得価格 | 税込599円(ローソン) |
栄養成分表、原材料
1食-g(めん-g)あたり
エネルギー | 904kcal |
---|---|
たん白質 | 30.1g |
脂質 | 33.3g |
炭水化物 | 123.7g |
∟糖質 | ∟118.3g |
∟食物繊維 | ∟5.4g |
食塩相当量 | 9.54g |

糖質の数値が高く、かなりのヘビー級なことが窺えます。食塩相当量も高いです。ダイエッターや健康志向の人にとっては命がけで食べる一杯かもしれませんね。ご無理はなさらずに、分け合ったりして食べてください。
調理方法

調理方法は、そのままレンジで加熱するだけ。家庭の500Wレンジで5分、お店の1500W業務用レンジで1分40秒となっています。やっぱ904kcalにどうしても目がいきますね。重量もすごいんですよね。

レンジ調理後、フタを開けた状態。調理前よりひと回り小さくなり、卵黄加工品が熱で割れています。
ローソン「麺屋武蔵監修 汁なしにんにくら〜麺」食べてみた!

麺屋武蔵監修「ワシワシ太麺」「具材」「にんにく濃厚だれ」の汁なしら〜麺。
二郎要素+甘みと魚介
とんこつベースのしょうゆ味のたれに背脂やニンニクを合わせた二郎系の味付け。具としてももやしがはいっていますが、二郎系要素の他に、魚介粉末、マヨネーズ、卵黄加工品、揚げ玉などのオリジナル要素を加えています。魚介粉末あたりはWスープでおなじみの「麺屋武蔵」要素でしょうか。
二郎系のパワフルさもありますが、背脂やニンニクはあまり目立っていません。それ以上に目立っていたのがとんこつしょうゆ味のたれにつけられた強い甘み。これは二郎系にはない特徴で、これに加えて魚介粉末が香ることで、和風感がかなり高まっていました。二郎と和風の融合的な感じがします。
ワシワシ太麺

商品説明には「ワシワシ太麺」と書かれていますが、二郎系を意識したと思われる太くて縮れのついた麺となっています。ワシワシ麺としては多少つるみが強めですが、量がかなり多く、おそらく他社の二郎系レンジ麺と同等かそれ以上には入っていそうです。200gオーバーは間違いないでしょう。
チャーシュー、もやし、ネギ

具として入っているのは、チャーシュー、もやし、ネギ、揚げ玉。もやしが二郎要素ですが、もう一方の特徴であるキャベツは入っていませんでした。チャーシューややや小さめにカットされており、ネギは青ネギのみがほどほど。特に強調材料はなさそうです。
卵黄加工品とマヨネーズが使われていますが、卵黄加工品は甘濃いたれの味をさらにまろやかにしており、効果が大きかったです。一方のマヨネーズは、熱を入れることによって酸味がなくなり、良く言えば角が取れてまろやかに、悪く言えば刺激がなくなりました。マヨに火を入れる料理も多いので、角が取れるのは必ずしも悪いことではありませんが、バッキバキのマヨラーの人にとってはちょっと物足りないかもしれません。その場合は足すことも視野に。
揚げ玉で和風感アップ!

多少背脂も入っていましたが、それもよりもはるかに目立っていたのが揚げ玉。たくさん入った揚げ玉が甘濃いたれや魚介粉末と絡むことで、和風感が大幅にアップします。甘濃い味と並ぶ、今回の一杯を特徴づける存在でした。他社の二郎系レンジ麺ではなかなか見られない特徴なので面白かったです。
オススメ度(標準は3です)
- ローソン 「麺屋武蔵監修 汁なしにんにくら〜麺」
「麺屋武蔵」による二郎インスパイアがどんなものか楽しみでしたが、出てきたものは二郎要素を踏まえつつも、甘濃いたれ、魚介粉末、さらには揚げ玉によって、和風感を強く打ち出した二郎系で、これは面白くておいしい商品でした。新しい形の二郎系を確立できています。600円近い価格設定は決して安くはないですが、それでも食べる勝ちはありそうです。
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