このページでは、まるか食品のカップ焼そば、「ペヤング 豚バラ入り旨い辛さの油そば」を食べてレビューしていきます。
「ペヤング 豚バラ入り旨い辛さの油そば」はどんなカップ麺?
今回のカップ麺は、まるか食品の「ペヤング 豚バラ入り旨い辛さの油そば」。2022年10月3日にセブン-イレブンで先行発売された、「ペヤングやきそば」シリーズの新商品です。以前の「迷油」に続く、油を前面に押し出したパッケージが目を引く商品です。

「油」を前面に押し出した「ペヤング」の新商品
今回の一杯は、基本的には「油そば」のようですが、赤のパッケージで「旨辛」を謳いつつ、ニンニクと油、さらには豚バラ入りが特徴のかなりキャラが渋滞した商品となっています。「油」を前面に出してはいるものの、見た感じは普通においしそうです。「油」はこれまでにも「ペヤング」がとても力を入れてきていました。
2022年7月に発売された「ペヤング ソースやきそば迷油」。パッケージデザイン的には今回はこれの派生なのは間違いなさそう。「迷油」という名前にこちらも戸惑いましたが、油が焼そばの炒め感を高めていました。
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「ペヤング激辛やきそば」の油そば

「ペヤング激辛やきそば」の赤いパッケージに油を思わせる白いデザイン、そして「激辛ペヤング」のパッケージに書かれている「辛みが強いので、小さなお子様や辛みが苦手な方の喫食には十分ご注意ください。」という文言をところどころ修正したものに変えられています。先ほどの「迷油」がノーマルペヤングの油そばバージョン、今回が激辛ペヤングの油そばバージョンということのようです。
内容物、価格、購入額など

別添袋は3つ。激辛ペヤングで見覚えの袋のソースに、大きな「調味油」の袋が目立っています。

先入れの「かやく」を麺の上に開けた状態。「激辛ペヤング」に入っているキャベツや挽肉に加え、豚肉チップが入っています。これが豚バラでしょう。かなりたくさん入っているようです。
品名 | ペヤング 豚バラ入り旨い辛さの油そば |
---|---|
メーカー | まるか食品 |
発売日 | 2022年10月3日(月) |
麺種別 | 油揚げ麺 |
かやく・スープ | 3袋(激辛ソース・かやく・調味油) |
定価 | 税別250円 |
取得価格 | 税別239円(セブン-イレブン) |
栄養成分表、原材料
1食144g(めん90g)あたり
エネルギー | 745kcal |
---|---|
たん白質 | 11.4g |
脂質 | 47.8g |
炭水化物 | 67.4g |
食塩相当量 | 4.1g |

今回は「迷油」に勝る「脂質」の数値。いつも新商品は214円で出してくる「ペヤング」ですが、今回は250円でいつもより36円高くなっています。「かやく」や「調味油」はいつもより異質ですが、価格分の価値はあるのでしょうか。
ソース

激辛ソースのはずなのに辛くない
「激辛ペヤング」と同じと思われる激辛のソースに、「調味油」によるニンニク風味の油脂の組み合わせ。激辛ペヤングのソースはかなり辛いはずですが、今回はそれほど辛く感じません。ソースだけ舐めるとかなり辛いです。「調味油」の油脂がソースの辛さをかなり和らげていることはもちろんですが、「獄激辛」だと「激辛END」などで、私たちの舌がだいぶ鍛えられていることも大きいかもしれませんね。
ペヤングの一連の激辛商品、多くの人が激辛への耐性が上がっているのではないでしょうか。よっぽど辛くなければ、少々のことでは驚かないし、特にカップ麺以外の激辛商品で辛いと思うことがまずなくなってしまいました。世間の激辛ハードルを上げてしまった「ペヤング」はすごいですよね。
「調味油」の効果

「調味油」を加えることにより、以前の「豚脂MAX」などMAX系の油ほどコテコテになるわけではないものの、「迷油」と同じ程度には油まみれになり、しかも今回はソースが赤いので、まるでラー油まみれになるような感じになります。
先程書いたように、辛味がだいぶまろやかになることに加え、豚脂の風味、ニンニクのパンチを加え、さらには炒め感まで加えています。おそらく以前の「迷油」の調味油と大差ないものと思われますが、今回の激辛ソースとの組み合わせの方が、油が脇役に徹することができる分、有効に機能していたように感じました。辛さは多少物足りませんが、ただ辛いだけのイメージがある通常の「激辛ペヤング」より厚みが感じられておいしかったです。
麺

油まみれのペヤングの油揚げ麺
中細で縮れのついた、ソフト食感の油揚げ麺です。油まみれになっていますが、最近のペヤングはちょいちょい油まみれの刑に処されていますね。カップ麺界の油谷さんでしょうか。本来なら油揚げ麺臭の強い麺ですが、油まみれなので何が油揚げ麺臭で何が調味油だかよくわからないカオスとなっています。ある意味でソースと麺が一体化していると言って良いでしょう。
具

豚バラの存在感大
いつものペヤングの具であるキャベツと鶏挽肉は少なめ。それでも存在感がないほど少ないわけではありません。しっかり入っています。
そして豚バラ肉がかなり多く入っており、いつも以上に重量感のある具の構成となっています。豚バラ肉はしっかり肉感があり、油の多さと共鳴して、かなりこってり感アップにつながっていました。ずっしりしている上にこってり感もアップさせていて、価格が250円なのも頷けます。
オススメ度(標準は3です)
- まるか食品 「ペヤング 豚バラ入り旨い辛さの油そば」
「迷油」が通常ペヤングの油そばバージョンだったのに対し、今回は「激辛ペヤング」の油そばバージョン。油の効果は辛味をまろやかにすること、豚脂やニンニク風味を加えてこってりにすること、そして単に辛いソースというイメージが油を加えることによって厚みが加わることが最大の効果のように感じました。豚バラで肉感アップも含め、通常よりだいぶ高いものの十分にその価値のある商品でした。個人的には大のお気に入りになりました。
ストライクフリーダムはもっとコッテコテのイメージでしたが、プラモだとスッキリしているような。いや、安いやつだからですかね。