このページでは、サンヨー食品のカップ麺、「名店の味 天下一品 京都濃厚鶏白湯」を食べてレビューしていきます。



「名店の味 天下一品 京都濃厚鶏白湯」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、サンヨー食品の「名店の味 天下一品 京都濃厚鶏白湯」。2022年9月26日発売の、「名店の味」シリーズの新商品です。京都に本店のある人気ラーメン店、「天下一品」のカップ麺がリニューアルされました。



「天下一品」カップ麺のリニューアル!


「天下一品」は、京都・一乗寺に本店のある人気チェーン店。お店の看板メニューは超こってり鶏白湯ラーメンの「こってり」で、単に鶏白湯と表現するだけでは不十分な、野菜も溶け込んだポタージュのようなスープと超低加水麺の融合によるどろどろした一杯です。

2021年10月にサンヨー食品の「名店の味」シリーズからカップ麺化。今回はこれのリニューアルとなっています。

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「史上最高のこってりへ」




今回の一杯は、リニューアル前の税別260円から350円に大幅値上げされています。昨今の業界全体の値上げから見ても、だいぶ思い切った強気な価格設定となっています。90円アップも350円というのもはすごいですよね。

値上げの代わりに、「史上最高のこってりへ」とパッケージに書かれており、リニューアルでパワーパップしたことを窺わせるものになっています。濃厚な鶏白湯としては、2022年4月に発売された「日清ドロラ王 ドロ、コッテリ、鶏白湯」が凄まじい濃厚鶏白湯となっており、リニューアル前との比較に加え、このラ王との比較も興味深いところです。

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内容物、価格、購入額など




別添袋は4つ。カップには麺のみ入っています。リニューアル前より1袋増えています。



先入れの「先入れ粉末スープ」と「かやく」を麺の上に開けた状態。チャーシューチップが1枚チャーシューに、メンマが大きく、そして先入れ粉末が新しく加わっています。食べる前からパワーアップしているのがわかりますね。

品名名店の味 天下一品 京都濃厚鶏白湯
メーカーサンヨー食品
発売日2022年9月26(月)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ4袋(あと入れ液体スープ・あと入れ特製スープ・先入れ粉末スープ・かやく)
定価税別350円
取得価格税別298円(ドン・キホーテ)

栄養成分表


1食138g(めん75g)あたり
エネルギー503kcal
∟めん・かやく∟334kcal
∟スープ∟169kcal
たん白質12.9g
脂質18.9g
炭水化物70.2g
食塩相当量8.5g
∟めん・かやく∟3.2g
∟スープ∟5.3g

めん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、大豆食物繊維、粉末卵)、スープ(チキン調味料、ポークエキス、しょうゆ、鶏脂、食塩、糖類、豚脂、調製ラード、ガーリックペースト、チキンエキス、油脂加工品、たん白加水分解物、香辛料、大豆加工品、米粉、ポテトパウダー、鶏レバーパウダー、調味油脂、酵母エキス、ゼラチン、植物油脂)、かやく(チャーシュー、メンマ、ねぎ)/加工でん粉、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類、アルギン酸ナトリウム)、調味料(アミノ酸等)、酒精、かんすい、カラメル色素、乳化剤、クチナシ色素、微粒二酸化ケイ素、酸化防止剤(ビタミンE)、カカオ色素、酸味料、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

リニューアル前と麺量は同じですが、カロリーや脂質の数値は多少上昇しています。原材料の並びにもだいぶ変化が見られます。


スープ


スープは「濃厚なチキンのうまみに、ポークのうまみとにんにくのコクを合わせ」、「先入れ粉末スープにより、とろみのあるこってりとしたスープに仕上げ」たとのこと。



「天下一品」を再現した超濃厚な鶏白湯スープ


  • 鶏白湯を豚が下支え
とろみのついた濃厚な鶏白湯スープで、豚の旨みやニンニク、さらにはじゃがいもや玉ねぎが溶け出すことで、ポタージュ調のスープに仕上げっています。濃厚且つ食塩相当量の数値もかなり高いですが、鶏のまったり感が全開のため、塩辛さはほとんどなく、正しく最強クラスの鶏白湯になっています。濃厚な鶏の旨みに加え、脇役として豚が下支えすることで、さらにパワフルなスープになっていました。



  • リニューアル前や「ラ王」との比較


リニューアル前と比べてとろみがだいぶパワーアップしており、濃厚感が大幅にアップしていますが、お店のスープで感じられるじゃがいものザラつきのような食感はなく、さらにはニンニクなど香味野菜の風味が不足しているため、「天下一品」の再現性は限定的でした。豚の旨みやしょうゆのキレが増している一方で、「史上最高」を謳うほど以前より濃厚になった印象も受けませんでした。

同じく濃厚を謳っていた「日清ドロラ王 ドロ、コッテリ、鶏白湯」と比べると、純粋な鶏の濃度、鶏ポタ感では「ラ王」が上回っている一方、豚の旨みや油分を含めた総合的な濃度では今回のスープが上回っているように感じました。とろみ成分の粉末がだまになってしまうのがちょっと気になりましたが、スープの滑らかさにはそれほど影響はなかったです。



麺は「しなやかで弾力のあるめん」で、「極力ウェーブをつけないめんに仕上げ」たとのこと。



しっとり低加水食感のノンフライ麺


湯戻し時間4分の、中細でストレート形状のノンフライ麺です。お店の麺を再現したしっとりした低加水食感の麺ですが、お店ほど低加水ではなく、どろどろスープを吸って一体化していくような雰囲気はありません。おそらく、リニューアル前の麺と同じタイプのものではないでしょうか。濃厚鶏白湯スープと相性はとても良かったです。




具は「チャーシュー、メンマ、ねぎの組み合わせ」とのこと。



1枚チャーシューやメンマがパワーアップ


リニューアル前はチャーシューチップでしたが、今回は1枚チャーシューになっており、肉量もパワーアップしています。スープのとろみとともに、如実にパワーアップが実感できる部分です。メンマの大きさ、量もパワーアップしているようです。

先ほどの「ラ王」には大きな鶏チャーシューが入っており、「ラ王」の方が20円弱ほど高額であることを加味しても、具では今回ちょっと見劣りしている印象でした。


オススメ度(標準は3です)


  • サンヨー食品 「名店の味 天下一品 京都濃厚鶏白湯」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
リニューアル前から大幅に値上げされていましたが、とろみで濃厚感が増したスープ、1枚チャーシューやメンマなど、ある程度それに見合うパワーアップも感じられました。「天下一品」の再現性と考えると良い部分と悪い部分がありましたが、カップ麺で食べられる超濃厚鶏白湯として貴重な存在であり、「ドロラ王」は販売が終了してしまっているので、こちらは長く売り続けてもらえればと思います。

一般教養としてそばにおいておきたいですね。


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