このページでは、日清食品のカップ麺、「日清ラ王 濃厚担々」を食べてレビューしていきます。



「日清ラ王 濃厚担々」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、日清食品の「日清ラ王 濃厚担々」。2022年9月19日発売の、「日清ラ王」シリーズの新商品です。前回の「台湾まぜそば」に続き、「日清ラ王」30周年の商品となっています。



「やみつき濃厚」な「濃厚担々麺」登場


今回の商品は、前回レビューした「台湾まぜそば」と同時発売された、「日清ラ王」30周年の"やみつき濃厚" な新定番2品のうちのひとつとなっています。パッケージにはお祝い風のロゴが描かれており、私が手に入れたパッケージは偶然どちらも「秦基博」さんの名前が書かれたもので、他にも「オフィスオーガスタ」に所属する「杏子」さんや「山崎まさよし」さんなど計6種類あるとのこと。

「やみつき濃厚」とのことですが、今年2022年4月には「日清ドロラ王 ドロ、コッテリ、鶏白湯」という商品が発売されており、かなり濃厚な一杯でした。

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「日清ラ王」シリーズの現行担々麺もある




「日清ラ王」30周年の「濃厚担々麺」ですが、「日清ラ王」には現行レギュラーラインナップにも「担々麺」が存在しています。2020年3月発売の「日清ラ王 麻辣担々」。「麻辣」や「シビ辛」を強調していますが、実は練りごまが分厚く感じられる一杯で、今回の「濃厚担々麺」との差別化がちょっと心配ではあります。

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内容物、価格、購入額など




別添袋は2つ。カップには麺のみ入っています。



先入れの「かやく入り粉末スープ」を麺の上に開けた状態。かやくはショボそうですが、いかにもごまが濃そうな粉末が入っています。レギュラーの「麻辣担々」よりだいぶ白っぽいです

品名日清ラ王 濃厚担々
メーカー日清食品
発売日2022年9月19日(月)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ4袋(液体スープ・かやく入り粉末スープ)
定価税別254円
取得価格税別198円(ドン・キホーテ)

栄養成分表、原材料


1食128g(めん75g)あたり
エネルギー507kcal
∟めん・かやく∟321kcal
∟スープ∟186kcal
たん白質12.7g
脂質19.4g
炭水化物70.4g
食塩相当量7.1g
∟めん・かやく∟2.6g
∟スープ∟4.5g
ビタミンB10.24mg
ビタミンB20.33mg
カルシウム275mg



レギュラーの「麻辣担々」に比べ、全体的に栄養成分の数値は高くなっており、「濃厚」の面目躍如といったところでしょうか。原材料成分には似たような項目が並びますが、並び順はだいぶ違っており、ごま偏重ぶりがうかがえます。


スープ


スープは「ねりごまと味噌をベースに豚の旨み、唐辛子の辛みを合わせた、濃厚でコク深い味わいのスープ」とのこと。



重厚な練りごまが特徴の担々麺スープ


  • 濃厚練りごまと中辛~
練りごまやすりごまを重厚に効かせたみそ味ベースの担々麺スープです。「麻辣担々」のようなシビレはなく、その分しっかり練りごまが濃く感じられます。色味を見ても、「麻辣担々」ほど赤くないのですが、それでも意外と辛味は強めで、中辛~くらいはありそう。こちらもそれなりに辛いです。



  • 「麻辣担々」との差別化


練りごまを強く押し出したクリーミーなスープで、「麻辣担々」より一段濃厚なスープを楽しめますが、辛味は捨てておらず、全方位型の担々麺スープという印象です。「麻辣担々」とは差別化はできていますが、それほど極端に遠いわけでもないという印象で、辛味をもっと抑えて練りごまに振る方が、「麻辣担々」との明確な違いを生み出せたように思います。

ただ、全員が両方を食べるわけではなく、辛味シビレ寄りの「麻辣担々」と、練りごま甘み寄りの「濃厚担々」で、どちらも似た傾向ながら違いはきちんとあるので、敢えて明確すぎる差別化は避け、高額商品として全方位的に満足度の高いスープを志向したのかもしれませんね。



麺は「噛むほどにシビれる『花椒練りこみ麺』」とのこと。



中太ストレートで花椒練り込みのノンフライ麺


湯戻し時間5分の、中太でストレート形状のノンフライ麺です。花椒が練り込まれており、味わうと多少シビレが感じられます。それほど強くはありません。おそらく「麻辣担々」で使われている麺と共通と思われます。

つるみと弾力のある多加水麺食感ですが、弾力の先に歯切れの良さもあり、多加水麺食感一辺倒ではなさそう。あまり中細低加水の場合が多い担々麺らしい麺ではないものの、濃厚スープに合わせた太さでバランスが取れていました。




具は「肉ミンチ、チンゲンサイ、すりごま」とのこと。



肉ミンチとチンゲン菜は物足りない


「かやく入り粉末スープ」に、肉ミンチ、チンゲン菜、すりごまが入っており、すりごまはスープの味に大きく寄与しているのに対し、肉ミンチやチンゲン菜はかなり少ないです。同時発売の「台湾まぜそば」も具が少なかったですね。そして「麻辣担々」とぐも共通化されているようで、結果、具が弱点なのも共通でした。高額商品と考えると少し物足りないです。


オススメ度(標準は3です)


  • 日清食品 「日清ラ王 濃厚担々」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
既存のレギュラー商品「麻辣担々」同様、辛味と練りごまどちらもしっかり強い担々麺で、「麻辣担々」より練りごま寄りにシフトした一杯という印象。辛味と練りごまどちらかに極端に振っていないところにこだわりが感じられる一杯で、スープや麺のできにはまったく文句がありませんが、30周年記念商品と考えると具にはちょっと物足りなさが残りました。

「日清ラ王」の担々麺では、今回たびたび登場した「麻辣担々」よりも「汁なし担々麺」をおすすめしたいです。


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