このページでは、セブン-イレブンで発売された日清食品のカップ麺、「最高に面倒で、最高にうまいラーメン。 家系豚骨醤油」を食べてレビューしていきます。



「最高に面倒で、最高にうまいラーメン。 家系豚骨醤油」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、日清食品の「最高に面倒で、最高にうまいラーメン。 家系豚骨醤油」。2022年7月26日発売の新商品ですが、情報がセブン-イレブンのサイトにしかないので、今のところセブン-イレブン限定商品と思われます。なにやらクセが強そうな商品名ですね。



「最高に面倒で、最高にうまいラーメン」


「最高に面倒で、最高にうまいラーメン」。手をかければそれだけ料理はおいしくなるといいますが、カップ麺で面倒なのは本末転倒な気もしなくはありません。でもおいしいものは食べたいですよね。どんなカラクリの「家系豚骨醤油」となっているのでしょうか。

「最高ンに面倒」な理由は「熱湯2度がけ」?




ではなぜ「最高に面倒」なのか。パッケージには「湯切って仕上げる!熱湯2度がけ熱々スープ」と書かれており、どうやらこれが面倒な理由のようです。確かに面倒ですが、「最高に面倒」というほどでもないような。

お湯を沸かす手間まで考えると面倒は面倒ですが、日清食品の中には湯切った後に水切り3回を要求している商品もあり、お湯と水の違いと回数の違いで、手間は行って来いくらいではないかと思います

どん兵衛の夏の冷し麺!「日清の冷しどん兵衛 ぶっかけきつねうどん」「日清の冷しどん兵衛 ぶっかけ揚げ玉そば」を食べ比べ

このページでは、日清食品のカップ麺、「日清の冷しどん兵衛 ぶっかけきつねうどん」と「日清の冷しどん兵衛 ぶっかけ揚げ玉そば」を食べてレビューしていきます。「日清の冷しどん兵衛」はどんなカップ麺??今回のカップ麺は、日清食品の「日清の冷しどん兵衛 ぶっかけきつねうどん」と「日清の冷しどん兵衛 ぶっかけ揚げ玉そば」。2022年6月27日発売の、「日清のどん兵衛」シリーズの新商品です。夏仕様で汁...



なぜ「熱湯2度かけ」なのか?




商品名の「最高に面倒」な理由はわかりましたが、ではなぜそんな面倒な「熱湯2度かけ」をしなければならないのか。パッケージには4つの項目で商品のセールスポイントが挙げられており、うち3つは熱湯2度かけと関係がありそう。

「熱々スープ」・・・麺を戻すのに要した5分は、それだけスープの温度を下げますが、お湯を入れ直すことで熱々のスープが楽しめそう。

「超濃厚豚・鶏の旨み」・・・どんなに濃厚なスープを使っていても、麺を戻したお湯でスープを作る限りは、麺から溶け出した成分がスープと混ざってしまい、スープの純な濃厚感を阻害します。一度お湯を捨てて入れ直すことでスープの濃度をフルに味わえそう。

「食べ応えのあるもっちり太麺」・・・湯戻し5分で少しずつ温度が下がっていくお湯では本来戻し切れないレベルのもっちり太麺が、お湯を入れなおして戻し温度を上げることで、戻すことが可能になりそう。

とまぁ、フタ表に書かれていることでこんな推論を、かなり鼻の穴を広げて書いてみたわけですが、フタ裏に似たようなことが書かれており、こんな独りよがりな推論は不要でしたw かっちょわる。ってなわけで、こんな商品名にもレビューする私の側にも多少のウザさを伴いつつ、食べてみたいと思います。

これのテレビCM面白いですよね。男の子がかわいすぎる。


内容物、価格、購入額など




別添袋は4つ。すべて後入れですが、お湯を2度かけするので「後入れ」と言ってもいろんなタイミングがあってだいぶ面倒です。

品名最高に面倒で、最高にうまいラーメン。 家系豚骨醤油
メーカー日清食品(セブン限定?)
発売日2022年7月26日(火)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ4袋(豚骨醤油スープ・旨みだし・黄金鶏油・焼のり)
定価税別398円
取得価格税別398円(セブン-イレブン)

栄養成分表、原材料


1食172g(めん90g)あたり
エネルギー681kcal
∟めん・かやく∟391kcal
∟スープ∟290kcal
たん白質17.9g
脂質31.6g
炭水化物81.3g
食塩相当量10.3g
∟めん・かやく∟4.7g
∟スープ∟5.6g
ビタミンB10.24mg
ビタミンB20.33mg
カルシウム963mg



税別398円というかなりの高額設定。そしてカロリーも高いですが、それよりも食塩相当量10.3gに驚かされます。せっかくのおいしいという触れ込みのスープですが、健康面を考えればあまり飲まない方が良さそうですね。


「最高に面倒で、最高にうまいラーメン。 家系豚骨醤油」の作り方




まずはいつものカップ麺と同じように、カップ内側の線までお湯を入れてフタをします。ひとまずただお湯を入れるだけです。



お湯を入れて5分間待つ間に、フタの上で「スープ」と「黄金鶏油」の袋を温めます。これも普段のカップ麺でよくある工程ですよね。





そしてこれ。ラーメンなのに湯切り口がついています。湯戻し5分後、カップ焼そばばりに思い切って湯切りしてしまってください!大丈夫です。



フタを取り、湯切った麺にまずは「旨みだし」の袋を開けて入れます。まるでまぜそば状態ですが大丈夫です。これで正解です!



続いて再び内側の線までお湯を入れ、今度は「豚骨醤油スープ」の袋を開けて入れ、混ぜ合わせます。いよいよラーメンらしくなってきました!





そして最後に、「黄金鶏油」と「焼のり」を入れて完成。たしかに面倒くさいですが、「最高に面倒」というほどではないように思います。どうだったでしょうか。


スープ


スープは、熱湯2度かけによって実現したお店のような臨場感のある熱々の豚骨醤油スープで、「旨みだし」と「黄金鶏油」の袋を加えることで、濃厚でリッチな味を実現しています。



家系豚骨醤油味のスープ


  • 熱々&超濃厚
豚骨主体の豚鶏ベースによるしょうゆ味のスープで、「黄金鶏油」によって鶏油のこってり感を加えています。とろみ成分が入っているようで、それも合わせてかなり濃厚感があり、確かにリッチ。2度の熱湯かけによって熱々のスープが楽しめる上、麺から溶け出す成分が抑えられることでいつも以上にクリアな味わいに感じられたような気がしました。いや、正直この部分はよくわかりませんでした。

高額商品ですがたしかにリッチで、熱湯2度かけのメリットも十分に感じられました。



  • たっぷりの「黄金鶏油」


別添の「黄金鶏油」を加えることで、熱々感がさらに楽しめます。かなり分厚い鶏油ですが、「吉村家」の鶏油と比べるとそれほどkクセがなく素直な味でしょうか。

全体的に濃厚感が強く、さすが高額カップ麺のスープといったところですが、鶏油だけではなく豚骨にもしょうゆ味にもあまりクセがなく、吉村家の場合はしょうゆ味のキレが凄まじいし、家系の中にはとんこつスープにクセのある味のものもあります。それらと比べると、今回のスープは濃厚ではあっても特徴的な部分はあまりなく、もう一歩踏み込んだ特徴が欲しかったかなと感じました。

高額商品なので、ついつい要求が大きくなってしまいます。



麺は「熱湯を2度がけし、しっかり熱がかかるからこそ実現した、食べ応え抜群の専用配合麺」とのこと。



噛み応えある太ノンフライ麺


湯戻し時間5分の、平打ちの太いノンフライ麺です。吉村家など直系のお店の麺は中太麺と言われることが多いですが、お店の中太麺と今回の太麺は同じくらいの太さなのではないでしょうか。熱湯2度かけ仕様の麺とのことで、確かに麺の厚みが感じられる食感が特徴的で、いつもの麺とは別物感があります。そして、家系ラーメンの麺ともある程度近い食感だと感じました。

麺量は90gで大盛の量。湯戻し後は200gとのことで、食べ応えがあります。高額ですが、量を多くしてくれるのはわかりやすく還元してくれているのが実感できて良いですね。




具は「スープと麺をじっくり味わってもらうため、具材は敢えて海苔だけにし」たとのこと。



敢えて?海苔のみ


敢えて海苔だけにしたとのことですが、家系の定義としてほうれん草を入れないのは果たして大丈夫なのでしょうか。大きな海苔が3枚入っていて、鶏油にくぐらせて食べる鳥羽tル軍においしいのはお見sの家系ラーメンと共通。吉村家は特に、鶏油としょうゆをくぐらせた海苔でごはんを巻いて食べるのがラーメンよりおいしいまでありますよね。

要求する水準に達しないとの理由で具を入れなかった超高級な「一蘭」のカップ麺。確かにスープと麺があまりにおいしかったので、具を入れないことの説得力がありました。不本意な話題になってしまった商品ですが、この商品は凄まじくおいしいんですよね。

490円の価値あり?カップ麺「一蘭 とんこつ」を食べてみた!

このページでは、カップ麺「一蘭 とんこつ」を食べてレビューしていきます。「一蘭 とんこつ」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、「一蘭 とんこつ」。2021年2月15日発売の新商品で、製造はエースコックが担当。とんこつラーメンの人気店、「一蘭」のカップ麺がついに登場。価格は税込490円とかなりの高額で、敢えて具を入れていないとのこと。「一蘭」は独自システムを持つ人気ラーメン店「一蘭...




オススメ度(標準は3です)


  • 日清食品 「最高に面倒で、最高にうまいラーメン。 家系豚骨醤油」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
かなりキャッチーな商品名でしたが、やや誇張が過ぎており、「それなりに面倒で、高額なので高評価はできないけどしっかりうまいラーメン」という印象でした。面白かったですが、味にはもうひとクセ欲しかったところ。商品名はクセがすごいんですけどね。濃厚感の強さ、そして鶏油にくぐらせた海苔のおいしさは完璧でした。具は海苔だけと言わずやっぱり入れた方が良いと思います。なんだか偉そうなことを書いてしまいましたが、とても楽しい商品で、価格分しっかりエンジョイプレイできました。

ジャムはあんず(アプリコット)が一番おいしいと思う今日この頃。昔はいちごジャム以外いらないとすら思っていました。


 カテゴリ
ブログランキング
  • このエントリーをはてなブックマークに追加