このページでは、明星食品のカップ麺、「明星 麺神カップ 濃香カレーうどん」を食べてレビューしていきます。
「明星 麺神カップ 濃香カレーうどん」はどんなカップ麺?
今回のカップ麺は、明星食品の「明星 麺神カップ 濃香カレーうどん」。2022年7月18日発売の、「明星麺神」シリーズの新商品です。シリーズ初となるラーメン以外の商品、しかも「カレーうどん」という変化球で勝負してきました。

太麺縛りの「麺神カップ」
「明星麺神」は、「"麺密もっちり製法" により、まるでお店で食べるような締まりのある食感の超極太麺と、旨みが濃く香り高い「濃香スープ」が特長」のシリーズ。袋麺とカップ麺で展開されていますが、今回はシリーズ初となるラーメン以外の商品。しかも「カレーうどん」という、ちょっと変化球を投入してきました。
これまでにも一貫して太麺を使用してきた「麺神」シリーズ。それは細麺のイメージのとんこつでも同じで、麺の太さにはどうやら縛りがあるシリーズのようで、そうなると、基本的には太麺とはマッチしないあっさり味の商品は出てこなそうですね。2022年5月発売の「明星 麺神カップ 濃香豚骨」。
このページでは、明星食品のカップ麺、「明星 麺神カップ 濃香豚骨」を食べてレビューしていきます。「明星 麺神カップ 濃香豚骨」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、明星食品の「明星 麺神カップ 濃香豚骨」。2022年5月16日に発売された、「明星麺神」シリーズの新商品です。以前は「濃香塩豚骨」だったものが「濃香豚骨」となって生まれ変わりました。「麺神カップ」の新フレーバー「明星麺...
太麺にピッタリの「カレーうどん」

今回は、「麺神」シリーズ初となるラーメン以外の商品、「カレーうどん」です。太麺縛りのシリーズと考えれば、太麺のイメージが強い「カレーうどん」はピッタリな選択と言えるかと思います。そもそも、明星食品は「一平ちゃん」でカレーうどんを毎年出しており、カレーうどんにこだわりのあるメーカーです。
明星食品 「明星 ラブこめ一平ちゃん大盛 カレーうどん チーズ入りふりかけ付き」
このページでは、明星食品のカップうどん、「明星 ラブこめ一平ちゃん大盛 カレーうどん チーズ入りふりかけ付き」を食べてレビューしていきます。「明星 ラブこめ一平ちゃん大盛 カレーうどん チーズ入りふりかけ付き」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、明星食品の「明星 ラブこめ一平ちゃん大盛 カレーうどん チーズ入りふりかけ付き」。2021年11月29日発売の、「明星一平ちゃん」シリーズの新商品です。...
内容物、価格、購入額など

別添袋は入っていません。カップには麺やスープ粉末に加え、かやく類がたくさん入っています。
品名 | 明星 麺神カップ 濃香カレーうどん |
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メーカー | 明星食品 |
発売日 | 2022年7月18日(月) |
麺種別 | ノンフライ麺 |
かやく・スープ | なし |
定価 | 税別255円 |
取得価格 | 税込275円(ローソン) |
栄養成分表・原材料
1食100g(めん70g)あたり
エネルギー | 395kcal |
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∟めん・かやく | ∟311kcal |
∟スープ | ∟84kcal |
たん白質 | 10.0g |
脂質 | 8.2g |
炭水化物 | 70.3g |
食塩相当量 | 5.8g |
∟めん・かやく | ∟2.5g |
∟スープ | ∟3.3g |
ビタミンB1 | 1.20mg |
ビタミンB2 | 0.36mg |
カルシウム | 173mg |
めん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、たん白加水分解物、植物性たん白)、スープ(糖類、豚脂、カレー粉、でん粉、小麦粉、食塩、香味調味料、玉ねぎ、かつおぶし粉末、ローストオニオン粉末、たん白加水分解物、香辛料、酵母エキス)、かやく(大豆たん白加工品(牛肉味)、味付油揚げ、ねぎ)/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、トレハロース、炭酸カルシウム、乳化剤、炭酸ナトリウム、増粘多糖類、ソルビット、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・牛肉・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
最近の「麺神」シリーズは、麺に塩麹が練り込まれているのが特徴ですが、今回のうどんには入っていないようです。
つゆ

かつおやスパイスを効かせた硬派なカレーつゆ
- 牛だし&かつおだし
ではカレーうどんらしからぬ味かと言えばそうでもなく、かつおだしがしっかり効いているため和風感もあり、きちんとうどんつゆの味となっています。牛だしもかつおも強い、カレーとしての本格感と、カレーうどんつゆとしての旨みもしっかり感じられました。
- 強力なスパイスが最大の特徴

カレーうどんとしてはヘビー級なつゆですが、中でも最も特徴的なのがスパイスの強さでした。辛さレベルは「2/5」となっており、たしかに中辛程度の辛さということで異論ありませんが、スパイスの重厚感は中辛の粋を超えており、人によってはもっと辛いと感じるかもしれません。麺が売りのシリーズですが、このつゆもなかなかすごいことになっていました。
麺

極太ノンフライ麺のうどん
湯戻し時間5分の、極太で平打ち、強縮れのノンフライ麺のうどんです。もちもち感という感じではなく、どちらかというと硬めで歯切れが良いですが、ガッツリな太麺で力強さがあります。いつもの「麺神」の麺のような「塩麹」は練り込まれていませんが、麺密度の高い中身の詰まった食感は、「麺神」の麺そのものと言えます。うどんでも特徴はしっかり引き継いでいました。
麺量は70gで、高価格帯のタテ型カップ麺としては一般的な量。大盛ではありませんが、普通と大盛の中間程度の量となっています。ただ、今回は麺がかなり太いため、一口に入る麺量がどうしても多くなり、その結果、麺量70gの割には早くなくなってしまう印象でした。タテ型カップなので難しいですが、もうちょっと量が多いとうれしいですね。
具

牛肉風の大豆ミート、きざみ揚げ、ネギの組み合わせ
かなり大きな肉が入っていますが、これは牛肉ではなく牛肉風の大豆ミート。牛肉の味がつけられているようですが、大きくなるほど味も食感も本物とは乖離していきます。大豆ミートは流行りでもあり、低価格商品なら良いのですが、今回は250円超えの商品で牛の旨みも売りにしているため、本物ではないのはちょっとさみしい印象でした。
お揚げは少し甘めで、つゆを吸ってジューシーになります。量もしっかり入っていました。大豆ミート含めて、具のボリュームはタテ型としてはある程度満足できるものではないでしょうか。
あまりにつゆがおいしかったのでごはん入れてみた

つゆが硬派でおいしかったので、別に推奨されていませんがごはんを入れてみたくなりました。やはりおいしかったです。上で紹介した「一平ちゃん」はごはんが推奨されていますが、今回もそれに匹敵するくらいごはん推奨です。
オススメ度(標準は3です)
- 明星食品 「明星 麺神カップ 濃香カレーうどん」
タテ型カップはどんぶり型に比べると安い商品、そしてノンフライ麺ではなく油揚げ麺が使われているイメージが強く、タテ型なのに250円オーバーの「麺神」シリーズは、それだけでだいぶ損をしている印象を受けます。実際食べると、濃厚で明らかにコストをかけているスープ、そして極太で食べ応えある麺は価格相応で、今回は特にカレーつゆがおいしかったです。ライバルとなるどんぶり型の「正麺カップ」や「日清ラ王」に比べると、タテ型というだけでだいぶ安っぽく見えてしまい、それでいて高額というのは、セールス的にマイナスポイントのように思います。中身は見劣りしないんですけどね。
カレーうどんと言えば、特に九州の人だとこれを思い浮かべることが多いのではないでしょうか。