このページでは、サンヨー食品のカップ焼そば、「サッポロ一番 カップ ソースやきそば ブラックキングのブラックスパイシー味」と「サッポロ一番 カップ 塩らーめん焼そば レッドキングのレッドホット味」を食べてレビューしていきます。
ウルトラマンキャンペーンとサッポロ一番のコラボカップ焼そば
今回のカップ麺は、サンヨー食品の「サッポロ一番 カップ ソースやきそば ブラックキングのブラックスパイシー味」と「サッポロ一番 カップ 塩らーめん焼そば レッドキングのレッドホット味」。2022年7月4日発売の「サッポロ一番」シリーズの新商品です。ウルトラマンキャンペーンの商品で、ウルトラ怪獣をイメージしたフレーバーのカップ焼そば2品となっています。
「ブラックキング」味と「レッドキング」味?

今回の2品は、袋麺「サッポロ一番 ソースやきそば」と「サッポロ一番 塩らーめん」を、それぞれ「帰ってきたウルトラマン」に登場した「ブラックキング」と「ウルトラマン」に登場した「レッドキング」をイメージしたフレーバーに仕上げたカップ焼そばとなっています。怪獣のイメージというよりは、単に「ブラック」と「レッド」に反応しただけにも見えます。
「レッドキング」(右)といえば、ウルトラ怪獣の中でも五指に入る有名怪獣ですが、初代も2代目もまったくウルトラマンに歯が立たずに敗れています。だいた、体の大きさの割に頭が小さくて、おそらくそれほど頭が良くないんですよね。圧倒的腕力とは裏腹に、結構あっさりやられてしまっています。
名称的にはパチモン的な「ブラックキング」(左)は、実は「帰ってきたウルトラマン」(ジャック)を一度倒している強力な怪獣。「帰ってきたウルトラマン」の中でも最も強い怪獣のひとつではないでしょうか。「ベムスター」とか「キングザウルス三世」など他にも強い怪獣がいますが、個人的にはブラックキングが一番強かったのではないかと感じています。
先日2022年6月にも、ウルトラ怪獣が描かれたカップ麺3品が登場していました。パッケージのテイストは同じですね。
ウルトラ怪獣のエレキング・ツインテール・バルタン星人をイメージしたサッポロ一番3品を食べてみた!
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内容物、価格、購入額など

左が「ブラックキング」で右が「レッドキング」。いや、左が「ソースやきそば」で右が「塩らーめん焼そば」。前者の別添袋は2つで後者は3つ。ともにカップには麺とキャベツが入っていました。
品名 | サッポロ一番 カップ ソースやきそば ブラックキングのブラックスパイシー味 サッポロ一番 カップ 塩らーめん焼そば レッドキングのレッドホット味 |
---|---|
メーカー | サンヨー食品 |
発売日 | 2022年7月4日(月) |
麺種別 | 油揚げ麺 |
かやく・スープ | ソースやきそば:2袋(液体ソース・ふりかけ) 塩らーめん焼そば:3袋(特製粉末ソース・調味油・ふりかけ) |
定価 | 税別214円 |
取得価格 | 税別108円(イオン) |
栄養成分表・原材料
- 栄養成分表
栄養成分 | ソースやきそば 113g(めん85g) | 塩らーめん焼そば 101g(めん85g) |
---|---|---|
エネルギー | 519kcal | 523kcal |
たんぱく質 | 8.2g | 8.2g |
脂質 | 26.9g | 28.8g |
炭水化物 | 61.1g | 57.7g |
食塩相当量 | 3.4g | 3.2g |
ビタミンB1 | 0.39mg | 0.38mg |
ビタミンB2 | 0.68mg | 0.65mg |
麺量は85gで汁なしカップ麺としては少なめ。両者似通った数値が並んでいます。
- 原材料
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、粉末卵、チキン調味料)、ソース(ソース、豚脂、砂糖、植物油脂、ポーク調味料、食塩、酵母エキス、香辛料)、かやく(キャベツ、こしょう)/加工でん粉、カラメル色素、調味料(アミノ酸等)、香辛料抽出物、かんすい、酸味料、焼成カルシウム、香料、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、増粘剤(キサンタン)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんごを含む)
・サッポロ一番 カップ 塩らーめん焼そば レッドキングのレッドホット味
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、粉末卵、チキン調味料)、ソース(植物油脂、食塩、豚脂、香辛料、糖類、ごま、デキストリン、香味野菜粉末、味付豚肉、チキン調味料、ポーク調味料、鶏肉野菜調理品、酵母エキス)、かやく(キャベツ、唐辛子)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、かんすい、香料、パプリカ色素、焼成カルシウム、クチナシ色素、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
サッポロ一番 カップ ソースやきそば ブラックキングのブラックスパイシー味

まずは「サッポロ一番 カップ ソースやきそば ブラックキングのブラックスパイシー味」から食べていきます。ブラックキングからイメージした「ブラックスパイシー味」とのことで、黒胡椒でも入っているのでしょうか。実際、ブラックキングの体は黒いので、当たらずとも遠からずなイメージでしょうか。
濃いソースと黒胡椒が好相性

ウルトラマンキャンペーン限定の怪獣の特徴をイメージしたフレーバー商品。野菜や果実のうまみに黒胡椒の辛みがきいたスパイシーなやきそばです。
当社独自製法により、コシと弾力のある食感でちぢれの少ないめんに仕上げました。
袋めん「サッポロ一番 ソースやきそば」の味わいを焼そばカップで再現しました。野菜や果実のうまみと、醸造酢による酸味のバランスがよいやきそばソースです。黒胡椒の辛みをきかせ、スパイシーな味わいに仕上げました。
黒胡椒を使用した別添「ふりかけ」を添付しました。やきそばに定番のキャベツを具材に使用しました。
袋麺「サッポロ一番ソースやきそば」といえば、他の「サッポロ一番」が比較的おとなしめな味なのに対し、袋麺焼そばの中でも濃い味、特に酸味が強い印象がありますが、今回のカップ麺でも濃いソースの味がしっかり再現されています。
そしてソースがしっかり濃いので、黒胡椒を合わせてもソースが負けていないのがポイントで、ソースと黒胡椒がしっかりマッチしています。黒胡椒が目立って辛すぎることもなく、いつもの「ソースやきそば」に黒胡椒でパンチを加えてパワーアップしていました。
サッポロ一番 カップ 塩らーめん焼そば レッドキングのレッドホット味

続いては「サッポロ一番 カップ 塩らーめん焼そば レッドキングのレッドホット味」。「レッドキング」は別に赤くないのですが、「レッドホット味」とのことで、赤がイメージされているようです。先ほどの「ブラックキング」よりだいぶイメージから遠いように思いますがどうでしょうか。
唐辛子が塩気を増幅

ウルトラマンキャンペーン限定の怪獣の特徴をイメージしたフレーバー商品。チキンとポークのうまみに香辛料の豊かな風味と唐辛子の辛みがきいた塩味の焼そばです。
当社独自製法により、コシと弾力のある食感でちぢれの少ないめんに仕上げました。
袋めん「サッポロ一番 塩らーめん」の味わいを焼そばカップで再現しました。チキンとポークのうまみに、香辛料の豊かな風味と唐辛子の辛みがきいた塩味の焼そばソースです。
唐辛子を使用した別添「ふりかけ」を添付しました。焼そばに定番のキャベツを具材に使用しました。
袋麺「サッポロ一番 塩らーめん」の、切りごまの香ばしい風味や、玉ねぎの旨みが感じられる塩味をしっかり受け継いだソースです。「サッポロ一番塩らーめん」の味だ!と認識できるのではないでしょうか。
「レッドキング」をイメージした唐辛子が、粉末ソースとふりかけの両方に入っています。これがソースの塩気を増幅させ、全体的にちょっと塩辛く感じられました。食塩相当量はかなり低いので実際に塩分が多いわけではないのですが、実際多少塩分が高い「ソースやきそば」の方が、味は濃いのに塩辛くは感じなかったです。甘みや酸味があるのが影響しているのかもしれません。
オススメ度(標準は3です)
- サンヨー食品 「サッポロ一番 カップ ソースやきそば ブラックキングのブラックスパイシー味」
- サンヨー食品 「サッポロ一番 カップ 塩らーめん焼そば レッドキングのレッドホット味」
どちらもウルトラ怪獣のイメージに近いかは置いておいて、袋麺「ソースやきそば」「塩らーめん」の味はしっかり再現できています。特に「ソースやきそば」の濃いソースの味わいは、ブラックキングをイメージした黒胡椒と相性が良かったです。「塩らーめん」の方は、再現性の高いソースが唐辛子の辛味で塩気が増幅されてしまい、やや塩気が強く感じられるのが気になりました。実際塩分は高いわけではありません。
デストロイモードのフルアーマーとか、私は根気をなくして最後まで作れなそうです。