このページでは、ファミリーマートPB「ファミマル」のカップ麺、「生姜香る野菜タンメン 大盛」と「6種の野菜を使用 旨辛味噌」を食べてレビューしていきます。



ファミマルの「生姜香る野菜タンメン 大盛」と「6種の野菜を使用 旨辛味噌」


今回のカップ麺は、ファミリーマートのPB「ファミマル」の「生姜香る野菜タンメン 大盛」と「6種の野菜を使用 旨辛味噌」。いずれも2022年3月1日、後者は2022年6月14日に発売された商品です。ファミマの新生PB「ファミマル」で、野菜に着目したカップ麺2品がラインナップされています。



ファミマPBの「ファミマル」の野菜系カップ麺2種


ファミマPBの「ファミマル」は、「ファミリーマートコレクション」や「お母さん食堂」といったそれまでバラバラだったPBを集約して登場した新生ファミリーマートのPBです。「ファミマル」のカップ麺は主に、定価税込149円の比較的安価な商品ラインと、定価税込198円の比較的高額な商品ラインの2ライン展開されています。

「ファミリーマートコレクション」時代の商品ですが、「ファミマル」になった現在も引き続き販売されている商品のうち、ブログでは以下の商品をレビューしています。

ファミリーマートコレクション 「ソース焼そば からしマヨネーズ付き 大盛」

このページでは、ファミリーマートコレクションのカップ麺、「ソース焼そば からしマヨネーズ付き 大盛」を食べてレビューしていきます。ファミリーマートコレクション「ソース焼そば からしマヨネーズ付き 大盛」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、ファミリーマートコレクションの「ソース焼そば からしマヨネーズ付き 大盛」。2020年9月8日発売の新商品です。製造は東洋水産。ファミマPBの大盛カップ焼そば...

ファミリーマートコレクション 「辛だれ豚骨ラーメン」

このページでは、ファミリーマートコレクションのカップ麺、「辛だれ豚骨ラーメン」を食べてレビューしていきます。ファミコレ「辛だれ豚骨ラーメン」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、ファミリーマートコレクションの「辛だれ豚骨ラーメン」。製造は明星食品系。2021年7月13日発売商品です。ファミマPBによる大盛カップ麺となっています。ファミマPBカップ麺の大盛商品ファミリーマートのPB...

ファミリーマートコレクション 「焦がしねぎ香る醤油ラーメン 大盛」

このページでは、ファミリーマートコレクションのカップ麺、「焦がしねぎ香る醤油ラーメン 大盛」を食べてレビューしていきます。ファミコレ「焦がしねぎ香る醤油ラーメン 大盛」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、ファミリーマートコレクションの「焦がしねぎ香る醤油ラーメン 大盛」。製造は明星食品系。2021年6月22日発売の商品です。ファミマPBの大盛タイプのカップ麺となっています。ファミ...

今回の商品2品は、今年3月に発売された「生姜香る野菜タンメン」(以下タンメン)と6月14日に発売された「6種の野菜を使用 旨辛味噌」(以下旨辛味噌)の2品。どちらも野菜を売りにした商品となっています。あんまり種類があるわけではないラインナップの中で、野菜を売りにした商品が2つもあるのは面白いですね。



内容物、価格、購入額など




左が「タンメン」で右が「旨辛味噌」。「タンメン」はニラ主体の野菜、「旨辛味噌」は東洋水産の得意とするFDブロックの野菜が入っています。どちらも野菜がたっぷりですが、「旨辛味噌」の方が多そうですね。

品名生姜香る野菜タンメン
6種の野菜を使用 旨辛味噌
メーカーファミマル
(タンメン:明星食品 旨辛味噌:東洋水産)
発売日タンメン:2022年3月1日(火)
旨辛味噌:2022年6月14日(火)
麺種別タンメン:ノンフライ麺
旨辛味噌:油揚げ麺
かやく・スープタンメン:1袋(液体スープ)
旨辛味噌:1袋(後入れ特製油)
定価税込198円
取得価格税込198円(ファミリーマート)


栄養成分表・原材料


  • 栄養成分表
栄養成分タンメン
92g(めん70g)
旨辛味噌
105g(めん70g)
エネルギー343kcal460kcal
∟めん・かやく∟250kcal∟337kcal
∟スープ∟93kcal∟123kcal
たんぱく質8.9g9.2g
脂質5.4g22.1g
炭水化物66.1g58.2g
∟糖質∟63.2g∟53.9g
∟食物繊維∟2.9g∟4.3g
食塩相当量5.6g5.3g
∟めん・かやく∟2.3g∟2.1g
∟スープ∟3.3g∟3.2g
ビタミンB11.27mg0.30mg
ビタミンB20.35mg0.38mg
カルシウム126mg200mg

タンメンがノンフライ麺、旨辛味噌が油揚げ麺の違いがあり、カロリーや脂質に大きな違いが見られます。数値的にヘルシーなのは圧倒的にタンメンですね。


  • 原材料


「タンメン」の原材料。



「旨辛味噌」の原材料。



ファミマル 「生姜香る野菜タンメン」




まずは「生姜香る野菜タンメン」から。ファミリーマートと明星食品の共同開発商品です。今回は2品とも野菜を主役に据える商品ですが、こちらはノンフライ麺を使用していることも大きな特徴となっています。

スープの甘みと生姜の対比




鶏と豚と魚介をベースに、ガーリックや黒コショウ、野菜の旨みを合わせた塩スープが特徴です。


とんこつをベースに魚介を加えたまろやかな甘みが感じられる「タンメン」のスープです。ガーリックや黒胡椒でアクセントをつけけていますが、基本的には甘みが際立っています。そしてその甘みと対比するように、生姜やガーリック、黒胡椒でアクセントを効かせており、甘いスープと生姜の相性が本当素晴らしかったです。

生姜が効きすぎていないのがポイントで、生姜の風味がスープの甘さをより際立たせる効果あるように感じました。主役に見せかけた名脇役ではないでしょうか。タンメンスープであり、魚介は弱いですがちょっとちゃんぽんっぽさもありますね。

麺は中細で縮れのついたノンフライ麺。コシがしっかりしています。ノンフライ麺を使用することで、油揚げ麺の風味が前に出てこず、スープの甘みや生姜の風味の阻害要因になっていないのも良かったです。

具は、キャベツ、ニンジン、キクラゲ、ニラ。野菜がたっぷり入っていますが、特にニラが目立っていました。明星食品のカップ麺は比較的ニラが使われることが多いですね。野菜や生姜が主役と見せかけて、実はスープの甘みがおいしい一杯でした。全然派手じゃないんだけど、比較的ヘルシーだしおいしいし、これは「ファミマル」の中でも稀に見る逸品ではないでしょうか。



ファミマル 「6種の野菜を使用 旨辛味噌」




続いては「6種の野菜を使用 旨辛味噌」。ファミリーマートと東洋水産の共同開発商品です。野菜にかけてはカップ麺業界最強の東洋水産。FDブロックが火を吹くのは間違いありません。野菜は多いですが油揚げ麺なので、健康面では先ほどのタンメンとは一長一短の形となっています。

FDの野菜とピリ辛みそ味スープ




6種類の野菜が入った旨辛味噌ラーメンです。味噌とポークエキスをベースにガーリック・唐辛子・ごまで特徴を付けた旨辛いスープです。


豚脂を浮かせたとんこつベースのピリ辛みそ味スープです。みそ味は控えめで辛味はピリ辛程度、ベースのとんこつや豚脂も程々主張に留まっており、すべてを立てた複合的な味わいとなっています。強いて言えば確かに「旨辛味噌」ですが、野菜の甘みやガーリック、ごまの風味なども立ったスープでした。

麺は中細で縮れのついた油揚げ麺。「謹製」シリーズや名店再現系カップ麺など、東洋水産の他のタテ型商品でもよく見るタイプの麺です。比較対象がノンフライ麺を使用したタンメンなので、多少油揚げ麺臭は感じられますが、スープの邪魔をしているほどではありません。

野菜はFDブロックの小松菜、ネギ、玉ねぎ、ニンジンに、カップに予め入っているキャベツとニラの組み合わせ。東洋水産の商品ではよく見る野菜の組み合わせですが、何度見ても迫力十分です。野菜分だけで、麺が通常サイズから大盛サイズになるくらいのボリュームはありそう。色んな味が感じられますが、野菜の味が主役の一杯でした。

同じファミマ&東洋水産のこの商品と同じ感じですね。

ファミリーマート限定「野菜たっぷり旨辛味噌タンメン」を実食!1食分の野菜が入ったカップ麺!

このページでは、ファミマ限定で東洋水産製造のカップ麺、「野菜たっぷり旨辛味噌タンメン」を食べてレビューしていきます。「野菜たっぷり旨辛味噌タンメン」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、ファミマ限定商品で東洋水産の「野菜たっぷり旨辛味噌タンメン」。2019年9月24日発売の新商品です。「野菜たっぷり」なことを前面に出した商品となっています。1日に必要な野菜摂取量の1/3を使用した...


オススメ度(標準は3です)


  • ファミマル 「生姜香る野菜タンメン」
★★★★★★☆☆☆☆(6)
  • ファミマル 「6種の野菜を使用 旨辛味噌」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)

「ファミマル」カップ麺の野菜が主役の2商品でしたが、どちらもとてもレベルが高いです。「タンメン」は野菜の量では見劣りしますが、ノンフライ麺を使用してヘルシーで、スープの甘みと生姜のキレが対比になって後を引くスープが印象的でした。「旨辛味噌」はピリ辛のみそ味スープにFDブロックの大量の野菜が特徴的でした。どちらも素晴らしいですが、「タンメン」の生姜が引き立てるスープの甘みを特におすすめしたいです。

私は「ビーノ」派なのですが、お店でよく売っているのは「さやえんどう」なんですよね。どっちも実際の「えんどう豆」と「さやえんどう」の再現性高いですよね。


ブログランキング
  • このエントリーをはてなブックマークに追加