このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 冷しぶっかけ肉うどん」と「マルちゃん 冷しスタミナ肉そぼろそば」を食べてレビューしていきます。



「冷しぶっかけ肉うどん」と「冷しスタミナ肉そぼろそば」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 冷しぶっかけ肉うどん」と「マルちゃん 冷しスタミナ肉そぼろそば」。2022年6月13日発売の、「赤いきつねと緑のたぬき」シリーズの新商品です。冷し系な上に、どちらも創作色の強いカップ麺となっています。



創作系の冷し系カップ麺


冷やし系のカップ麺といえば、長らく大黒食品工業の「冷したぬきそば」などがおなじみでしたが、ここ最近は、「赤いきつねと緑のたぬき」や「日清のどん兵衛」から夏シーズンに続々登場しています。どちらのシリーズも創作色が強いのですが、「どん兵衛」は「きつねうどん」や「たぬきそば」の王道路線の冷し商品も出す一方で、「赤いきつね-」はほぼ創作路線一変となっています。

昨年2022年の初シーズンには 「冷しぶっかけ肉うどん」と「冷しぶっかけ鴨だしそば」が出ていました。どちらも創作色が強かったですが、「冷しぶっかけ肉うどん」は昨年と今年同じ商品名です。中身も同じなのでしょうか。

東洋水産 「マルちゃん 冷しぶっかけ肉うどん」

このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 冷しぶっかけ肉うどん」を食べてレビューしていきます。「マルちゃん 冷しぶっかけ肉うどん」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 冷しぶっかけ肉うどん」。2021年6月7日発売の、「赤いきつねと緑のたぬき」シリーズの新商品です。レビュー済の「冷しぶっかけ鴨だしそば」と同時発売された冷やしタイプの汁なしうどんで、カップ麺で...

「冷し」で「汁なし」で鴨だし??「マルちゃん 冷しぶっかけ鴨だしそば」を実食レビュー

このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 冷しぶっかけ鴨だしそば」を食べてレビューしていきます。「マルちゃん 冷しぶっかけ鴨だしそば」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 冷しぶっかけ鴨だしそば」。2021年6月7日発売の、「赤いきつねと緑のたぬき」シリーズの新商品です。「冷しぶっかけ肉うどん」と同時発売された冷しタイプの汁なし麺で、今年は「鴨だし」という変...



内容物、価格、購入額など




左が「冷しぶっかけ肉うどん」で右が「冷しスタミナ肉そぼろそば」。別添袋はどちらも「液体スープ」と「かやく」の組み合わせですが、うどんが先入れ、そばが後入れのかやくとなっています。うどんには予めかまぼこが4枚入っていました。



「冷しぶっかけ肉うどん」のみ先入れのかやくを入れた状態。モノホンの牛肉が入っています。

品名マルちゃん 冷しぶっかけ肉うどん
マルちゃん 冷しスタミナ肉そぼろそば
メーカー東洋水産
発売日2022年6月13日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ肉うどん:2袋(液体スープ・かやく)
肉そぼろそば:2袋(液体スープ・あとのせかやく)
定価税別214円
取得価格税別128円(イオン)

栄養成分表・原材料


  • 栄養成分表
栄養成分冷しぶっかけ肉うどん
91g(めん69g)
冷しスタミナ肉そぼろそば
90g(めん69g)
エネルギー347kcal412kcal
たんぱく質6.8g11.9g
脂質14.6g23.9g
炭水化物47.2g37.3g
食塩相当量4.3g3.1g
ビタミンB10.30mg0.37mg
ビタミンB20.36mg0.40mg
カルシウム137mg135mg

「肉そぼろそば」の方がカロリーは高いですが、食塩相当量は低い数値となっています。

  • 原材料
・マルちゃん 冷しぶっかけ肉うどん

油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、植物性たん白、乾燥酵母、卵白)、添付調味料(しょうゆ、果糖ぶどう糖液糖、醸造酢、ポークエキス、食塩、こんぶエキス、酵母エキス、魚介エキス)、かやく(味付牛肉、かまぼこ、ねぎ)/加工でん粉、酒精、調味料(アミノ酸等)、リン酸塩(Na)、炭酸カルシウム、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンC、ビタミンE)、増粘多糖類、レシチン、酸味料、ベニコウジ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、香料、カロチン色素、(一部に小麦・卵・乳成分・牛肉・大豆・鶏肉・豚肉を含む)


・マルちゃん 冷しスタミナ肉そぼろそば

油揚げめん(小麦粉(国内製造)、そば粉、植物油脂、植物性たん白、でん粉、食塩、卵白)、添付調味料(香味油脂、しょうゆ、砂糖、魚介エキス、植物油、食塩、発酵調味料、香辛料、たん白加水分解物)、かやく(味付鶏挽肉、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、リン酸塩(Na)、炭酸カルシウム、酒精、カラメル色素、レシチン、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、香辛料抽出物、パプリカ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・そば・卵・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉・りんご・ゼラチンを含む)




マルちゃん 冷しぶっかけ肉うどん




まずは「マルちゃん 冷しぶっかけ肉うどん」から。昨年出ていたものと同じ商品名で、パッケージカラーも同じですが、栄養成分や原材料は昨年のものと異なっているようです。


ゆず香る肉うどん




なめらかで細めの麺に、ゆずの香りを利かせたぽん酢風のスープで食べる、冷しぶっかけタイプの肉うどん。


ゆずの香りと酸味を効かせたポン酢風のしょうゆ味のつゆに、いつもより細めの油揚げ麺と、牛肉、かまぼこ、ネギが合わせられています。昨年はレモン風味でしたが、昨年ほどの酸味の強さはなく今年はしょうゆの味が前に出てきています。爽やかな時というのはこういうのを言うんですねってくらい、ちょっと強めのゆずが爽やか。

麺はいつもの「赤いきつね」の麺に比べると細めですが、厚みがちょっとありそうな油揚げ麺。冷水で締めることで、コシがいつもよりだいぶしっかり感じられました。

具は牛肉とかまぼこ、ネギ。牛肉は大豆肉ではなく本物。つゆからは牛肉の風味は感じませんが、牛肉がしっかり入っているので商品名が「肉うどん」となっています。ゆずポン酢に牛肉の風味、とても上品でした。



マルちゃん 冷しスタミナ肉そぼろそば




続いては「マルちゃん 冷しスタミナ肉そぼろそば」。昨年は「冷しぶっかけ鴨だしそば」だったので、今年はまったく別物になって登場しました。

「冷し」で「汁なし」で鴨だし??「マルちゃん 冷しぶっかけ鴨だしそば」を実食レビュー

このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 冷しぶっかけ鴨だしそば」を食べてレビューしていきます。「マルちゃん 冷しぶっかけ鴨だしそば」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 冷しぶっかけ鴨だしそば」。2021年6月7日発売の、「赤いきつねと緑のたぬき」シリーズの新商品です。「冷しぶっかけ肉うどん」と同時発売された冷しタイプの汁なし麺で、今年は「鴨だし」という変...


ラー油の辛味+香ばしい肉そぼろ




なめらかな麺と、ラー油やガーリックを利かせたスープに、あとのせのそぼろ肉を合わせた冷しタイプのそば。


ラー油やガーリックを加え、かつおだしを効かせたしょうゆ味のつゆに、中細でストレート形状の油揚げ麺と、鶏肉そぼろやネギが合わせられています。辛さはピリ辛かそれよりちょっと辛い程度で、辛味の他にしょうゆ味やかつおの風味もしっかり感じ取れます。ガーリックのキレも加え、上品なうどんと違ってジャンキーな味わいとなってます。

麺は中細ストレートの油揚げ麺のおそば。いつもの「緑のたぬき」では山芋入りの麺ですが、冷し系では入っておらず、ちょっとかための食感が特徴となっています。またいつもより縮れがなくストレートに近い形状になっており、「どん兵衛」シリーズの麺に近いのではないでしょうか。

具は後入れの鶏そぼろとネギ。ちょっとスナック感のある鶏そぼろがたくさん入っており、これがラー油の入ったつゆに負けない香ばしさを放っており、とても面白い存在。鶏挽肉とラー油、そしてかつおだしとの相性も素晴らしく、これはおいしいですね。意外なおいしさで驚き。うどんと違っておそばの方は徹底的にジャンキーに振っている印象を受けました。


オススメ度(標準は3です)


  • 東洋水産 「マルちゃん 冷しぶっかけ肉うどん」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
  • 東洋水産 「マルちゃん 冷しスタミナ肉そぼろそば」
★★★★★★☆☆☆☆(6)

どちらもとても素晴らしい商品。ゆずポン酢と牛肉で上品な「冷しぶっかけうどん」に対し、ラー油や魚介、ガーリックのつゆに加えてあとのせの鶏挽肉で徹底的にジャンキーに仕上げた「冷しスタミナ肉そぼろそば」は好対照。どちらもとてもおいしかったですが、特に「肉そぼろそば」の創作感が素晴らしかったです。創作と言えば「どん兵衛」のイメージがありますが、最近の「赤いきつねと緑のたぬき」は新しさを追求する勢いを感じます。

あんまりプラモっぽくないものも普通にプラモになるご時世なんですよね。


ブログランキング
  • このエントリーをはてなブックマークに追加