このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん正麺 カップ 濃ニボ」を食べてレビューしていきます。



「マルちゃん正麺 カップ 濃ニボ」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん正麺 カップ 濃ニボ」。2022年5月30日発売の、「マルちゃん 正麺カップ」シリーズの新商品です。毎年発売されている「濃ニボ」が今年も登場です。



「正麺カップ」の新商品


「マルちゃん 正麺カップ」は、金色ピカピカなパッケージの、東洋水産が誇る高級カップ麺シリーズ。もともとは大ヒット袋麺「正麺」から派生した商品ですが、今や東洋水産の金看板として、高価格帯の名店再現系カップ麺すらも「正麺カップ」の麺やカップをベースに作られている感があります。

2022年4月発売の「マルちゃん 珍々亭 濃厚油そば」は、以前の油揚げ麺からノンフライ麺に変更され、正麺カップと共通の雛形になりました。

武蔵野系油そばの名店カップ麺がノンフライ麺に進化!「マルちゃん 珍々亭 濃厚油そば」を実食レビュー

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3年連続登場の「濃ニボ」




「濃ニボ」は2020年4月に初登場し、今年で3年連続の発売となります。煮干しと背脂で濃厚に仕上げた一杯で、通常の「正麺カップ」よりも高額な商品となっています。今年は例年から変化があるのでしょうか。

煮干しと背脂の強力タッグ! 「マルちゃん正麺 カップ 濃ニボ」を実食レビュー

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濃厚煮干しとがっつり背脂の相性は? 「マルちゃん 正麺カップ 濃ニボ」を実食レビュー

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内容物、価格、購入額など




別添袋は4つ。カップには麺のみ入っています。袋の構成は例年と同じです。



先入れの「かやく」2袋を麺の上に開けた状態。チャーシューやネギの入った袋と、背脂加工品やメンマの入った袋の2つです。

品名マルちゃん正麺 カップ 濃ニボ
メーカー東洋水産
発売日2022年5月30日(月)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ4袋(液体スープ・後入れ粉末スープ・かやく2袋)
定価税別270円
取得価格税込289円(ファミリーマート)

栄養成分表、原材料


1食122g(めん70g)あたり
エネルギー409kcal
∟めん・かやく∟273kcal
∟スープ∟136kcal
たん白質15.0g
脂質11.6g
炭水化物61.1g
食塩相当量6.9g
∟めん・かやく∟2.0g
∟スープ∟4.9g
ビタミンB10.26mg
ビタミンB20.32mg
カルシウム220mg



栄養成分、原材料とも、昨年から変化が見られます。結構中身に手が入っている模様です。


スープ


スープは「ポークの旨味をベースに、煮干しの旨味を利かせた濃厚な煮干し味のスープ」とのこと。



とんこつと背脂で濃厚感を出した煮干しスープ


  • とろみを効かせたとんこつしょうゆ
とんこつしょうゆ味のスープに豚脂を浮かせ、煮干しをしっかり効かせています。乳白色が以前より濃くなった印象で、とんこつの濃度がどうやらアップしているようです。少しとろみがついており、さらに濃厚感をアップさせています。しょうゆの香りはほどほどで、塩気はそれなりに強いですが、しょうゆ自体は脇役に回っています。

  • 煮干しの風味
「濃ニボ」と聞くと、責員時計のような濃い煮干しを連想しますが、実際にはそれなりに濃くはあるものの、セメント系ではなく、他のカップ麺でももっと濃い煮干しが存在している程度の濃さです。濃いのはあくまで煮干しだけではなくとんこつを含めたスープ全体の濃度だと思われます。思ったほど濃くはないのですが、煮干しはしっかり効いており、煮干し好きも満足できるレベルです。



  • 大量の背脂加工品


かやくとして入っている背脂加工品が、見た目には最も目立っています。スープ表面に大量に浮いており、煮干しよりむしろこちらが主役という印象です。見た目ほどには味では目立ちませんが、それでもまったり濃厚感を楽しむことができました。背脂のまったり感が、しょうゆや煮干しの味を多少伝わりにくくする部分はあるかもしれません。「濃ニボ」の「濃」部分の主要な存在ではないでしょうか。



麺は「生麺のようななめらかな口当たりと、歯切れの良い食感が特長の麺」とのこと。



歯切れの良さを意識した「正麺カップ」の麺


中太でストレート形状のノンフライ麺。これまでの正麺カップの弾力の強い麺とは異なり、煮干しラーメンらしい歯切れの良さが特徴の麺とのことですが、確かにこれまでの麺に比べると弾力より歯切れ方向に向いたとは思うものの、それでも大枠ではつるみと弾力が特徴の多加水麺食感だと感じいました。煮干しラーメンらしい麺とは感じませんでした。

ただ、今回のスープはただの煮干しラーメンのスープではなく、とんこつしょうゆのとんこつが濃いめであり、しかも背脂がたっぷり浮いているので、多加水麺でもあまり違和感がありません。煮干しの風味を活かすにはもうちょっと主張がおとなしかったり、麺が細い方が良いとは思いますが、今回の麺もスープときちんとマッチはしていました。




具は「背脂加工品、焼豚、メンマ、ねぎ」とのこと。



チャーシュー、メンマ、ネギ


スープのところで触れた背脂加工品を除くと、チャーシュー、メンマ、ネギの組み合わせで、他の「正麺カップ」のレギュラー商品と20円程度違いがありますが、具では差はあまり感じません。スープの濃厚さと背脂の存在が価格差に現れているものと思われます。チャーシューは東洋水産のいつものタイプで、最近の日清食品のものに比べて大きめで、脂のさしは弱くてがっしりした食感です。


オススメ度(標準は3です)


  • 東洋水産 「マルちゃん正麺 カップ 濃ニボ」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
3回目となる「正麺カップ 濃ニボ」でしたが、スープのとんこつ濃度のアップと、麺の歯切れが良くなったことが変更点でした。スープの濃度は必ずしも煮干しの濃さには直結しませんが、とんこつ、背脂を含めた濃いスープを楽しめます。麺は弾力重視から歯切れ重視に変更になりましたが、それでもまだつるみと弾力が特徴の多加水麺食感だと感じました。

ずいぶんシャレオツなドレッシングですな。こっそり食べてみようかな。


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