このページでは、エースコックのカップ麺、 「CoCo壱番屋監修 ビーフの旨み 黒カレーラーメン」と「CoCo壱番屋監修 スパイスの刺激 赤カレー焼そば」を食べてレビューしていきます。
「CoCo壱番屋監修 黒&赤」はどんな商品?
今回のカップ麺は、エースコックの「CoCo壱番屋監修 ビーフの旨み 黒カレーラーメン」と「CoCo壱番屋監修 スパイスの刺激 赤カレー焼そば」。2022年5月16日発売の、「CoCo壱番屋」シリーズの新商品です。全国チェーンのカレー店「CoCo壱番屋」監修のカップ麺2品となっています。

「ココイチ」カップ麺の新商品
ココイチ監修のカップ麺は、エースコックの定番カップ麺のひとつ。ココイチのお店の特徴を踏まえたスパイシーな商品が多く、かなり本格的なカレーの味を楽しめるシリーズとなっています。
ココイチカップ麺では色んなタイプの商品が出ていますが、2021年11月に発売された「COCO壱番屋監修 ぶっとび辛カレーラーメン」は、ノンフライ麺を用いいた本格派で、ルゥのコクとスパイス感を両立した素晴らしい一杯でした。
Wとび辛スパイスと固形ルゥ!「COCO壱番屋監修 ぶっとび辛カレーラーメン」を実食レビュー
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再び登場の「黒」と「赤」

今回は「黒カレー」のラーメンと「赤カレー」の焼そば。黒はコクで赤は辛いイメージですね。以前にも「黒」と「赤」の商品が出ていたことがあり、当時は両方ともラーメンでした。「黒」はスタミナ、「赤」は麻辣でしたが、今回はそれぞれ「ビーフ」、「スパイス」とのことで、以前と似たような傾向なのでしょうか。
ココイチ監修のカップ麺「スタミナ黒カレー」と「麻辣赤カレー」を食べてみました!
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内容物、価格、購入額など

左が「黒カレーラーメン」で右が「赤カレー焼そば」。前者が2袋で後者が3袋ですが、前者にはカップに予めかやくが入っています。

「黒」は先入れの「粉末スープ」、「赤」は先入れの「かやく」を麺の上に開けた状態。かやく類はどちらも多くなさそうです。
品名 | CoCo壱番屋監修 ビーフの旨み 黒カレーラーメン CoCo壱番屋監修 スパイスの刺激 赤カレー焼そば |
---|---|
メーカー | エースコック |
発売日 | 2022年5月16日(月) |
麺種別 | 油揚げ麺 |
かやく・スープ | 黒:2袋(粉末スープ・ふりかけ) 赤:3袋(焼そばソース・かやく・スパイス) |
定価 | 税別210円 |
取得価格 | 税別125円(イオン) |
栄養成分表
栄養成分 | 黒カレーラーメン 92g(めん78g) | 赤カレー焼そば 116g(めん90g) |
---|---|---|
エネルギー | 381kcal | 487kcal |
∟めん・かやく | ∟327kcal | ∟-kcal |
∟スープ | ∟54kcal | ∟-kcal |
たんぱく質 | 8.8g | 8.7g |
脂質 | 12.1g | 20.2g |
炭水化物 | 61.3g | 69.4g |
∟糖質 | ∟57.2g | ∟66.0g |
∟食物繊維 | ∟4.1g | ∟3.4g |
食塩相当量 | 5.2g | 4.0g |
∟めん・かやく | ∟1.2g | ∟-g |
∟スープ | ∟4.0g | ∟-g |
ビタミンB1 | 0.51mg | 0.72mg |
ビタミンB2 | 0.43mg | 0.48mg |
カルシウム | 301mg | 307mg |
「黒」は「スーパーカップ」と同じ容器でありながら、「1.5倍」の90gよりだいぶ少ない78gに留まっています。以前は90g入っていたんですけどね。一方の焼そばは90g。
原材料
・CoCo壱番屋監修 ビーフの旨み 黒カレーラーメン
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ)、スープ(カレー粉、食塩、おからパウダー、香味調味料、でん粉、砂糖、ポークエキス、ガーリックパウダー、乳化油脂、オニオンパウダー、たん白加水分解物、フォンドボー調味料、ビーフ調味料、全卵粉)、かやく(鶏・豚味付肉そぼろ、人参、コーン、ねぎ、唐辛子)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、炭酸Ca、カラメル色素、重曹、香料、微粒二酸化ケイ素、かんすい、甘味料(カンゾウ、スクラロース、アセスルファムK)、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・牛肉・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
・CoCo壱番屋監修 スパイスの刺激 赤カレー焼そば
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、ソース)、ソース(植物油脂、ソース、たん白加水分解物、豚脂、香味調味料、カレー粉、乳化油脂、食塩、ガーリックペースト、酵母エキス)、かやく(大豆加工品、人参、ねぎ)、スパイス(香辛料、カレー粉)/加工でん粉、ソルビット、調味料(アミノ酸等)、酒精、炭酸Ca、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、香料、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、甘味料(カンゾウ)、カラメル色素、微粒二酸化ケイ素、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・りんごを含む)
CoCo壱番屋監修 ビーフの旨み 黒カレーラーメン

まずは「CoCo壱番屋監修 ビーフの旨み 黒カレーラーメン」から。以前の「黒カレー」は黒コショウやガーリックで「スタミナ系」とのことでしたが、今回は「ビーフの旨み」とのことで、まるで別物のようです。
スパイス感とフォン・ド・ボー

しっかりとした弾力と滑らかさを併せ持つ角刃の太めんです。口の中で存在感ある、食べごたえ抜群のめんに仕上げました。
ポークベースに、ソテーオニオンを加えたカレースープです。フォン・ド・ボーを使用した別添「ふりかけ」を加えることで、ビーフの旨みを演出した本格的な味わいに仕上げました。
肉そぼろ、人参、コーン、ねぎ、唐辛子を加えて仕上げました。
カレースープは辛さはほとんどないですが、ココイチらしくスパイスを効かせています。ポークベースにオニオンソテーというオーソドックスなカレースープで、ココイチとしては別段強力というわけではないものの、スパイスをある程度しっかり効かせているところが揺るがない軸となっています。

しっかりスパイスを効かせた上で、別添「ふりかけ」に使用されているフォン・ド・ボーによってビーフの旨みを加えています。以前お店で供されていた「牛カレー」をイメージしているとのことですが、スパイスがしっかりありきなのでココイチらしさが成立していました。牛の旨みやオニオンソテーでまろやかに、そしてスパイスでココイチらしく。両者をしっかり両立できていました。
CoCo壱番屋監修 スパイスの刺激 赤カレー焼そば

続いては「CoCo壱番屋監修 スパイスの刺激 赤カレー焼そば」。以前の「赤カレーラーメン」は麻辣味でしたが、今回はココイチ名物の「とび辛スパイス」を前面に出しています。
「とび辛スパイス」でスパイシー

適度な弾力と滑らかさを併せもった丸刃のめんです。程良い味付けを施し最後まで飽きのこないめんに仕上げました。
濃厚なソースをベースにカレーとポークを利かせた焼そばソースです。「とび辛スパイス」を使用した別添「スパイス」を加えることで、刺激的な辛さと風味がアクセントとなる、最後まで食べ飽きない味わいに仕上げました。
大豆そぼろ、人参、ねぎを加えて仕上げました。
焼そばらしくソースをベースにカレーを加えた味付け。ソース部分からはスパイス感はまったくなく、「濃厚なソース」とのことですがそれほど濃厚感があるようにも感じられず、ソース部分はやや中途半端な印象を受けます。

別添の「スパイス」を加えることで、ココイチらしいスパイシーな味になりますが、今回の「赤」はこの「とび辛スパイス」以外に大きな柱が見当たらず、ココイチ商品として最低限の特徴を具えてはいるものの、ちょっと物足りない印象を受けました。「とび辛スパイス」だけでも十分に高威力ではあるんですけどね。
オススメ度(標準は3です)
- エースコック 「CoCo壱番屋監修 ビーフの旨み 黒カレーラーメン」
- エースコック 「CoCo壱番屋監修 スパイスの刺激 赤カレー焼そば」
どちらもココイチらしいスパイス感が感じられましたが、「黒カレー」がフォン・ド・ボーという特徴が1つのるのに対し、「赤カレー」は黒より強力なスパイスは感じられるものの、スパイス以外にこれといった特徴がありませんでした。片方をオススメするなら「黒カレー」でしょうか。定価付近ではなく、ある程度安価で購入したいですね。
カレーはスパイスが命なのでこれあまり使わないですが、辛味が物足りないものにちょちょっと加えて辛くできる便利ものです。カップ麺なら「チリトマトヌードル」とかに入れると良いと思います。私はサテトムにちょっと垂らしてごはんとかっこむのが好きです。