このページでは、サンヨー食品のカップ麺、「サッポロ一番 塩らーめんどんぶり 瀬戸内レモン味」と「サッポロ一番 みそラーメンどんぶり 焙煎ごまだれ仕立て」を食べてレビューしていきます。
サッポロ一番の「塩らーめんどんぶり 瀬戸内レモン味」と「みそラーメンどんぶり 焙煎ごまだれ仕立て」を食べ比べ
今回のカップ麺は、サンヨー食品の「サッポロ一番 塩らーめんどんぶり 瀬戸内レモン味」と「サッポロ一番 みそラーメンどんぶり 焙煎ごまだれ仕立て」。2022年5月9日発売の「サッポロ一番」の新商品です。袋麺「サッポロ一番」のアレンジカップ麺2品です。

「今限定」の「サッポロ一番」アレンジカップ麺
今回の2商品は、袋麺の「サッポロ一番塩らーめん」と「サッポロ一番みそラーメン」を元にアレンジした恒例のカップ麺です。「塩らーめん」は「瀬戸内レモン味」で、瀬戸内レモンはこれまでにも何度かカップ麺で用いられており、サッポロ一番ともタッグを組んだことがあります。「みそラーメン」は「塩らーめん」のお株を奪うごまを使用した「焙煎ごまだれ仕立て」の一杯。
2021年6月に発売されていた「サッポロ一番 塩らーめんどんぶり 瀬戸内レモン&オリーブオイル仕上げ」と「サッポロ一番 みそラーメンどんぶり 台湾ラーメン風 辛口ラー油仕上げ」。夏の限定味でした。
サッポロ一番の「塩らーめんどんぶり 瀬戸内レモン」と「みそラーメンどんぶり 台湾ラーメン風」を実食レビュー
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内容物、価格、購入額など

左が「塩らーめん」で右が「みそラーメン」。どちらも別添袋は「特製スープ」と「かやく」が入っており、「みそラーメン」は他に「あといれ液体スープ」が入っています。麺は色味や縮れ度合いに違いがあるように見えます。

両者とも先入れの「特製スープ」と「かやく」を麺の上に開けた状態。「瀬戸内レモン」が入っているからか、左「塩らーめん」の粉末は黄色です。
品名 | 塩らーめんレモン みそラーメンごま |
---|---|
メーカー | サンヨー食品 |
発売日 | 2022年5月9日(月) |
麺種別 | 油揚げ麺 |
かやく・スープ | 塩らーめん:2袋(特製スープ・かやく) みそラーメン:3袋(あといれ液体スープ・特製スープ・かやく) |
定価 | 税別193円 |
取得価格 | 税別108円(イオン) |
栄養成分表・原材料
- 栄養成分表
栄養成分 | 塩らーめんレモン 70g(めん58g) | みそラーメンごま 73g(めん57g) |
---|---|---|
エネルギー | 304kcal | 328kcal |
∟めん・かやく | ∟268kcal | ∟277kcal |
∟スープ | ∟36kcal | ∟51kcal |
たんぱく質 | 5.7g | 6.9g |
脂質 | 11.4g | 14.0g |
炭水化物 | 44.7g | 43.6g |
食塩相当量 | 4.5g | 4.5g |
∟めん・かやく | ∟1.0g | ∟1.5g |
∟スープ | ∟3.5g | ∟3.0g |
ビタミンB1 | 0.30mg | 0.31mg |
ビタミンB2 | 0.53mg | 0.55mg |
カルシウム | 198mg | 223mg |
両者とも麺量は60gを割っており少なめ。以前のアレンジカップ麺より5gほど減っています。物価上昇の影響でしょうかね。どちらもカロリー等は低めです。
- 原材料
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、粉末卵、やまいも粉、砂糖)、スープ(食塩、香辛料、砂糖、レモン果汁粉末(デキストリン、レモン果汁(瀬戸内産レモンの果汁50%))、チキン調味料、小麦粉、酵母エキス、ごま、香味野菜粉末、油脂加工品、ポーク調味料、レモンピール、デキストリン、発酵調味料、植物油脂)、かやく(キャベツ、味付鶏肉そぼろ、ピーマン)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、酸味料、香料、かんすい、クチナシ色素、酸化防止剤(ビタミンE)、乳化剤、ビタミンB2、ビタミンB1、カラメル色素、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・やまいもを含む)
・サッポロ一番 みそラーメンどんぶり 焙煎ごまだれ仕立て
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、みそ、砂糖)、スープ(食塩、糖類、みそ、ねりごま、ごまパウダー、酵母エキス、ポークエキス、クリーミングパウダー、香辛料、しょうゆ、すりごま、ポーク調味料、植物油脂、デキストリン)、かやく(鶏・豚味付肉そぼろ、ごま、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、酒精、香料、乳化剤、かんすい、カラメル色素、微粒二酸化ケイ素、クチナシ色素、増粘剤(キサンタン)、甘味料(カンゾウ)、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
サッポロ一番 塩らーめんどんぶり 瀬戸内レモン味

まずは「サッポロ一番 塩らーめんどんぶり 瀬戸内レモン味」から。昨年6月の商品に引き続き、人気の「瀬戸内レモン」を使った商品となっています。
「塩らーめん」らしさよりレモンが前に来る

「サッポロ一番 塩らーめんどんぶり」の味わいに瀬戸内産レモンの風味と酸味を加えました。
表面につるみがあり、粘りのあるもちっとした食感のめんです。ちぢれをつけることによりスープがよく絡みます。
チキンとポークのうまみに、オニオン、ガーリックの香味野菜の風味、スパイスの風味をきかせた塩味スープに、レモンの爽やかな風味と酸味を加え、風味豊かに仕上げたラーメンスープです。スープに瀬戸内産レモンの果汁粉末を使用。(レモン果汁のうち瀬戸内産レモンの果汁50%使用。)
具材はキャベツ、鶏肉そぼろ、赤ピーマンの組み合わせです。
チキンベースにごまの風味を加えた「サッポロ一番塩らーめん」ならではのやさしい味わい。ただ、いつもよりごまの量がだいぶ少なく、一方のレモン風味が以前の「瀬戸内レモン味」より相対的に強く感じられ、今回は「サッポロ一番塩らーめん」らしさよりもレモン風味が勝っている印象でした。
麺はソフト食感の中細油揚げ麺。縮れ強め。ヤマイモが練り込まれていてちょっとホロホロした食感で、袋麺の食感をそれなりに再現しています。袋麺の方がひとまわり太い上にソフトな食感でしょうか。
具は鶏肉そぼろ、キャベツ、そして赤ピーマン。全体的に量が少ないので、多くを期待しない方が無難です。
サッポロ一番 みそラーメンどんぶり 焙煎ごまだれ仕立て

続いては、「サッポロ一番 みそラーメンどんぶり 焙煎ごまだれ仕立て」。みそ味な上に、「焙煎ごまだれ仕立て」なんて聞くと、だいぶこってりしていそうなイメージですが、栄養成分を見ると実際のところ、「瀬戸内レモン味」とカロリーに大差はなく、みそラーメンの割にあっさり系なことを窺わせます。
「みそラーメン」の味は薄くごまが主役

「サッポロ一番 みそラーメンどんぶり」の味わいに香ばしいごまを加えた焙煎ごまだれ風のラーメンです。
表面につるみがあり、粘りのある食感のめんです。ちぢれをつけることでスープが絡むめんに仕上げました。
「サッポロ一番 みそラーメンどんぶり」の味わいに、ごまパウダー、すりごま、ねりごまを使用し、ごまだれ風に仕上げました。焙煎したごまの風味とみそのコクを合わせた、まろやかなごまみそスープです。
具材は肉そぼろ、いりごま、ねぎの組み合わせです。
「サッポロ一番みそラーメン」の香りは感じられるスープですが、味はかなり薄くて、みそ感は強くありません。ここまで袋麺とは別物感があるのは今回が初めてかも。かなりあっさりめなみそ味に、それほど量は多くないものの練りごまが加わり、粒ごまとともにごまの風味が豊か。ごまが主役スープとなっています。みそが大人しいのでごまが強く感じられるバランスでした。
麺は中細で縮れのついた油揚げ麺。「塩らーめん」に比べるとしっかりした食感となっていますが、かたいというほどでもありません。どちらもどんぶり型でも麺量が少ないのは残念。
具は肉そぼろ、粒ごま、ネギ。「塩らーめん」のお株を奪う粒ごまの量で風味豊か。全体的には量が少なく、だいぶ安っぽい印象でした。
オススメ度(標準は3です)
- サンヨー食品 「サッポロ一番 塩らーめんどんぶり 瀬戸内レモン味」
- サンヨー食品 「サッポロ一番 みそラーメンどんぶり 焙煎ごまだれ仕立て」
「塩らーめん」で特徴的なごまの風味、「みそラーメン」のみそ感がどちらも弱く、袋麺らしさ、再現性は乏しい一方で、それぞれレモン、ごまの風味がしっかり感じられる一杯でした。どちらも味がちょっと弱いですが、おそらく100円著と程度で売られることが多いカップ麺だと考えれば、及第点くらいではないかと思います。定価近くではあまり買いたくないですね。
元祖感よりもパチモノ感が強いデザインですが、定番品ですよね。