このページでは、日清食品のカップ麺、「日清の最強どん兵衛 きつねうどん」と「日清の最強どん兵衛 かき揚げそば」を食べてレビューしていきます。
「日清の最強どん兵衛」はどんなカップ麺??
今回のカップ麺は、日清食品の「日清の最強どん兵衛 きつねうどん」と「日清の最強どん兵衛 かき揚げそば」。2022年3月28日発売の、「日清のどん兵衛」シリーズの新商品です。「最強」を謳い、内容物の「すべてが主役」と言い切る、とんでもないどん兵衛2品が同時発売となりました。

「すべてが主役」と謳う「最強どん兵衛」2品
今回の「どん兵衛」は、うどんとそばの2品同時発売で、「最強」を謳っています。王子とか赤羽は通らないし、大宮にも行きません。「このどん兵衛 すべてが主役」とのことで、だし、麺、お揚げor天ぷら、そして七味唐辛子に至るまで、すべてにこだわりが詰まっている商品となっています。
湯戻し8分のうどん、そしてこだわりの「新太そば」といったコンセプトから、以前発売されていた以下の2品が近いのかなと思いますが、こだわりが麺だけではないので、今回の方が気合が入っているのかもしれませんね。
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内容物、価格、購入額など

左が「きつねうどん」で右が「かき揚げそば」。どちらも別添袋はひとつですが、「最強ブレンド 6種の合わせだし」と七味唐辛子がセットになっています。6種の内訳は両者共通ですが、おそらく配合割合とかそもそものしょうゆの味とかも違うんでしょうね。七味はどちらもブランド七味となっています。それぞれ別々のブランド七味を用意するとか、なかなかのこだわりですよね。

お揚げと天ぷら。どちらも厚みがすごいですね。お揚げなんか、中にお餅とか入っていそうな勢い。

先入れの「粉末スープ」を入れた状態。右の「かき揚げそば」の天ぷらは、撮影のために入れていますが本来は後入れです。粉末の色からは、「きつねうどん」が薄口しょうゆ、「かき揚げそば」が濃口しょうゆに見えます。
品名 | 日清の最強どん兵衛 きつねうどん 日清の最強どん兵衛 かき揚げそば |
---|---|
メーカー | 日清食品 |
発売日 | 2021年3月28日(月) |
麺種別 | 油揚げ麺 |
かやく・スープ | 1袋(粉末スープ+・七味唐辛子) |
定価 | 税別248円 |
取得価格 | 税別248円(セイコーマート) |
栄養成分表・原材料
- 栄養成分表
栄養成分 | きつねうどん 93g(めん66g) | かき揚げそば 101g(めん66g) |
---|---|---|
エネルギー | 410kcal | 494kcal |
∟めん・かやく | ∟389kcal | ∟485kcal |
∟スープ | ∟21kcal | ∟9kcal |
たんぱく質 | 9.8g | 10.0g |
脂質 | 17.2g | 25.7g |
炭水化物 | 53.9g | 55.7g |
食塩相当量 | 6.1g | 6.5g |
∟めん・かやく | ∟2.5g | ∟2.0g |
∟スープ | ∟3.6g | ∟4.5g |
ビタミンB1 | 0.17mg | 0.30mg |
ビタミンB2 | 0.21mg | 0.32mg |
カルシウム | 203mg | 154mg |
どちらも麺量はレギュラー商品より5g少なくなっています。色々こだわった商品ですが、レギュラー品より圧倒的にカロリーが高いとかはないようです。
- 原材料

「日清の最強どん兵衛 きつねうどん」の原材料。

「日清の最強どん兵衛 かき揚げそば」の原材料。
日清の最強どん兵衛 きつねうどん

まずは、「日清の最強どん兵衛 きつねうどん」から食べていきます。「厚さアップ」の「じゅわっと旨いお揚げ」、「後引く旨さ」の「6種の合わせだし」、「もちもち、のどごし」の「極太うどん」、「長野 八幡屋礒五郎」の「特製ゆず七味唐辛子」の4つをもって、「このどん兵衛 すべてが主役」と謳っています。
「最強」の分厚いお揚げとつゆの旨さが光る!

もちもちとした食感の "極太うどん"、昆布の後引く旨みが特長の6種の合わせだしを使用したつゆ、通常よりもぶ厚い "ふっくらおあげ"、長野県の老舗「八幡屋礒五郎」で特別に調合した「特製ゆず七味唐辛子」。すべてが主役の「どん兵衛」です。
6種のだしを使ったというつゆは、いつもと同様昆布が主体ですが、いつも以上に自然な甘みが感じられ、つゆの旨みをグッと持ち上げている印象。これは上品ですね。かつおやあごなど魚だしは昆布の後から追いかけてきて、つゆの旨みに輪郭をつける感じですが、これが刺さらずに上品。昆布の自然な甘みを引き立てていました。このつゆは確かに「最強」かもしれません
湯戻し8分のもちもちの太いうどんは、じっくり戻すことで水分を多く含み、これでもかとずっしり食べ応えのある食感になります。いつものどん兵衛のうどんもとてもおいしいのですが、今回は確かにいつもとは全然違います。以前のプレミアムどん兵衛と同じ麺だと思われます。おいしいのは認めつつも、湯戻し8分は流石に焦れますね。
そしてお揚げ!強すぎない程度に甘く味付けられたお揚げが、先ほどの上品な甘みのつゆを吸い込み、それはそれは素晴らしいおいしさの「じゅわっと旨いお揚げ」が完成します。いややっぱ最強っすね。上品な甘さはもちろん、ふわっとしていながらも中身が詰まっているお揚げの食感も感服です。
日清の最強どん兵衛 かき揚げそば

続いては、「日清の最強どん兵衛 かき揚げそば」。こちらは「厚さアップ」の「サクサク旨い鬼かき揚げ」、「華やぐ香り」の「6種の合わせだし」、「麺の弾力、のどごし」の「新太そば」、そして「浅草 やげん堀」の「特製七味唐辛子」の4つをもって、「このどん兵衛 すべてが主役」と謳っています。
「新太そば」は確かに最強かもしれない

弾力とのどごしが楽しめる "新太そば"、鰹節としょうゆの華やぐ香りが特長の6種の合わせだしを使用したつゆ、通常よりぶ厚い "鬼かき揚げ"、東京・浅草の老舗「やげん堀」で特別に調合した「特製七味唐辛子」。すべてが主役の「どん兵衛」です。
6種のだしを使ったつゆは、いつもと同様にかつおが中心ですが、さば節のやや苦味をともなったキレも感じられ、だしの香りが豊かです。一方で、しょうゆの香りはそれほど強くなくだしの香りを前面に押し出している印象。塩気もいつもより穏やかに感じられました。実際の食塩相当量の数値はいつもの「天ぷらそば」より高いんですけどね。やげん堀らしいスパイシーな七味もつゆの味に華やかに彩っていました。
湯戻し5分の新太そばは、これは驚異的な食感!ものすごいコシとのどごしで、かたく茹でられた田舎そばのような食感でした。田舎そばほど太くないですけどね。これは思い切りましたね。賛否分かれそうなかたさですが、個人的には大歓迎の食感。「新太そば」ということは、今後どん兵衛そばのデフォはこの麺になるのか、だとすると本当楽しみですが、果たしてどうなんでしょうね。この麺が一般的な価格設定の商品で登場したら、そのインパクトは相当なものだと思います。
かき揚げは、名作「どん兵衛 かき揚げうどん」で使われているものをさらに分厚くしたもの。玉ねぎの甘みが目立つかき揚げで、サクサク食感も厚みが増してパワーアップしています。ただ、すごい甘いかき揚げなので、成分がつゆに溶け出していくことで、しょうゆや魚だしのキレが削がれていくようにも感じました。食べ応えは本当素晴らしいです。
オススメ度(標準は3です)
- 日清食品 「日清の最強どん兵衛 きつねうどん」
- 日清食品 「日清の最強どん兵衛 かき揚げそば」
どちらも税別248円の価格設定でも十分に元が取れる贅沢な商品でした。特に「きつねうどん」は、8分湯戻しのもちもちなうどんに加え、上品な甘みのつゆと、それを吸ってジューシーになる分厚いお揚げが、もはや芸術の域に達していました。総合力では「きつねうどん」がだいぶ勝っていました。一方で、「かき揚げそば」で使われていた「新太そば」の思い切ったかたさの食感やのどごしのインパクトは強烈で、この麺が今後、一般的な価格の「どん兵衛」でも使われるのかどうかがとても気になりました。この麺はすごいです。
ホテイの缶詰は焼鳥が有名ですが、「つぼ焼き」とか「つぶ貝」とか攻めてるんですね。どっちも気になりますが、「つぼ焼き」で使われているトップシェルってなんですかね。サザエに似た貝のようですが。