このページでは、明星食品のカップ麺、「明星 辛だるま 旨辛玉子とじ麺」を食べてレビューしていきます。



「明星 辛だるま 旨辛玉子とじ麺」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、明星食品の「明星 辛だるま 旨辛玉子とじ麺」。2022年3月14日に発売された新商品で、セブン-イレブンなどセブン&アイグループのみの発売と思われます。セブンのカップ麺でおなじみ「博多だるま」が以前手掛けていた辛麺専門店「辛だるま」の味を復活させた商品となっています。



「博多だるま」はセブンのレギュラーカップ麺でもおなじみ


「博多だるま」は、福岡に本店があり、東京など多店舗展開する濃厚とんこつラーメンの人気店です。カップ麺でもおなじみで、現在はセブンプレミアムの「銘店紀行」シリーズからレギュラー商品として「銘店紀行 博多だるま」が発売中です。

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定期的に「まぜそば」カップ麺も登場しています。下のリンクは2021年8月発売の「博多だるま 豚骨まぜそば」。とんこつ臭に寄せたと思われるチーズのような匂いが気になる一杯でした。

セブンプレミアム 「博多だるま 豚骨まぜそば」

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「博多だるま」+「宮崎辛麺」?




今回の一杯では、「博多だるま」が以前手掛けていた辛麺専門店「辛だるま」の味を復活させて再現しています。最近、明星食品から積極的に「宮崎辛麺」のカップ麺が登場しており、今回の「辛だるま」もその一環でしょうか。

でも博多だるま関連の商品なら「セブンプレミアム」で出てもおかしくないところなのに、なぜそうではないのか。ひょっとしたらセブンプレミアムの品質基準に届かなかったのではないかと勝手に勘ぐってしまいます。果たしてどんな一杯なのでしょうか。


内容物、価格、購入額など




別添袋は1つ。かやく類がたくさん入っています。「博多だるま」ならではの細麺と、辛麺らしいかきたまなどが入っています。

品名明星 辛だるま 旨辛玉子とじ麺
メーカー明星食品
発売日2022年3月14日(月)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ1袋(後入れ液体スープ)
定価税別198円
取得価格税別198円(セブン-イレブン)

栄養成分表・原材料


1食97g(めん65g)あたり
エネルギー389kcal
∟めん・かやく∟311kcal
∟スープ∟78kcal
たん白質12.3g
脂質9.7g
炭水化物63.1g
食塩相当量5.9g
∟めん・かやく∟1.9g
∟スープ∟4.0g
ビタミンB10.55mg
ビタミンB20.38mg
カルシウム179mg



麺は65g。原材料の「スープ」の先頭に来ているのは「糖類」。「だるま」のイメージとも辛麺のイメージとも異なっていて面白いですね。


スープ


スープは、とんこつベースのみそ味スープで、唐辛子や甜麺醤、コチュジャンなどで辛味がつけられています。



「博多だるま」と「辛麺」が融合?したスープ


  • スープに「博多だるま」要素は少ない
とんこつベースのみそ味スープ。上でも紹介した「博多だるま 豚骨まぜそば」に入っていたチーズの匂いのようなとんこつ臭が感じられますが、それ以外はスープからは「博多だるま」要素はほぼ感じられず、辛麺要素の方が強いスープとなっています。



  • 「辛麺」要素も強いが強い甘みが特徴!


「辛麺」要素として、辛味とガーリック、そして魚介風味も感じられます。辛さはそれほど強くなく、中辛程度といったところ。辛さよりも目立っていたのが甘さで、これはかなり甘いです。文字通りの「甘辛」。これはクセになりそう。

今となってはお店の味を知る由もありませんが、実際のお店でもこの甘みが特徴だったなら、ぜひとも食べてみたかったです。きっと今回のカップ麺よりも「博多だるま」要素であるとんこつ臭がしっかり感じ取れ、甘辛さととんこつ臭がどう融合していたのかとても気になるところです。



麺は、湯戻し時間1分の、細くてストレート形状の低加水食感ノンフライ麺です。



麺は「博多だるま」要素の極細ノンフライ麺


極細でストレート形状のノンフライ麺。低加水麺食感の博多麺で、一般的な中華麺やこんにゃく麺が用いられることの多い「辛麺」ではなく、完全に「博多だるま」要素の麺となっており、スープとは対照的です。「銘店紀行 博多だるま」ともほぼ同じような麺だと思われます。

「辛麺」要素の強いスープに博多麺の組み合わせは斬新で、この商品ならではと言えそう。博多麺をとんこつスープ以外で食べることも珍しいので、とても新鮮な気持ちで食べることができました。これはなかなか良いのではないでしょうか。




具は、たまご、キャベツ、もやし、ニラ、キクラゲが入っています。

「辛麺」要素のたまごやニラ、「博多だるま」要素のキクラゲ、そしてどちらにも属さないキャベツやもやしの組み合わせです。



「辛麺」+「だるま」+オリジナルな具の構成


「玉子とじ麺」という名古屋のソウルフードみたいな名前がつけられていますが、「辛麺」らしい特徴となっています。玉子とじという感じはあまりしません。他にニラも入っており、辛麺らしさが窺えました。キクラゲは「博多だるま」要素で、辛麺(のスープ)の中にキクラゲが入っているのはかなり面白いです。コリコリした食感がアクセントになっていました。

そしてキャベツともやし。スープの強い甘みとともに、これらはオリジナル要素の強い存在でした。「辛麺」であり「博多だるま」でありながら、少しタンメン要素も兼ね備えているような印象でした。どちらも多めに入っていて目立っています。


オススメ度(標準は3です)


  • 明星食品 「明星 辛だるま 旨辛玉子とじ麺」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
「博多だるま」がかつて手掛けた「辛麺」専門店の味を再現した一杯でしたが、スープと具は「辛麺」、麺は「博多だるま」要素が強い一方で、スープの強い甘み、そして具のキャベツやもやしといった、オリジナル要素も多い一杯でした。特にスープの甘みは印象的で、実際の「博多だるま」の強いとんこつ臭と合わせるとどういう味になるのかとても興味深かったです。すごくおいしかったですが、今回もチーズの匂いのようなとんこつ臭が残念でした。

最近はもっぱらモンハンばかりやっていますが、加齢とともに頭が固くなってきた実感があるので、こういうのやって脳みそグニャグニャにしたいですね。なるのでしょうか。


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