このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん でかまる 麻辣カレー台湾まぜそば」を食べてレビューしていきます。



「マルちゃん でかまる 麻辣カレー台湾まぜそば」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん でかまる 麻辣カレー台湾まぜそば」。2022年3月14日発売の、「マルちゃん でかまる」シリーズの新商品です。「Ramenグランプリ」の「これでもかと絡めたくなる部門」で優勝した静岡・牧之原のラーメン店、「博多ラーメン 池めん」監修のカップ麺です。



「これでもかとか絡めたくなる部門」優勝!


「でかまる」シリーズから発売された今回の商品は、「Ramenグランプリ」の「これでもかと絡めたくなる部門」で優勝した静岡・牧之原の「博多ラーメン 池めん 牧之原本店」監修の商品となっています。牧之原と言えば牧之原台地!地理で台地と言えば牧之原かシラスかというくらい、2大テストに出る台地ですよね。どちらも茶の栽培が盛んですが、シラス台地は火山灰の堆積でサツマイモの栽培が有名です。牧之原台地は茶!とにかく茶!地図記号は点3つ!

昨年の「これでもかと絡めたくなる部門」優勝でカップ麺化された商品は、東京・末広町「志奈そば 田なか 明神下店」監修による、「マルちゃん でかまる にぼたん」でした。「にぼたん」という商品名ながら、最も目立っていたのは煮干しではなく花椒のシビレという意外性がありました。

煮干しと担々麺の組み合わせを汁なしで?? 相性はどうなの?? 「マルちゃん でかまる にぼたん」を実食レビュー

このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん でかまる にぼたん」を食べてレビューしていきます。「マルちゃん でかまる にぼたん」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん でかまる にぼたん」。2021年4月5日発売の、「マルちゃん でかまる」シリーズの新商品です。Ramenグランプリ2020で「これでもかと絡めたくなる部門 優勝」に輝いたラーメンのカップ麺化となっています。...



「麻辣カレー台湾まぜそば」を再現




今回再現されているのは、「麻辣カレー台湾まぜそば」というメニュー。静岡・牧之原にあるのに「博多ラーメン」のお店で、そのうえ台湾まぜそばという名古屋の名物をメニュー化、しかも麻辣は中国だしカレーはインドだし、しかも台湾まで入ってるし、今回は牧之原含めて地理だらけですね。地理コンボつなげすぎですよね。果たしてどんな一杯なのでしょうか。


内容物、価格、購入額など




別添袋は3つ。カップには麺のみが入っていました。



先入れの「かやく」を麺の上に開けた状態。挽肉やニラといった台湾まぜそばらしい組み合わせでした。麺は太め褐色で、東洋水産の他の汁なし麺商品で見かける麺です。

品名マルちゃん でかまる 麻辣カレー台湾まぜそば
メーカー東洋水産
発売日2022年3月14日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ3袋(液体スープ・粉末スープ・かやく)
定価税別220円
取得価格税込232円(ローソン)

栄養成分表、原材料


1食155g(めん120g)あたり
エネルギー687kcal
たん白質13.5g
脂質32.4g
炭水化物85.4g
食塩相当量5.2g
ビタミンB10.93mg
ビタミンB20.56mg
カルシウム279mg



麺量は120g。「でかまる」の汁なしカップ麺の大盛は130gがデフォでしたが、ここのところ120gが続いています。


スープ


スープは「ポークの旨味をベースに、カレーのスパイシーさと山椒・花椒のしびれを利かせたスープ」とのこと。

しょうゆ味ベースで、カレー要素と台湾まぜそば要素が半々程度に感じられるたれです。



カレースパイスを効かせた台湾まぜそばのたれ


  • 「麺屋はなび」直伝の味
ベースはしょうゆ味の台湾まぜそばのたれで、麻辣と魚介風味を効かせています。「博多ラーメン 池めん」という店名ですが、店主の修行元は名古屋の台湾まぜそば元祖である「麺屋はなび」とのことで、実は台湾まぜそばのお店でもあります。そのため、今回の台湾まぜそばの味もしっかり本格的で、麻辣の刺激に加えて太い魚介が感じられました。

ニンニクやごまの風味もあり、複雑さも持ち合わせています。正直、カレーがない状態で食べてみたいくらいでした。お店では、看板メニューのとんこつラーメンと台湾まぜそばを合わせた、「とんこつ台湾」というメニューがあるようです。



  • カレースパイスと台湾まぜそばの相性
台湾まぜそばのたれの味にカレースパイスを効かせて、「カレー台湾」になっています。カレーのスパイス感も強く、台湾まぜそばの味に負けていません。互角ですね。カレー好きでも台湾まぜそば好きも満足できそうですが、両者並び立つがゆえにどちらもちょっと物足りないのは、器用貧乏的な宿命かもしれませんね。相乗効果よりも、両者がせっかくの本格味の良い部分を伸ばしきれない印象でした。



麺は「スープのりが良く、なめらかな食感の、丸刃で切ったやや太めの油揚げ麺」とのこと。

湯戻し時間5分の、極太で縮れの強い油揚げ麺です。



極太で縮れの強い油揚げ麺


しょうゆが練り込まれているためか、たれと混ぜる前は多少浅黒の油揚げ麺です。「珍々亭」など東洋水産の汁なしカップ麺でよく用いられている縮れの強い太麺で、この太さは他社合わせても屈指の存在だと思われます。よくカップ麺を食べている方なら、この麺を見ただけで、あ~あの麺ね!と思うのではないでしょうか。

太麺なので存在感が強く、今回のような濃いたれとの相性が抜群です。特にまぜそば・油そばは味が濃く、塩気を増幅させる辛味が加わると特に塩辛くなりがちなところですが、今回のようにこれだけ太い麺を用いていると、たれの塩分を相当量吸収してくれるので、塩辛さが軽減されます。今回もちょっと塩気強めかなくらいで収まっていました。




具は「味付挽肉、にら、ねぎ、益都唐辛子」とのこと。

台湾まぜそばの定番具である挽肉、ニラ、唐辛子、ねぎの組み合わせです。



挽肉やニラで台湾まぜそばらしく


それほど多いわけではありませんが、台湾まぜそばと言えばまず思い浮かべる挽肉とニラはしっかり入っていました。「益都唐辛子」とは韓国料理でよく使われる唐辛子で、日本の唐辛子に比べて辛味が穏やかで色が濃いそうですが、少ないし小さいので実感はあまりないものの、確かにあまり辛くないし色は濃かったです。


卵黄入れて「これでもかと絡め」てみた!




パッケージに「温泉卵を入れてもっとおいしく!」と書かれており、温泉玉子は実際に台湾まぜそばの定番トッピングとなっていますが、今回は卵黄を入れて受賞部門通りに「これでもかと絡め」てみました!ちょっとだけ刺さる塩気やスパイスが、卵黄によって角が取れ、コクが加わってまったく別物になりました。おいしいなぁ。確かに入れた方がおいしいです。前半はオリジナルを楽しみ、後半戦に味変アイテムとして投入するの良さそうです。


オススメ度(標準は3です)


  • 東洋水産 「マルちゃん でかまる 麻辣カレー台湾まぜそば」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
カレースパイスを強く効かせた台湾まぜそばでした。台湾まぜそばとしてもスパイスとしてもかなり本格的ですが、それゆえにどちらか片方だけで楽しみたい衝動に駆られました。オススメされていた温泉玉子の代わりに後半戦に投入した卵黄が相性がよく、確かにこれでもかと絡めたくなりました。

カルディへは主に「ハリッサ」と「サテトム」を買いに行くのですが、それとは別にハウスから「ハリッサ」に続いて「サテトム」チューブ状のやつが発売されました。正直、「ハリッサ」は断然カルディのがおいしかったですが、「サテトム」はどうか試してみたいと思います。


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