このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 本気盛 京都classic中華そば」を食べてレビューしていきます。



「マルちゃん 本気盛 京都classic中華そば」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 本気盛 京都classic中華そば」。2022年3月7日発売の、「本気盛」シリーズの新商品です。京都にあるイタリアン専門店「Bubblegum.」の「豚そばClassic」を再現したカップ麺です。



「Ramenグランプリ」の「異種格闘技部門」優勝の一杯


今回の一杯は 「Ramenグランプリ2021-2022」において、「異種格闘技部門」で優勝した京都のイタリアン「Bubblegum.」の味を再現した商品です。異種格闘技というのはラーメン店以外のお店によるラーメンだと思われますが、異種格闘技ぶりがカップ麺の中にも見て取れると楽しくて良さそうですね。

昨年2021年4月に発売されていた、「Ramenグランプリ2020」の「異種格闘技部門」で優勝した焼き鳥店のカップ麺、「マルちゃん 本気盛 焼鳥屋本気の禁断の鶏白湯ラーメン」。鶏白湯で鶏挽肉を用い、マー油の臨場感が何となく焼鳥っぽさを思わせる一杯でした。

異種格闘技部門優勝の武闘派?? 「マルちゃん 本気盛 焼鳥屋本気の禁断の鶏白湯ラーメン」を実食レビュー

このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 本気盛 焼鳥屋本気の禁断の鶏白湯ラーメン」を食べてレビューしていきます。「マルちゃん 本気盛 焼鳥屋本気の禁断の鶏白湯ラーメン」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 本気盛 焼鳥屋本気の禁断の鶏白湯ラーメン」。2021年4月19日発売の、「本気盛」シリーズの新商品です。「Ramenグランプリ2020」にて、「異種格闘技部門」の優勝...



京都のイタリアン店による京都ラーメン




京都のイタリアン専門店「Bubblegum.」のラーメンである「豚そばClassic」が再現されています。商品名は「京都Classic中華そば」で異業種による京都ラーメンのようです。イタリアンのお店であること以外にあまり異種格闘技感のない商品ですが、果たしてどんな一杯なのでしょうか。


内容物、価格、購入額など




別添袋は入っていません。かやくは多めで、背脂らしきものも確認できます。

品名マルちゃん 本気盛 京都classic中華そば
メーカー東洋水産
発売日2022年3月7日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープなし
定価税別220円
取得価格税別220円(セイコーマート)

栄養成分表、原材料


1食102g(めん80g)あたり
エネルギー458kcal
∟めん・かやく∟369kcal
∟スープ∟89kcal
たん白質9.7g
脂質20.7g
炭水化物58.1g
食塩相当量6.0g
∟めん・かやく∟2.1g
∟スープ∟3.9g
ビタミンB10.33mg
ビタミンB20.38mg
カルシウム214mg

油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、卵白)、添付調味料(ポークエキス、しょうゆ、砂糖、食塩、豚脂、魚介エキス、香味油脂、酵母エキス、香辛料、こんぶエキス)、かやく(背脂加工品、味付豚肉、メンマ、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、炭酸カルシウム、かんすい、増粘多糖類、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉を含む)


スープ


スープは「ポークの旨味と醤油をベースに、魚介の旨味を加えた醤油味のスープ」で、「一味唐辛子を加え、味を引き締め」たとのこと。

ポークベースのしょうゆ味のスープ、背脂をたっぷり浮かせています。



背脂が浮く正統派な京都ラーメンのスープ


  • 正統派な京都背脂しょうゆ味
パッケージに「レストランが手掛ける本気の一杯」と書かれていたので食べる前から何となくそうじゃないかと思いましたが、異種格闘技感のまったくない正統派な京都背脂しょうゆラーメンのスープです。色々特徴をつけようと、一筋縄ではいかない京都ラーメンのカップ麺が多い中で、レストランが手掛けるという要素がひとつのっているため、これでもかと正統派に突き進んでいる印象。

豚ベースのあっさり系しょうゆ味に、昆布や甘みを効かせることで、後味やわらかく仕上げています。背脂の効果も含め、刺さらない味わいなのが大きな特徴ではないでしょうか。



  • 具の「背脂加工品」でこってり仕上げに


スープ自体はそれほど濃い味ではなく多少あっさり系ですが、スープ表面には具として入っている背脂加工品が浮き、他に豚脂などの油脂も浮いています。脂をしっかり感じさせることで、背脂しょうゆラーメンらしい雰囲気が出ていました。背脂たっぷりなのは見た目にもこってり倍増ですよね。



麺は「スープとの相性がいい、硬さと弾力のある角刃で切った麺」とのこと。

湯戻し時間3分の、中細で緩やかに縮れのついた油揚げ麺です。



細めの油揚げ麺


「本気盛」シリーズと言えば太い麺のイメージがありますが、今回は珍しく中細麺。麺量はしっかり本気盛サイズの80gです。「本気盛」らしくはないものの、スープとの相性はバッチリで、いつもの太めの麺ならば麺の主張が強すぎてこうはならなかったように思います。




具は「背脂加工品、味付豚肉、メンマ、ねぎ」とのこと。

豚肉チップ、メンマ、ねぎと、スープのところで触れた背脂加工品の組み合わせです。



豚肉やメンマなど


豚肉チップ、メンマ、ねぎがそれぞれしっかり入っており、役割がスープ寄りの背脂を抜きにしても具が充実しています。豚肉やメンマは食感がしっかりしており、噛み応えがアクセントにもなっていました。


オススメ度(標準は3です)


  • 東洋水産 「マルちゃん 本気盛 京都classic中華そば」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
京都背脂ラーメンを再現した一杯としておいしかったです。ただ、「異種格闘技部門」と考えると、お店に行けばレストランで食べる場違いな京都ラーメンとして面白そうですが、カップ麺で出てきてもあまり感動はないように思います。お店を知らなくてもわかる異種格闘後要素、今回ならイタリアンっぽさが欲しかったです。お店ではスープたっぷりのカルボナーラという非常に面白いメニューもあるようです。優勝するとカップ麺になるというところまでがセットなら、「異種格闘技部門」はラーメン自体にも異種格闘技らしさを入れることを条件にし、カップ麺で楽しめるようにしてもらいたいです。

こういう本を片手に京都をぶらつきたいですね。そろそろいろんなことが良い方向に向いてくれないものでしょうか。


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