このページでは、まるか食品のカップ焼そば、「ペヤング 獄激辛やきそばFinal」を食べてレビューしていきます。



「ペヤング 獄激辛やきそばFinal」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、まるか食品の「ペヤング 獄激辛やきそばFinal」。2022年3月7日発売の、「ペヤングやきそば」シリーズの新商品です。最近鳴りを潜めていた「ペヤング獄激辛やきそば」に待望の??新商品が登場しました。ラスボス感たっぷりの商品となっています。



「獄激辛ペヤング」のラスボス?


ついに「獄激辛ペヤング」の新商品が登場。「獄激辛」の第5弾商品「ペヤング 獄激辛麻婆やきそば」の発売が2021年9月6日だったので、なんと約半年の沈黙を破っての復活となります。本来なら「第6弾」と言いたいところなのですが、今回は「Final」と銘打たれており、第6の刺客というよりは「ラスボス」感が強いんですよね。いや、「獄激辛」の閻魔大王も十分ラスボス感あったのですがその閻魔大王が青くなって泣いてしまっています。しかもひょうきん族の懺悔の神様よろしく、手でバツを作っています。

私は勝手に「獄激辛」のフィクサーはこの閻魔大王だと思っていたのですが、どうやら閻魔さんを青くしてしまうような別のフィクサーがいたんですね。その黒幕はパッケージには映っていないようです。ポジション的には、バッファローマンに乗り移ったサタンのような存在がいるのでしょう。

激辛すぎてたった3口でギブアップ!「ペヤング 獄激辛やきそば」 最強激辛カップ麺を実食

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「獄激辛ペヤング」の辛さ2倍!!




今一度確認しておくと、「獄激辛ペヤング」の辛さは、他のカップ麺どころか私の知る限りどの加工食品よりも辛く、もはや常軌を逸したレベルだと感じていました。そして今回、その「獄激辛」の2倍の辛さとのこと。気軽にバフかけてくれちゃっていますが、2倍と言ったらあの「バイキルト」でも難しいし、「怪力の種」と「鬼人薬グレート」を一緒に食べてもそこまでバフれません。

火力バフは高火力キャラにかけるというゲーマーの鉄則をきっちり守って、「獄激辛」にバイキルトをかけたのはさすがなのですが、はたしてこんな高火力にして一体誰を倒すつもりなのか、オーバースペック過ぎて意味がわかりませんよね。



通常の「獄激辛ペヤング」と同じ文言、「泣けるほど辛みが強いので、小さなお子様や辛みが苦手な方の喫食には十分ご注意ください。」と書かれています。

もちろん子供や苦手な人は当然注意が必要ですが、注意すべき対象は普通に辛いのが得意な人にも及ぶと思われます。むしろ自信満々に食べてしまいそうな呉蘭・雷同クラスの腕に覚えありのまあまあなツワモノが、相手が呂布や項羽だと知らずに返り討ちに合うリスクの方が大きいように思います。「獄激辛」の2倍の辛さとなると呂布ですら一刀両断にされてしまいそう。


「Final」は本当なのか??


今回の商品は「辛さ2倍」に加え「Final」となっていることが、よりラスボス感を高めることになっています。では本当にラスボスなのか。真実は中の人すらわからない気もしますが、これだけ辛くしすぎると、さすがにさらに辛くするのは難しそうで、「Final」であることに整合性があるように思います。



しかし、これデジャヴなんですよね。以前シャア専用の赤いパッケージで華々しく登場した2012年2月発売の「ペヤング 激辛やきそば」は、当時そのあまりの辛さで話題を呼びましたが、そのパッケージには「辛さレベルMAX!!」と書かれていました。でも現に、それより辛いペヤングがその後たびたび登場しており、MAXは形骸化しています。

そして、その後登場した「ペヤング 激辛やきそばEND」。終末を意味する「END」と銘打たれており、黒を貴重としたパッケージからもラスボス感が強く、そしてその通り圧倒的な辛さによってカップ麺の枠を超えて注目を集めましたが、これもやはり実際には「END」にはなっておらず、その後「獄激辛ペヤング」の登場となりました。

そう考えると、今回の「Final」は「獄激辛」の終わりの可能性はあっても、ペヤングの激辛追求の路線は今後も続いていくように思います。

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内容物、価格、購入額など




左が今回の「獄激辛Final」で、右が通常の「獄激辛」。どちらも別添袋は2つで、ソースの袋以外は両者まったく同じの構成のようです。



ソースの比較。色が違うのはもちろん、多少内容量も違いそうです。左「Final」の袋が一回り大きいです。



麺の上に先入れの「かやく」を開けた状態。個体差はありますが、やはり同じ構成のようです。ソースのみの違いで価格差は45円あり、ソースの違いが価格の決定的な差になっています。

品名ペヤング 獄激辛やきそばFinal
メーカーまるか食品
発売日2022年3月7日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ2袋(獄激辛Finalソース・かやく)
定価税別250円
取得価格税込258円(ファミリーマート)

栄養成分表・原材料


  • 栄養成分表
栄養成分獄激辛Final
119g(めん90g)
通常の獄激辛
119g(めん90g)
エネルギー558kcal542kcal
たんぱく質9.4g9.6g
脂質29.5g25.9g
炭水化物63.6g67.6g
食塩相当量3.6g3.6g

内容量、麺量は両者まったく同じで、栄養成分の数値にも大きな違いはなさそうです。

  • 原材料


上が「獄激辛Final」で下が通常「獄激辛」の原材料。視力検査レベルで両者ほとんど同じです。おそらく味の系統が同じで、辛さの違いが戦力の決定的な差になっているものと思われます。


「獄激辛Final」と通常「獄激辛」の調理後を比較




左が「獄激辛Final」で、右が通常「獄激辛」。こう見るとほとんど違いがないことがわかるでしょうか。写真ではなく実際に見ても、多少左の「Final」が濃い色に見えますが、大きな違いはありませんでした。

ただ、立ち上る匂いには大きな違いがあり、「Final」の甘みを伴った唐辛子の香りは、もうキケン以外の何物でもない威力がありました。間違って、左の「Final」を混ぜた後に箸をひと舐めしてしまったのですが、かつて経験のない電撃が走り、ここで今回の第1の悶絶をしてしまいました。箸舐めただけでこうなってしまうのは初めての経験です。


ソース


ソースは「涙が止まらないほどの刺激と辛さを存分にご堪能いただける味わいに仕上げ」たとのこと。

辛さ以外は通常「獄激辛」と同じ、りんごピューレやトマトペーストなどで多少甘みを伴いながらも猛烈な辛さが押し寄せるソースです。



いつもの「獄激辛」と同じ味で辛さ2倍!!


  • 一撃で乙ってしまいました
まずはじめに、味云々を言う資格が私にはあまりありません。なにせ、一口目で身の危険を感じてドロップアウトしてしまいました。まず一緒に食べた通常「獄激辛」をひとくち食べ、相変わらず辛いなぁやばいなぁなんて思いながら「Final」を口に入れると、瞬時に刺激が脳天を貫き、激しい痛みに耐えられなくなってしまいました。第2の悶絶です。

通常「獄激辛」の初撃から辛いのですが、それでも蓄積ダメージが一定値に達するまでは無理やり胃袋にねじ込むことが可能でした。でも今回は口に入れた瞬間からダメでした。これは無理です。私オサーンは基本的には辛いものが得意で、「LEE40倍」とか他の激辛商品もあまり苦もなく食べられるのですが、ペヤングの激辛系は苦手で、特に今回はまさかの一撃で乙るという、屈辱の?結果となりました。「死にゲー」が流行っていますが、これはそれの仲間かもしれませんね。

  • 通常「獄激辛」と明白に異なる辛さ
今回のレビューの結論の落としどころとして食べる前に考えていたのが、「両者の辛さは違うのかもしれないけど、どっちも辛すぎて違いがよくわからない」というものでしたが、食べてみて、とは言っても一口しか食べていませんが、でも明らかに辛さが別次元であることがわかりました。

これは本気で、遊び半分で食べるのはキケンではないかと思います。呉蘭雷同レベルの私なんかは言うに及ばず、顔良文醜クラスでも危なく、ひょっとすると関羽張飛でもダメかも知れません。それこそ完食するなら呂布や項羽レベルの火力耐性が必要でしょう。


麺・具


麺と具は、通常のペヤングや「獄激辛」とまったく同じです。



いつものペヤングの麺


中細で縮れのついた、いつものペヤングの油揚げ麺。とは言っても一口しか食べておらず、ワンパンで乙られたので、その一口すらほとんど記憶がありません。



挽肉、キャベツ


具も、通常ペヤングや「獄激辛」と同じ挽肉とキャベツ。今回は定価税別250円で通常よりかなり高額ですが、具の量が多くなったりリッチになったりするわけではありませんでした。もともと価格の割に具はボリュームがあります。



「獄激辛Final」を何とか食べ切るために




基本線として、残さず食べるという方針のため、何とか食べ切らなければなりません。経験則として、マヨネーズがかなり有効なので、口の中が落ち着いてから改めてマヨネーズを入れて食べてみることにしました。

結果、第3の悶絶。マヨネーズを入れたくらいではどうにもならない辛さがそこにありました。この方法ではラスボスは倒せないようです。



もうひとつ経験則として、冷ます、そして冷やすことで、辛さがだいぶ抑えられます。そこで、冷蔵庫で1時間ほど冷やし、さらに大量のマヨネーズを入れて食べてみることにしました。正直、それでもものすごく辛いのですが、悶絶には至らず、乙らずになんとか食べ切ることができました。味は置いておいて、冷やすのはかなり有効な手段です。冷やしペヤングも悪くないですよ。


オススメ度(標準は3です)


  • まるか食品 「ペヤング 獄激辛やきそばFinal」
★★★測定不能★★★(∞)
厳しい戦いでした。すり減りました。少なくとも出先で食べてはいけません。食べる時は空腹時避け、牛乳とか飲んでから食べた方が良いように思います。また、食後にもヨーグルトなど食べて、胃を保護。さらに、痛くても熱いお湯で口の中をよく洗い、できるなら歯磨きならぬ舌磨きもした方が早く社会復帰できるのではないかと思います。

通常「獄激辛」と同じ系統の味ながら、明確に辛さが段違いで、最強だと思ってたものにもさらに上があるという、まさしく別世界を見た気がしました。あまりに別世界すぎて、食後にテーブルに落ちていたキャベツを何の気なしに口に入れて、第4の悶絶があったのは秘密です。

まさか、さらにかけようとする人いないですよね。かけても辛さはすでに上限でそれほど変わらない気もしますが。でも今回で上には上があることを教わったので、そういう人がいてもおかしくないし、さらに辛い別世界があっても不思議ではないですよね。


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