このページでは、ローソンで手に入れられる東洋水産のカップ麺、「麺匠玄龍 濃厚味噌らーめん」を食べてレビューしていきます。



「麺匠玄龍 濃厚味噌らーめん」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、ローソンで手に入れられる、東洋水産の「麺匠玄龍 濃厚味噌らーめん」。仙台の人気ラーメン店、「麺匠玄龍」の一番人気メニューである「味噌らーめん」を再現したカップ麺となっています。



仙台の人気ラーメン店「麺匠玄龍」


「麺匠玄龍」は、仙台の人気ラーメン店です。「ララガーデン長町」というショッピングモール内のフードコートのあるお店ですが、以前は仙台市内に別店舗の本店があり、他に盛岡に支店もありました。現在はショッピングモール内のみの営業ですが、他店舗があった時から高い人気を誇る仙台を代表するラーメン店のひとつです。

お店の一番人気は「味噌らーめん」、そして店長こだわりのメニューとして「あごだし醤油」があり、他にも「あごだし」を使ったメニューが多くなっています。カップ麺としてもローソン&東洋水産から何度かカップ麺化されており、いずれも今回と同じく「味噌らーめん」が再現されていました。

ローソン限定のカップ麺、「麺匠玄龍 濃厚味噌らーめん」を食べてみました!絶品みそラーメン!

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「生麺ゆでてうまいまま製法」&「レトルトもやし」




これまでの「麺匠玄龍」カップ麺と同じ特徴ですが、今回も「正麺カップ」と同じ「生麺ゆでてうまいまま製法」によるノンフライ麺と「でかまる もやし味噌」で使われる「レトルトもやし」を使用し、東洋水産の誇る人気商品の良いとこ取りをしています。

最近では、2021年12月に発売された「マルちゃん 正麺カップ 濃厚もやし辛味噌」が同様の特徴を持っていました。

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仙台のご当地ラーメンと言えば「仙台辛味噌ラーメン」ですが、今回のお店はそれとは別物のようです。仙台辛味噌ラーメンはいくつかカップ麺化されており、ヤマダイのものが最も有名かと思います。


内容物、価格、購入額など




別添袋は4つも入っていてリッチです。カップには麺のみ入っています。



「もやし調理品」。「でかまる もやし味噌」や先ほどの「正麺カップ」と同じものが入っているようです。



先入れの「かやく」を麺の上に開けた状態。挽肉とねぎが入っています。麺は触れ込み通りに正麺カップと同じタイプに見えます。

品名麺匠玄龍 濃厚味噌らーめん
メーカー東洋水産(ローソン限定)
発売日2022年2月8日(火)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ4袋(液体スープ・粉末スープ・かやく・もやし調理品)
定価税込298円
取得価格税込298円(ローソン)

栄養成分表、原材料


1食165g(めん70g)あたり
エネルギー449kcal
∟めん・かやく∟332kcal
∟スープ∟117kcal
たん白質13.2g
脂質15.7g
炭水化物63.8g
食塩相当量7.3g
∟めん・かやく∟2.2g
∟スープ∟5.1g
ビタミンB10.28mg
ビタミンB20.34mg
カルシウム231mg



以前発売されていた「麺匠玄龍」と比べて、価格は同じながら麺量が5g減っています。「もやし調理品」等の構成に違いはなさそうなので、事実上の値上げでしょうか。


スープ


スープは「豚骨をベースにあごだしのうまみとニンニク、山椒をきかせたスープ」とのこと。

とんこつベースのみそ味スープにラードやすりごまを浮かせ、ニンニクや山椒、そしてお店の売りであるあごだしを効かせています。



すりごまとニンニクが決め手のみそ味スープ


  • 強いパンチとすっきり後味
表面に豚脂を浮かせたとんこつベースのみそ味スープです。ニンニクやすりごまを効かせており、一見、仙台よりは札幌みそラーメンのフォーマットに近い印象を受けます。最初のパンチは札幌っぽいですが、後味は案外すっきりしており、しばらく口の中がこってりから抜けない札幌ラーメンとの大きな違いと言えそうです。札幌ラーメンほどみそが濃くないことが大きく作用していそうです。

  • あごだしと山椒で後味すっきり
お店では一番人気の「味噌らーめん」とは別に、「あごだし」を使ったラーメンがメニューに多くありますが、今回の「味噌らーめん」にもあごだしが使われており、確かによく味わうと隠し味程度にほんのり魚介が感じられ、これが後味すっきりに多少影響していそう。そして、山椒はシビレではなく香り程度ですが、これも後味に関係していそうで、ちょっとさわやかな香りが口に残ります。



  • 主役はすりごま&ニンニク


スープの中で目立っていると感じたのは、たくさん入っているすりごまとニンニクの風味。すりごまの香ばしさと甘みがスープを半ば支配しており、「ごまみそラーメン」と言って良さそうなほど目立っています。ニンニクの風味も強力で、ごまとニンニクのパンチ力がすっきり後味と対比になっていて、力強さと繊細さを併せ持った奥深い味を作り上げていました。



麺は「生麺食感の麺」とのこと。

湯戻し時間5分の、ストレートに近い中太のノンフライ麺です。



「正麺カップ」を思わせる中太のノンフライ麺


中太でストレートに近い形状のノンフライ麺。「生麺ゆでてうまいまま製法」による麺表面のつるみと弾力の強さが特徴で、東洋水産の看板ブランドのひとつ「正麺カップ」と同じタイプの麺だと思われます。ペヤングやカップヌードルが、麺を食べただけでそれだとわかるように、この麺もいつもカップ麺ばかり食べている私には「正麺カップ」の麺だと強く刷り込まれているため、今回名店再現系の商品ですが、「正麺カップ」の派生商品のように見えてしまいます。

お店では中太で縮れのついた黄色い麺が使われており、麺も札幌ラーメン風のようです。今回の正麺カップの麺は太さや多加水麺食感はそこから遠くはないのですが、縮れや弾力の強さなど、再現性が高いわけでもなさそうです。




具は「シャッキリもやしを使用」とのこと。

レトルトの「もやし調理品」に入っているもやしとニンジン、「かやく」に入っている挽肉とねぎの組み合わせです。



レトルトのもやしとニンジン


レトルトタイプの「もやし調理品」。もやしとニンジンが入っており、「でかまる もやし味噌」に入っているものと同じです。お店でももやしとニンジンが入っていますが、お店は軽く炒めているのに対し、今回は低温調理のシャキシャキしたタイプ。濃厚ながら繊細さもあるスープに入れると、ちょっと酸味が気になります。一緒に入っている水分はスープに入れない方が良いかもしれません。シャキシャキ感もボリュームも申し分なく、これ単体で商品の看板としていける存在です。



挽肉とねぎ


「かやく」に入っている挽肉とねぎは、量はちょっと少なめですが、今回は「もやし調理品」の脇役と考えれば十分な量でしょう。お店では挽肉ではなく角切りのチャーシューが入っているようです。


オススメ度(標準は3です)


  • 東洋水産 「麺匠玄龍 濃厚味噌らーめん」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
札幌の「純すみ系」インスパイアでありつつも、後味がすっきりしており、スープの主役はすりごまとニンニク。すりごまの香ばしさと甘み、そしてニンニクのパンチが、後味のすっきり感と対比になっており、奥深い味を作り出していました。正麺カップの麺、「でかまる」でおなじみの「もやし調理品」を使っており、東洋水産の良いとこ取りをした商品でもありました。

これは一家に1台欲しいですね。


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