このページでは、ファミリーマートのお弁当コーナに並んでいるレンジ麺、「千里眼監修 濃厚マシマシラーメン(ニンニク・辛脂入り)」を食べてレビューしていきます。



「千里眼監修 濃厚マシマシラーメン(ニンニク・辛脂入り)」はどんな商品?


今回は、ファミリーマートのお弁当コーナーに並んでいるレンジ麺、「千里眼監修 濃厚マシマシラーメン(ニンニク・辛脂入り)」。2021年12月14日発売の新商品です。東京駒場にある二郎系ラーメンの人気店、「千里眼」監修によるレンジ麺です。継続して店頭に並んでいた商品ですが、今週リニューアルされたので食べてみたいと思います。



「千里眼」のレンジ麺がリニューアル


「千里眼」は、東京駒場にある二郎インスパイア系の人気ラーメン店。二郎系のお店の中でも特に有名なお店で、有名人のファンもかなり多いようです。本物の二郎に勝るとも劣らないくらい、メディアで多く紹介されています。

千里眼はカップ麺やレンジ麺でも発売されており、ラーメンファン以外のコンビニユーザーにも広く知れ渡っています。

2020年1月発売の「明星 千里眼監修 まぜそば 大盛 超絶ニンニクザンマイ」。お店の限定メニューである「ニンニクザンマイコレデモカ」を再現したカップまぜそばでした。

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2020年10月に初登場したファミマのレンジ麺、「千里眼監修 濃厚マシマシラーメン(ニンニク醤油)」。麺量300gという規格外サイズに、ニンニクや背脂のパワフルなスープ、たくさんの野菜が入って、600円近い価格でもお得感しかないすごい商品でした。

ファミマの二郎系レンジ麺がすごかった!「千里眼監修 濃厚マシマシラーメン(ニンニク醤油)」

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「辛揚げ」から「辛脂」へ


今回のレンジ麺では、これまでのお店の「辛揚げ」を再現した「辛揚げ玉」から、同じくお店でも使われる「辛脂」へシフトしています。辛揚げ玉はかなり辛くて存在感ありましたが、果たして「辛脂」はどうでしょうか。

「千里眼」は鍋の素にもなっているようです。カップ麺は明星食品でしたが、こちらは日清食品製です。


内容物、価格、購入額など




本来ならそのままレンジに入れるだけなので必要ない工程ですが、写真撮影のためにフタを開けました。麺や具が山盛りに入っています。この迫力は間違いなくレンジ麺最高峰でしょう。



他のレンジ麺と同じように麺の下にゼラチンスープが入っていますが、それよりも白く凝固した油が目立っています。

品名千里眼監修 濃厚マシマシラーメン(ニンニク・辛脂入り)
メーカーファミリーマート(製造会社は地域により異なる)
発売日2021年12月14日(火)
麺種別レンジ麺
かやく・スープなし
定価税込598円
取得価格税込598円(ファミリーマート)

栄養成分表・原材料


  • 栄養成分表
栄養成分今回
-g(めん-g)
2020年10月発売時
700g超(めん300g)
エネルギー1022kcal1134kcal
たんぱく質46.5g41.4g
脂質45.0g58.2g
炭水化物110.1g114.8g
∟糖質∟104.4g∟107.5g
∟食物繊維∟5.7g∟7.3g
食塩相当量11.1g11.5g
∟めん・かやく∟3.3g∟2.3g
∟スープ∟7.8g∟9.2g



2020年10月発売の「千里眼」と比較すると、カロリーや脂質などの数値が低下していますが、それでも他社の同系商品と比べるとすごい数値なのは間違いありません。今回は明示されていませんが、麺量はおそらく以前並の300g程度は入っていると思われます。

「千里眼監修 濃厚マシマシラーメン(ニンニク・辛脂入り)」の調理方法




調理はレンジで加熱するだけ。店頭の1600W業務用レンジ2分20秒、家庭の500Wのレンジで7分。こんな長い調理時間商品は他にあまりありません。さすが重量級ですね。



レンジ調理後にフタを開けた状態。以前発売されていたものと、辛揚げ玉が「辛脂」になったこと以外にはあまり変化がないように見えます。



スープ


スープは「にんにくをきかせたスープ」に「お店でも人気の辛脂(からし)を新たに加え、ピリ辛な味わいにし」たとのこと。

とんこつしょうゆ味のスープに大量の豚脂を浮かせ、ニンニクや辛脂を加えています。



二郎要素すべてが強力なスープ


  • パワフルなとんこつしょうゆに大量の豚脂
とんこつしょうゆ味のスープ。底に骨粉がたまるほどのとんこつの濃さと、キレのあるしょうゆ味を両立したパワフルな味の上に、スープ表面に大量の豚脂を浮かせ、油もパワフル。油が苦手だと途中で気持ち悪くなるレベルには二郎系を再現しており、とてもコンビニで買えるレベルの商品とは思えません。少食の方は麺量だけでなくこのスープの味でも完食は難しそうな気がしますがどうでしょうか。

  • ニンニクと辛脂


こちらは左の白い方が刻みニンニクで、右が今回の目玉である「辛脂」。刻みニンニクは前回から継続ですが、右の「辛脂」は新登場。背脂の粒と唐辛子が合わせられています。見た感じ、白い粒は背脂だけではなく刻みニンニクも合わせられていそうで、これが最初から混ぜたものなのか、勝手に混ざってしまったものなのかはわかりません。

ニンニクの威力は相変わらず強く、レンジ麺ながら、二郎の構成要素は全部強力という本当に稀有な存在です。



  • 背脂のコクとピリ辛程度の辛さ


「辛脂」によって、背脂の粒がスープ表面に浮きます。背脂の量自体は以前までとそれほど大差がないように感じました。口に入った時に背脂のコクがしっかり感じられます。

そして辛味ですが、「辛脂」をスープに溶かすことで、スープ全体にピリ辛程度の辛さが広がります。以前の辛揚げ玉と比べると、口に入った時の辛さは辛揚げ玉がはるかに上ですが、全体に辛さが行き渡りやすいのは今回の辛脂でした。ただ、背脂が辛いと感じるわけではなく、背脂と唐辛子を合わせる必要性はあまりないように思います。



麺は「わしわし感のある太麺」とのこと。

幅広で縮れのついた太麺です。最高クラスの大盛量となっています。



ワシワシ麺を再現した大盛麺量


縮れのついた幅広の太麺。二郎系の特徴であるワシワシ麺としての噛み応えは、セブンやローソンの同系商品に比べると劣っている印象ですが、比較対象がすごいだけでこの麺が悪いわけではありません。そして麺量では今回にアドバンテージがあり、他社を圧倒する食べ応えです。大盛は正義。

がっしりした噛み応えの太い麺のため、今回の全部強いスープと合わせても負けない存在感となっています。スープと麺がお互い負けじと張り合い、食べる側のこちらが気圧されるレベル。私オサーンは武力70台レベルくらいには結構大食いなのですが、そんな呉蘭雷同な私でも、この量はちょっと多いかなと感じ、お腹いっぱいになります。




具は、チャーシュー、もやし、キャベツ、ネギ、刻みニンニク、背脂が入っています。

チャーシュー、もやし、キャベツ、ねぎの組み合わせ


  • チャーシュー


以前入っていた豚バラチャーシューに比べるとちょっと薄くなったように見えますが、個体差レベル程度です。やわらかい肉で食べ応えあります。価格を考えると大きいとは言えませんが、他が充実しすぎているので、これくらいで文句はないでしょう。

  • 充実の野菜類


もやしを中心に野菜も充実しています。二郎系としてはキャベツは少ないですが、二郎系レンジ麺ではキャベツの存在感があまりないことが多く、その中にあっては大きなカットのキャベツが入っており、それなりに存在感がありました。もやしは山盛り、そしてネギもしっかり入っていて具だくさんです。


オススメ度(標準は3です)


  • 千里眼監修 濃厚マシマシラーメン(ニンニク・辛脂入り)
★★★★★★☆☆☆☆(6)
辛揚げ玉から「辛脂」への変化は一長一短。栄養成分的にはパワーが弱まりましたが、食べてみた感じは引き続きパワフルで、味も量も文句なく二郎系を再現できていました。600円近い価格設定ですが、この価格でも十分お得感があります。1食600円の食事として考えた時に、この満足感はなかなか得難いものがあるのではないでしょうか。

これだけこってり系なものを食べてしまうと、そのあとしばらくはさっぱりしたものしか受け付けなくなるのは年齢によるものですかね。


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