このページでは、サンポー食品のカップ麺、「焼豚ラーメン 長浜とんこつ」を食べてレビューしていきます。
「焼豚ラーメン 長浜とんこつ」はどんなカップ麺?
今回のカップ麺は、サンポー食品の「焼豚ラーメン 長浜とんこつ」。2020年8月31日にリニューアル発売されていた商品です。九州カップ麺の大定番「焼豚ラーメン」の「長浜とんこつ」バージョンです。

九州の定番「焼豚ラーメン」の「長浜とんこつ」バージョン
「焼豚ラーメン」といえば、サンポー食品の看板シリーズにして、マルタイ「長崎ちゃんぽん」と並んで九州のご当地カップ麺の代表的存在です。九州に行くと、コンビニだろうがスーパーだろうが、どこに行ってもこの2つは店頭に並んでいます。
「焼豚ラーメン」シリーズは多くの種類が出ていますが、今回の「長浜とんこつ」は2017年に初登場した、長浜とんこつラーメン風に仕上げた商品です。ブログでは2017年発売の商品とノーマル「焼豚ラーメン」と比較を行っています。
【食べ比べ】 サンポー食品 「焼豚ラーメン 長浜とんこつ」 VS ノーマル「焼豚ラーメン」
「焼豚ラーメン 長浜とんこつ」と「焼豚ラーメン」は同じとんこつ味でどう違うのか今回は、サンポー食品の「焼豚ラーメン 長浜とんこつ」と、ノーマルの「焼豚ラーメン」を食べ比べます。今年3月に発売された「焼豚ラーメン 長浜とんこつ」ですが、39年も続く伝統の味であるノーマルの「焼豚ラーメン」とどう違うのか非常に気になりながら半年近く過ぎてしまいました。今回やっと食べ比べることができます。「長浜とんこつ」に対...
湯戻り60秒バリ細麺&ゴマ増量

以前の「長浜とんこつ」は、かたくて細い麺、そして油の多さが特徴的で、すりごまも入っていました。麺量は少なめでしたが、本家「焼豚ラーメン」と差別化ができていました。今回は90秒の湯戻しだった麺が60秒湯戻しになり、さらにごまが増量しているとのこと。果たしてどんな一杯になっているのでしょうか。
九州ご当地カップ麺ツートップ。
内容物、価格、購入額など

別添袋は4つ入っていますが、先入れの「粉末スープ」と「焼豚」を麺の上に開けた状態。
品名 | 焼豚ラーメン 長浜とんこつ |
---|---|
メーカー | サンポー食品 |
発売日 | 2020年8月31日(月) |
麺種別 | 油揚げ麺 |
かやく・スープ | 4袋(粉末スープ・調味油・焼豚・すりごま) |
定価 | 税別193円 |
取得価格 | 税別184円(某スーパー) |
栄養成分表、原材料
1食92g(めん65g)あたり
エネルギー | 465kcal |
---|---|
たん白質 | 10.3g |
脂質 | 27.7g |
炭水化物 | 43.7g |
食塩相当量 | 5.8g |
∟めん・かやく | ∟2.5g |
∟スープ | ∟3.3g |
ビタミンB1 | 0.30mg |
ビタミンB2 | 0.26mg |
カルシウム | 170mg |

2017年発売のものに比べると脂質の数値が低くなっており、カロリーも低下しています。味に影響はあるのでしょうか。
スープ
スープは「たっぷりのポークオイルを使用した炊き出し感のある長浜とんこつ風スープ」とのこと。
あっさり系のとんこつスープに、別添「調味油」による豚脂をたっぷり浮かせています。

豚脂の多さで差別化した「長浜とんこつ」のスープ
- 長浜ラーメンとは?
この商品が「長浜とんこつ」を謳うのは、おそらく通常の「焼豚ラーメン」より麺が細く、湯戻し時間が短いためだと思われます。スープで長浜かそうじゃないかと判別するのは難しいですが、「長浜とんこつ」のスープはいつもの「焼豚ラーメン」とは違う味になっています。
- 豚脂をたっぷり浮かせている

とんこつスープの濃度に本家「焼豚ラーメン」とそれほど違いがあるようには感じず、骨感でいえば多少「焼豚ラーメン」の方が強いようにも感じます。こちら「長浜とんこつ」は、別添の「調味油」によるスープ表面の油が多いことが最大の違いとなっており、いつもよりだいぶこってりしています。
油の多さが実際の博多ラーメンと長浜ラーメンの違いというわけではないのですが、いつもの「焼豚ラーメン」と「長浜とんこつ」を差別化する大きな要素となっていました。2017年のスープより脂質の数値が低下していましたが、大きな違いは感じませんでした。
麺
麺は「『湯戻り時間60秒』のバリ細麺」とのこと。
湯戻し時間1分の、縮れのついた細い油揚げ麺です。

湯戻し1分でさらに細くなった縮れ油揚げ麺
「焼豚ラーメン」の麺の湯戻し時間は3分のなのに対し、前回2017年発売の「長浜とんこつ」は1分半、そして今回2020年発売品は1分と更に短くなっています。「焼豚ラーメン」に比べてやや細めだった前回から、今回はさらに細くなっており、「焼豚ラーメン」との差別化がより鮮明になりました。
細くはあるのですが縮れが強いため、あまり長浜ラーメンらしさはありません。麺の細さによってある程度スープを立てるバランスになっており、麺とスープの相性は良好でした。
具
具は「おなじみの焼豚、ねぎ、すりごまを使用し」たとのこと。
「焼豚ラーメン」の特徴であるハート型のチャーシュー、ねぎ、そして別添袋のすりごまの組み合わせです。

ハート型チャーシュー
チャーシューは「焼豚ラーメン」のいつものハート型のチャーシュー。これがないと「焼豚ラーメン」じゃないですよね。薄くてペラいですが、そこ含めて味です。真心、良心が伝わってきますね!このハート型のチャーシューを見ていると、以前あった家電量販店「さくらや」を思い出します。店内で流れていた「ハートでさくらや」の音楽に乗って、八重洲のお店でDDI POCKETもJ-PHONEも契約しましたとも。デジカメも買ったなぁ、400万画素くらいのやつ。懐かしい。
すりごま

本家「焼豚ラーメン」に入っているコーンや紅生姜は入っていませんが、お店の卓上トッピングで用意されているすりごまが入っており、より長浜感を高めています。増量しているとのことですが、正直よくわかりませんでした。すいません。すりごまの香ばしさが、比較的おとなしいスープの中で映えていました。
オススメ度(標準は3です)
- サンポー食品 「焼豚ラーメン 長浜とんこつ」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
たっぷり入った豚脂と細くてかための麺によってノーマル「焼豚ラーメン」との差別化ができており、おいしい一杯でした。九州出身やお住いの普段から「焼豚ラーメン」を食べ慣れている方がどう思うかはわかりませんが、私はいつもの「焼豚ラーメン」よりおいしいと感じました。麺がおいしいです。
たっぷり入った豚脂と細くてかための麺によってノーマル「焼豚ラーメン」との差別化ができており、おいしい一杯でした。九州出身やお住いの普段から「焼豚ラーメン」を食べ慣れている方がどう思うかはわかりませんが、私はいつもの「焼豚ラーメン」よりおいしいと感じました。麺がおいしいです。
こちらはマルタイ製の「元祖長浜屋」のカップ麺。これも定番商品ですね。
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