このページでは、エースコックのカップ麺、「COCO壱番屋監修 ぶっとび辛カレーラーメン」を食べてレビューしていきます。
「COCO壱番屋監修 ぶっとび辛カレーラーメン」はどんなカップ麺?
今回のカップ麺は、エースコックの「COCO壱番屋監修 ぶっとび辛カレーラーメン」。2021年11月22日発売の「CoCo壱番屋」監修の新商品です。このシリーズでは珍しいどんぶり型ノンフライ麺商品となっています。

歴史の古い「CoCo壱番屋」のカップ麺
「CoCo壱番屋」は、全国チェーンのカレーショップ。チェーン店ながらスパイスの強さには定評があり、多くのファンの心を掴んで離しません。かくいう私も、一時期カレーのお店を食べ歩いていたことがあるのですが、それでもココイチのカレーは本当おいしいと思います。チェーン店で結構高い価格設定にもかかわらず、支持を集めて全国展開できているのがよくわかります。
カップ麺としても、エースコックから定期的にココイチのカップ麺が発売されており、その歴史は古いです。スパイスに主眼をおいた商品が多く、お店さながらの本格的な味わいを楽しむことができます。下のリンクは2020年4月に再販された「CoCo壱番屋監修 カレー焼そば」。
歴代売上2位が復活!とび辛スパイスの「CoCo壱番屋監修 カレー焼そば」を実食レビュー
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ココイチカップ麺では珍しいどんぶり型ノンフライ麺商品

ココイチのカップ麺と言えば、ロカボ商品を除けば油揚げ麺のものばかりで、今回のようにどんぶり型ノンフライ麺で高額商品というのは珍しいです。カレールゥが入っている上に、粉末とスパイスのWで辛味を効かせているそうで、これは気合が入っていそうです。果たしてどんな一杯なのでしょうか。
ココイチのとび辛スパイスは、購入することが可能です。
内容物、価格、購入額など

別添袋は4つ。カップには麺のみ入っています。いつもの麺と違い、明らかにノンフライ麺となっています。

先入れの「カレールゥブロック」、「粉末スープ」、「かやく」を麺の上に開けた状態。「スパイス」袋以外は先入れです。カレールゥの色は薄め。
品名 | COCO壱番屋監修 ぶっとび辛カレーラーメン |
---|---|
メーカー | エースコック |
発売日 | 2021年11月22日(月) |
麺種別 | ノンフライ麺 |
かやく・スープ | 4袋(カレールゥブロック・粉末スープ・かやく・スパイス) |
定価 | 税別250円 |
取得価格 | 税別248円(セイコーマート) |
栄養成分表、原材料
1食102g(めん78g)あたり
エネルギー | 368kcal |
---|---|
∟めん・かやく | ∟281kcal |
∟スープ | ∟87kcal |
たん白質 | 9.9g |
脂質 | 5.6g |
炭水化物 | 69.4g |
食塩相当量 | 6.0g |
∟めん・かやく | ∟2.2g |
∟スープ | ∟3.8g |
カルシウム | 338mg |

「カレールゥ」に加えて「カレー粉」も入っており、かなり重厚的なカレーが楽しめそうです。
スープ
スープは「先入れ粉末スープにココイチオリジナルの『とび辛スパイス』を使用するだけでなく、後入れスパイスも別添して『ぶっとび辛』を演出」し、「カレールゥの濃厚感とも相まった、しっかり辛くてしっかり旨い一杯に仕上げ」たとのこと。
「カレールゥ」によって濃厚感ととろみをつけ、「粉末スープ」と「スパイス」のダブルでスパイスを効かせています。

「ぶっとび辛」とカレールゥの共演!
- ルゥのとろみ・濃厚感と華やかなスパイス感の両立
とろみが強く濃厚なカレースープでありながら、ココイチらしいスパイスのパンチがあり、これはだいぶクセになりそう。ココイチカップ麺はハズレなしの鉄板シリーズなのですが、中でも今回のデキはちょっと抜けているかもしれません。
- 別添「スパイス」で「ぶっとび辛」に!

スープ粉末だけではなく、別添「スパイス」にもスープ粉末と同じ色のスパイス、すなわちおそらくこちらも「とび辛スパイス」が入っており、追い「とび辛スパイス」によって、「ぶっとび辛」となります。これは間違いなくココイチカップ麺歴代最強のスパイス感でしょう!参りました。素晴らしいです。こういうのを心待ちにしていました。
これだけ重厚なスパイスなら、お店のパンチ力にも引けを取らないと言って良いかもしれません。
麺
麺は「しっかりとしたコシのあるノンフライめんを、ボリューム感のある大盛りに仕上げることで満足感を演出し」たとのこと。
湯戻し時間5分の、緩やかに縮れのついた中細ノンフライ麺です。

中細で多加水麺食感のノンフライ麺
中細で緩やかに縮れのついたノンフライ麺です。黄色味が強く、弾力がある多加水麺食感で、麺の細さと縮れによって、とろみのついたカレースープをこれでもかと絡め取ります。基本的には麺よりカレーが強いバランスとなっていますが、それでも、強いスパイスの中で麺の風味や甘みが感じ取れ、麺とスープの相性は悪くありません。
カップ麺でカレースープと言えば、合わせる麺はヌードルタイプの油揚げ麺か、もしくはうどんやそばが多いですが、今回のような本格ノンフライ麺との組み合わせはなかなか新鮮でした。
麺量は「大盛」とのことですが、今回の麺量78gは、「日清ラ王」や「正麺カップ」が75gあることを考えると、手放しに大盛とは言えないように思います。それでも、スープのクオリティを考えれば300円近くしてしまいそうな勢いでしたが、スープの質とある程度の麺量を両立して税別250円に抑えられたのは素晴らしいことなのではないかと思います。カップ麺で250円は高価格帯になりますが、それでも個人的には割安感すら感じました。
具
具は「大豆そぼろ、卵、ねぎ、人参を加えて仕上げ」たとのこと。

細かい具の組み合わせ
スープや麺のあまりに高いクオリティと比べてしまうと、正直具はだいぶ見劣りします。細かい大豆そぼろ、たまご、ねぎ、ニンジンの組み合わせで、大物は入っていない上、ココイチらしさもほぼ皆無。いやココイチらしい具が何かはよくわかりませんが。ほうれん草とか?さすがにスープがすごすぎて具まで同レベルにまとめることはできませんでしたが、スープがおいしいので十分許容できるのではないでしょうか。
オススメ度(標準は3です)
- エースコック 「COCO壱番屋監修 ぶっとび辛カレーラーメン」
★★★★★★★☆☆☆(7)
私オサーンは実際の「ココイチ」も、「ココイチカップ麺」も大好きなので、どうしても評価が甘くなってしまうのですが、それにしても今回は私が今まで食べた「ココイチカップ麺」の中でも間違いなく最高傑作で、おいしいだろうなと予測して食べたのですが、予測の遥か上をいっていました。悩んで悩んで★7にしますが、あとで★8にしなかったことを後悔するかもしれないです。驚きで魂がぶっとびました。
私オサーンは実際の「ココイチ」も、「ココイチカップ麺」も大好きなので、どうしても評価が甘くなってしまうのですが、それにしても今回は私が今まで食べた「ココイチカップ麺」の中でも間違いなく最高傑作で、おいしいだろうなと予測して食べたのですが、予測の遥か上をいっていました。悩んで悩んで★7にしますが、あとで★8にしなかったことを後悔するかもしれないです。驚きで魂がぶっとびました。
私はドライカレーとかキーマカレーが大好きなのですが、レトルトだとこれがいちばんおいしいのではないかと感じています。いつか実際の「珊瑚礁」でも食べてみたいと思ってるんですけどね。
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