このページでは、エースコックのカップ麺、「博多水炊きの匠がつくる とり田監修 濃厚鶏そば」を食べてレビューしていきます。



「博多水炊きの匠がつくる とり田監修 濃厚鶏そば」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、エースコックの「博多水炊きの匠がつくる とり田監修 濃厚鶏そば」。2021年11月15日発売の、新シリーズ「匠がつくる」の新商品です。博多水炊きの名店、「とり田」監修による「鶏そば」のカップ麺となっています。



博多水炊きの名店「とり田」監修の「鶏そば」


とり田」は、博多にある博多水炊きの名店。水炊き専門店2店の他に、担々麺&唐揚げのお店が2店、さらには最近、「鶏そば」の専門店も100日間限定で登場。今回の商品と連動しているのでしょうか。

今回はエースコックですが、以前は明星食品から、担々麺のカップ麺が出ていました。2017年5月発売の「明星 とり田 博多担々麺」。ラー油のインパクトが強かったですが、お店の特徴であるベースの鶏白湯や練りごまはあまり目立っていませんでした。今回は担々麺ではありませんが、メーカーが替わって濃厚な鶏白湯に期待したいところ。

明星食品 「明星 とり田 博多担々麺」

今回のカップ麺は、明星食品の「明星 とり田 博多担々麺」。博多水炊きの名店「とり田」の担々麺専門店のメニューを再現した商品です。水炊きのスープを鶏白湯として用いた担々麺で、人気が高いお店だそうなので、今回のカップ麺も楽しみです。商品概要品名:明星 とり田 博多担々麺メーカー:明星食品発売日:2017年5月8日(月)麺種別:油揚げ麺かやく・スープ:1袋(後入れ調味油)定価:税別205円取...



「匠がつくる」シリーズ第1弾




今回の商品は「匠がつくる」シリーズ第1弾で、「異彩を放つ異業種外食店とのコラボシリーズ」とのこと。ただ、エースコックの新シリーズは後に続かないことがあって、2021年3月に登場した「さば料理専門店が挑む一杯 SABAR監修 さばを味わうコク塩ヌードル」も、異業種外食店とのタイアップシリーズ第1弾として登場しましたが、半年を経た現在まだ第2弾商品は出ていません。

異業種とのコラボシリーズを2つ並べるとは考えづらく、今回の「匠がつくる」シリーズの登場により以前の異業種タイアップシリーズはおそらく立ち消えになったのだろうと推測できます。異業種コラボはカップ麺ならではでとても面白そうなので、ぜひとも続けてもらいたいと思っています。

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まさか鳳凰の影が・・・




このデザイン、もちろん「とり田」のロゴですが、日本航空の鶴のロゴに一瞬見えました。もしくは、あの鳳凰幻魔拳の使い手にも・・・もちろん不死鳥でも鳳凰でもなくニワトリなんですが。なんだかロゴがだんだんニワトリのクロスに見えてきますね。おんどり座のクロスがあるとすればきっとこんな感じなのでしょう。


内容物、価格、購入額など




別添袋は2つ。カップには白いスープ粉末と肉だんごなどのかやく類が入っています。

品名博多水炊きの匠がつくる とり田監修 濃厚鶏そば
メーカーエースコック
発売日2021年11月15日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ2袋(調味油・特製ペースト)
定価税別220円
取得価格税込232円(ローソン)

栄養成分表、原材料


1食86g(めん70g)あたり
エネルギー398kcal
∟めん・かやく∟336kcal
∟スープ∟62kcal
たん白質12.3g
脂質17.9g
炭水化物47.0g
食塩相当量4.9g
∟めん・かやく∟1.6g
∟スープ∟3.3g
ビタミンB10.42mg
ビタミンB20.32mg
カルシウム309mg




スープ


スープは「選び抜いた複数種の鶏原料を使用した鶏白湯スープ」で、「後入れの調味油と特製ペーストを加えることで、鶏の旨みや柚子胡椒の風味が際立つ一杯に仕上げ」たとのこと。

とろみのかなり強い鶏白湯スープに、後入れの「調味油」で鶏油を、「特製ペースト」で柚子胡椒を加えて仕上げています。



水炊きの味を再現した鶏白湯スープ


  • とろみの強い濃厚鶏白湯
とろみの強い鶏白湯スープです。鶏の旨み、丸みが感じられ、カップ麺ながらさすが水炊きの名店が監修する鶏白湯スープだと思える、上品で濃厚な鶏白湯となっています。スープにはとろみが強くつけられており、とろみによって濃厚感をさらに高めていました。原材料中の「おからパウダー」がとろみや白い色味を担っているものと思われます。



  • 「調味油」の鶏油や豚脂


別添の「調味油」には、鶏油が入っています。結構本格的な風味の鶏油ですが、量は少なめで、スープに溶かしてしまうとそれほど目立たず、あくまで脇役的に位置づけ。存在感で言えばユニコーン邪武くらいでしょうか。どんどん目立たなくなっていきますが、キャラは立っている存在。

なるべく混ぜきらずにスープ表面に浮かせたまま食べたいところですが、なんせスープがちょっと少なくて、スープ表面を穏やかに保つのがとても難しいです。

  • 「特製ペースト」の柚子胡椒


「特製ペースト」には柚子胡椒が入っており、これは少量でもかなり目立っています。スープにピリ辛以下の辛味を加えるとともに、柚子の香りがかなり強く、これはなかなか強烈なアクセントとして効いていました。上品な鶏白湯とパンチのある柚子胡椒の組み合わせ。かなりおいしいです。



麺は「歯切れの良さと、適度な弾力を持ち併せた丸刃の細めん」とのこと。

湯戻し時間2分の、細くてストレート形状の油揚げ麺です。



細めストレートの油揚げ麺


細めでストレート形状の油揚げ麺です。ちょっと太いですがまるで博多とんこつラーメンを思わせる麺で、実際の「とり田」の「鶏そば」の中太縮れ麺とはちょっと形状が違うようです。今回の繊細なスープには、この細麺の方があっているように思います。麺とスープのバランスがよく取れており、両者の相性は抜群でした。




具は「鶏だんご、キャベツ、人参、ねぎを加えて仕上げ」たとのこと。

鶏だんごをメインに、水炊きに入っていそうな野菜類が入っています。



お店の「鶏そば」ではなく「水炊き」を再現か


鶏だんごをメインに、キャベツ、ニンジン、ねぎといった水炊きをイメージする野菜が並びます。100日限定の「鶏そば」は、もっとラーメンらしい具が入っている上、麺も全然形状が違っているため、お店の「鶏そば」を再現しているわけではなく、あくまで水炊きの味をカップ麺で再現しているようです。野菜に水炊き感が出ていて、ラーメンながらちょっと鍋っぽい感じがしました。


オススメ度(標準は3です)


  • エースコック 「博多水炊きの匠がつくる とり田監修 濃厚鶏そば」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
上品な水炊き味の鶏白湯で、以前の「とり田」担々麺があまり「とり田」っぽくなかったのに対し、今回はとり田どストライクな鶏の味を楽しめました。もうちょっと鶏油に厚みが感じられるとなおわかりやすい味になって良かったようには思いますが、それはどちらかというと極端な味を好む私の味覚の問題のようにも思います。これは俄然、「匠がつくる」シリーズの次回作が楽しみになりました。

「黒霧島」にあう味噌もつ鍋味の柿の種だそうです。みそのもつ鍋もおいしいんですよね。「匠がつくる」の次回作はもつ鍋かもしれませんね。


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