このページでは、日清食品のカップライス、「新宿中村屋監修 カリーメシ インドカリー」を食べてレビューしていきます。



「新宿中村屋監修 カリーメシ インドカリー」はどんな商品?


今回のカップ麺は、日清食品の「新宿中村屋監修 カリーメシ インドカリー」。2021年11月8日発売の、「日清カレーメシ」シリーズの新商品です。日本で初めてインドカレーを供したお店である「新宿中村屋」の味を「カレーメシ」ならぬ「『カリー』メシ」で再現した商品となっています。




日本のインドカレー元祖「中村屋」監修の「カリーメシ」


「新宿中村屋」は、パンや中華まん、菓子を製造する食品製造メーカー、販売店で、レストランも経営しています。インドカレーを日本で初めて供しており、現在でも新宿中村屋ビルにある直営レストラン「マンナ」では、「純印度式カリー」として元祖のインドカレーが供されています。

カップ麺としては、以前にローソン限定商品で「名店 麺屋武蔵×新宿中村屋 麻辣カリー麺」という商品が出ており、駅と線路挟んで反対側にある「麺屋武蔵」とのコラボカップ麺でした。

ローソン限定コラボカップ麺「名店 麺屋武蔵×新宿中村屋 麻辣カリー麺」を食べてみました!

このページでは、ローソン限定発売、エースコック製造のカップ麺、「名店 麺屋武蔵×新宿中村屋 麻辣カリー麺」を食べてレビューしていきます。ローソン限定「名店 麺屋武蔵×新宿中村屋 麻辣カリー麺」はどんな商品?今回のカップ麺は、ローソン限定発売、エースコック製造の「名店 麺屋武蔵×新宿中村屋 麻辣カリー麺」。2020年6月23日発売の新商品です。カレーの名店「新宿中村屋」と「麺屋武蔵」がコラボした、...



スパイス&玉ねぎのコク




「中村屋」の「純印度式カリー」の味を「カリーメシ」として再現していますが、スパイスと玉ねぎが大きな特徴とのこと。特にスパイス感の強さは「日清カレーメシ」シリーズ全般に言える特徴でもあり、親和性が高そうです。「中村屋」と「日清カレーメシ」シリーズの親和性は高そう。



現行品では大阪のスパイスカレーを再現した「日清スパイスカレー カレーメシ おしゃれチキン」が、スパイスとチキンのカレーという点で今回の「中村屋」と共通点が多そう。比較もしながら食べていきたいと思います。

大阪スパイスカレーを再現!「日清スパイスカレー カレーメシ おしゃれチキン」を実食レビュー

このページでは、日清食品のカップライス、「日清スパイスカレー カレーメシ おしゃれチキン」を食べてレビューしていきます。「日清スパイスカレー カレーメシ おしゃれチキン」はどんな商品?今回のカップ麺は、日清食品の「日清スパイスカレー カレーメシ おしゃれチキン」。2021年3月15日発売の、「日清カレーメシ」シリーズの新商品です。大阪発祥のスパイスカレーを「カレーメシ」シリーズが遂に満を持し...


内容物、価格、購入額など




別添袋は1つ。無駄に香り立つそうです。カップにはパフライスと固形のルゥ、そして鶏肉などが入っていました。

品名新宿中村屋監修 カリーメシ インドカリー
メーカー日清食品
発売日2021年11月8日(月)
麺種別ライス
かやく・スープなし
定価税別263円
取得価格税別263円(セブン-イレブン)

栄養成分表


1食101g(ライス69g)あたり
エネルギー435kcal
たん白質6.5g
脂質14.5g
炭水化物69.5g
食塩相当量2.7g



ライスの量は69gで他のカレーメシと共通。ただ、先ほどの「日清スパイスカレー カレーメシ おしゃれチキン」は62gでいつもより少なめでした。


ルゥ


ルゥは「じっくりと炒めた玉ねぎのうまみとコクに、クミンやコリアンダーなど19種類の香り立つスパイスをきかせたルゥ」とのこと。

玉ねぎのコクが強いカレールゥで、スパイスを強く効かせています。



軽くて華やかなスパイスを前面に出したカレー


  • 重厚なスパイス感
スパイスが強く感じられるチキンカレーです。「クミンやコリアンダーなど19種類の香り立つスパイス」とのことですが、確かに重厚感あるスパイスの存在が感じられ、かなりの本格派。「カレーメシ」シリーズは全般的にスパイスの強い商品が多いですが、今回も「中村屋」の再現であるとともに、「カレーメシ」の流れも汲む味だと感じました。



  • 玉ねぎのコク&トマトの酸味
スパイスとともに特徴としてあげられていた玉ねぎのコクも強く感じられます。玉ねぎの旨み、甘みによって味に深みが加わり、最近のスパイスカレーで多いサラッとしたカレーとは一線を画す、クラシカルな味わいに感じられます。また、印象的だったのが口に入れてすぐに感じる酸味で、これはおそらく原材料に書かれている「トマトパウダー」由来と思われますが、インドカレーではあってもちょっと欧風カレー感も入っているように思いました。


ライス


ライスは「熱湯5分の簡単調理でも湯戻りの良い、ふっくら食感のごはん」とのこと。

具は「蒸し鶏、ポテト」とのこと。

湯戻し時間5分のパフライスと、蒸し鶏、フライドポテトが入っています。



小麦粉やポテトでとろみが強いごはん


いつものパフライスですが、カレールゥに入っている小麦粉や、ポテトパウダーの存在もあって、かなりとろみが強くなっています。特にポテトパウダーによるポテトの食感が顕著に感じられ、ちょっと家庭のカレーっぽさも感じられます。

本来なら「中村屋」のカレーには小麦粉も入っていないのですが、今回のカレーメシはインドカレーに加えて、欧風カレー、そして家庭のカレーっぽさも出した複合型でした。

蒸し鶏とフライドポテト


お店のカレーはチキンカレーですが、今回の商品でも蒸し鶏が使われており、多少チキンカレーっぽくなっています。またフライドポテトがたくさん入っており、これもお店のカレーに入っているポテトが再現されていました。いつものカレーメシより価格も高いのですが、具もいつもよりは充実していました。



「日清スパイスカレー カレーメシ おしゃれチキン」と比較




スパイスを使ったチキンラーメンという点で今回と被る「日清スパイスカレー カレーメシ おしゃれチキン」と比較すると、「スパイスカレーカレーメシ」はごはんの量がちょっと少なめでとろみが弱くサラサラ系。別添スパイスも合わせて香りや刺激の強いスパイス感が特徴的で、今回の「中村屋」はスパイス感に加え、玉ねぎのコクやトマトの酸味、さらにはポテトの食感が感じられるため、スパイス重視が共通するとはいえまったく異なる味でした。


オススメ度(標準は3です)


  • 日清食品 「新宿中村屋監修 カリーメシ インドカリー」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
「新宿中村屋」のインドカレーを再現したカップライスでしたが、インドカレーらしいスパイス感の強さに加え、玉ねぎのコク、トマトの酸味、ポテトによるとろみもあり、複合的な味わいの一杯でした。「カレーメシ」流にアレンジしているため、お店の「純印度式」とはだいぶ違いそうですが、ゆるくクラシカルな雰囲気も感じられるおいしい一杯でした。ちょっと高いのがネックでしょうか。

中村屋の「純カリー粉」というのも市販されているようです。