このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 麺づくり 赤いラー油味噌」と「マルちゃん 麺づくり 黒いマー油豚骨」を食べてレビューしていきます。
「麺づくり 赤いラー油味噌」と「麺づくり 黒いマー油豚骨」はどんなカップ麺?
今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 麺づくり 赤いラー油味噌」と「マルちゃん 麺づくり 黒いマー油豚骨」。2021年11月1日発売の、「マルちゃん 麺づくり」シリーズの新商品です。「赤」と「黒」の色に着目した2商品となっています。
「麺づくり」新商品は「赤いラー油味噌」と「黒いマー油豚骨」
「麺づくり」シリーズは、ノンフライカップ麺売上ナンバーワンのカップ麺シリーズ。新商品発売の際は2商品同時発売が多く、今回も「赤」と「黒」の2品が登場。ラー油とマー油の商品となっています。
2021年4月発売の「麺づくり 旨辛豚骨」と「麺づくり 旨辛鶏白湯」。「旨辛」で括った「豚骨」と「鶏白湯」でした。
「麺づくり」の新フレーバー「旨辛豚骨」と「旨辛鶏白湯」を食べてみた!
このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 麺づくり 旨辛豚骨」と「マルちゃん 麺づくり 旨辛鶏白湯」を食べてレビューしていきます。「麺づくり 旨辛豚骨」と「麺づくり 旨辛鶏白湯」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、東洋水産の「麺づくり 旨辛豚骨」と「麺づくり 旨辛鶏白湯」。2021年4月5日発売の、「マルちゃん 麺づくり」シリーズの新商品です。「旨辛」という共通項をもたせた2品となってい...
内容物、価格、購入額など

左が「赤いラー油味噌」で右が「黒いマー油豚骨」。どちらも別添袋は3つ。「粉末スープ」が先入れか後入れか、かたや「特製油」、かたや「液体スープ」という違いがあります。

左の「赤いラー油味噌」に先入れの「かやく」を、右の「黒いマー油豚骨」には先入れの「粉末スープ」と「かやく」を麺の上に開けた状態。麺も両者で違うものになっています。
品名 | 赤いラー油味噌 黒いマー油豚骨 |
---|---|
メーカー | 東洋水産 |
発売日 | 2021年11月5日(月) |
麺種別 | ノンフライ麺 |
かやく・スープ | 赤いラー油味噌:3袋(液体スープ・後入れ粉末スープ・かやく) 黒いマー油豚骨:3袋(粉末スープ・かやく・調味油) |
定価 | 税別193円 |
取得価格 | 税込102円(スーパー) |
栄養成分表・原材料
- 栄養成分表
栄養成分 | 赤いラー油味噌 107g(めん65g) | 黒いマー油豚骨 87g(めん65g) |
---|---|---|
エネルギー | 344kcal | 343kcal |
∟めん・かやく | ∟253kcal | ∟253kcal |
∟スープ | ∟91kcal | ∟90kcal |
たんぱく質 | 10.5g | 12.3g |
脂質 | 8.3g | 10.4g |
炭水化物 | 56.8g | 50.1g |
食塩相当量 | 5.7g | 5.5g |
∟めん・かやく | ∟1.6g | ∟1.4g |
∟スープ | ∟4.1g | ∟4.1g |
ビタミンB1 | 0.26mg | 0.29mg |
ビタミンB2 | 0.33mg | 0.31mg |
カルシウム | 171mg | 157mg |
両者液体スープと粉末スープの違いがあるのですが、栄養成分はある程度似通っています。
- 原材料
めん(小麦粉(国内製造)、食塩、卵白)、添付調味料(みそ、香味油脂、ポークエキス、しょうゆ、香辛料、植物油、砂糖、すりごま、食塩、魚醤、たん白加水分解物、デキストリン、酵母エキス)、かやく(チンゲン菜、味付挽肉、コーン)/加工でん粉、トレハロース、調味料(アミノ酸等)、酒精、かんすい、炭酸カルシウム、レシチン、増粘多糖類、カラメル色素、クチナシ色素、香料、香辛料抽出物、パプリカ色素、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
・麺づくり 黒いマー油豚骨
めん(小麦粉(国内製造)、食塩、卵粉)、添付調味料(ポークエキス、香味油脂、食塩、香辛料、豚脂、チキンエキス、たん白加水分解物、砂糖、植物油、しょうゆ、酵母エキス)、かやく(味付挽肉、きくらげ、ねぎ)/調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、かんすい、増粘多糖類、乳化剤、加工でん粉、カラメル色素、pH調整剤、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、香辛料抽出物、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
みそ味ととんこつ味のスープですが、どちらもポークベースのようです。
マルちゃん 麺づくり 赤いラー油味噌

まずは「マルちゃん 麺づくり 赤いラー油味噌」から食べていきます。「赤い」「ラー油」とのことですが、あまり辛さを極端に振ることのない東洋水産の商品の中で、今回はどれくらいの辛さなのでしょうか。
みそ味の甘みやコクと辛さを両立!

ポークエキスをベースにラー油を利かせた辛こく味噌味にスープひきたつ、つるもちノンフライ太麺。
とんこつベースのみそ味スープにラー油によって辛味を効かせています。辛さは中辛~辛口程度でそれなりにしっかりした辛さで、これより辛いと、みそ味の甘みやコクより辛味が目立ってしまうギリギリの線をついているように感じました。東洋水産としては思い切った辛さで、みそ味との相乗効果によって、みそ味も辛味も活きるバランスだと感じました。

麺は中太で縮れのついたノンフライ麺。角麺形状で、麺のつるみや弾力が感じられる多加水麺食感ですが、ある程度のしなやかさも持ち合わせていてゴリゴリしておらず、自然な食感ではないでしょうか。
マルちゃん 麺づくり 黒いマー油豚骨

続いては、「マルちゃん 麺づくり 黒いマー油豚骨」。「黒い」「マー油」なので、熊本ラーメン風ということでしょうか。でも熊本ラーメンじゃなくても一風堂などマー油を使ったとんこつラーメンは多く見られ、一概に熊本ラーメンとも言えないんですよね。
麺の甘み際立つ!

豚骨エキスをベースに黒マー油で香ばしさを加えた豚骨味にスープひきたつ、つるカタノンフライ極細麺。
クセのないとんこつ味のスープに、効きすぎない程度にマー油が香っています。先ほどの「赤いラー油味噌」に比べると主張がおとなしく、スープ自体に大きな特徴は感じられません。これまでにも食べたことがあるような、良くも悪くも無難なマー油とんこつ。でも合わせる麺がおいしい場合、スープはこれくらいで十分なんですよね。

麺は先ほど紹介した「麺づくり 旨辛豚骨」で初めて使われた「“新”『つるシコ』ノンフライ極細麺」と同じタイプと思われます。縮れが強いのであまりとんこつラーメンの麺という印象は受けませんが、麺づくりのしょうゆ系スープで使われる中細麺の食感と似たような細さと口当たりの滑らかさで、適度なしっとり感もあって本当おいしい麺です。自然な甘みが感じられ、スープの味を控えめにすることで麺のおいしさがより引き立てられていました。
原材料は先ほどの麺と同じなのですが、この細さくらいがフルポテンシャルを発揮するようにいつも思います。
オススメ度(標準は3です)
- 東洋水産 「マルちゃん 麺づくり 赤いラー油味噌」
- 東洋水産 「マルちゃん 麺づくり 黒いマー油豚骨」
スープだけなら「赤いラー油味噌」の方がおいしく、具のボリュームも勝っていましたが、細めの麺とのバランス感で「黒いマー油豚骨」が勝っていると感じました。いや、どっちもおいしいので、みそが好きかとんこつが好きか、もしくは辛いものが好きかニンニクが好きかで選んでしまって問題なさそうです。「麺づくり」の麺は価格的に上位シリーズになる「正麺カップ」より個人的にはおいしいと思っています。
たまにいただきもので食べることがありますが、おいしいですよね。でも結構高いんですね。もっとありがたがって食べなければ。しかも「ヨックモック」っていうんですね。恥ずかしながらずっと「ヨクモク」だと思っていました。