このページでは、まるか食品のカップ焼そば、「ペヤング 幸楽苑ペタマックス 味噌野菜うどん」を食べてレビューしていきます。



「ペヤング 幸楽苑ペタマックス 味噌野菜うどん」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、まるか食品の「ペヤング 幸楽苑ペタマックス 味噌野菜うどん」。2021年11月1日発売の、「ペヤングやきそば」シリーズの新商品です。前回レビューした「ペヤング 幸楽苑味噌野菜たんめん味やきそば」と同時発売の、こちらド迫力の「ペタマックス」のうどんとなっています。

まるか食品 「ペヤング 幸楽苑味噌野菜たんめん味やきそば」

このページでは、まるか食品のカップ焼そば、「ペヤング 幸楽苑味噌野菜たんめん味やきそば」を食べてレビューしていきます。「ペヤング 幸楽苑味噌野菜たんめん味やきそば」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、まるか食品の「ペヤング 幸楽苑味噌野菜たんめん味やきそば」。2021年11月1日発売の、「ペヤングやきそば」シリーズの新商品です。全国に500店以上展開するラーメンチェーン、「幸楽苑」とタイアッ...

「ペヤングやきそば」✕「幸楽苑」の「ペタマックス」うどん




前回もレビューした「ペヤング」✕「幸楽苑」のもう一方の商品。うどんで「ペタマックス」という驚きの商品です。大きさを比較しましたが、大人と子供どころか、グワダンとサラミスくらい別物。外見だけ見ると同じペヤングとは到底思えません。



これまでの「ペタマックス」は焼そばとラーメンが出ており、いずれも贈答品のような化粧箱に入っていましたが、今回はそれらとは造形が異なっており、植木鉢のような大きなカップを包むように紙の外装で覆われています。化粧箱に比べるとちょっと不安定な感じ。



紙の外装は手提げ用の持ち手が出てくるように作られています(左)。アソート品を除くと持ち手がついたカップ麺なんて史上初じゃないですかね。この商品を手提げでぶら下げている人を見かけたら、私は2度見3度見してしまう自信があります。とてもじゃないですが、ゲキアツすぎて目を離すことなんかできません。

そして大きさよりも手提げよりも一番驚いたのが、必要なお湯の量2800ml!!これまでの焼そばとラーメンは2200mlで、これでも普段使っているケトルなどでは対応できない場合が多い衝撃の量だったのですが、今回はそれに勝る2800ml。食べ切ることの次に大変なのはおそらくお湯を確保することではないでしょうか。



「味噌野菜たんめん味」のカップ(…これはカップというのか?)うどん!




では改めて、紙の外装を取るとこんな感じ。カップというより鉢植えの方がしっくりきます。横にボトルカム置きましたが、いかに大きいかがおわかりいただけるでしょうか。キング・ザ・100トンの胴体部分を逆さにしたかのような迫力!(わかりづらいたとえ)こんなのに2800mlものお湯を入れると、もう持ち上げることは不可能なのではないでしょうか。



あまりに大きすぎてもう味とかどうでも良くなってきているのですが、今回は前回レビューしたやきそばと同じく、「幸楽苑」のイチオシメニューである「味噌野菜たんめん」の味を、ペタマックスのうどんで再現しています。いや正確に言うと、やきそばは「味噌野菜たんめん味」というメニュー再現味でしたが、今回は「味噌野菜うどん」という別メニューとなっています。大きく意味は違わなそうですが。

インパクト大ということ以外にうどんをペタマックスで再現する必然性はなさそうですが、これはペヤングや幸楽苑による、「一杯のかけそば」へのひとつの答えなのかもしれません。パンがないならケーキを食べればいいじゃないみたいな、一杯を大きくしちゃえばみんな幸せという発想。もちろん適当なこと言っています。


内容物、価格、購入額など




別添袋は2つ。カップには四角いブロック状のうどんが全部で5つ入っています。これだとスケール感が掴みづらいですね。



今回の別添袋(左側)を、いつものペヤングの袋(右側)と並べてみました。どちらも本当大きいのですが、特にスープの袋はまるでレトルトカレーのようなサイズ。しかも中身はレトルトカレーよりたくさん入っています。



こちらは麺。今回の5つブロックが入っているうどん麺のひとつ(左)、そしていつものペヤングの麺(右)。ほぼ大きさは同じです。5つ入っているのでいつもの5倍、実際の麺量も450g:90gでジャスト5倍です。



麺5つの上に先入れの「かやく」を開けた状態。まだ断定できませんが、いつもの5倍の麺量に比して「かやく」はそこまで多くはなさそうです。

品名ペヤング 幸楽苑ペタマックス 味噌野菜うどん
メーカーまるか食品
発売日2021年11月1日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ2袋(スープ・かやく)
定価税別980円
取得価格税別980円(ドン・キホーテ)

栄養成分表、原材料


1食730g(めん450g)あたり
エネルギー2746kcal
たん白質56.9g
脂質121.2g
炭水化物356.9g
食塩相当量43.2g



栄養成分の数値を見ていると頭がクラクラしてきそうですが、麺量は通常の5倍の450gで、これまでのペタマックスの660g(通常の約7.3倍)ほど多くないです。カロリー400kcal超えもあったこれまでのペタマックス3品より1000kcal以上低い数値です。ただ、食塩相当量43.2gは過去最高です。そしておそらくカップ麺史上最高値でもあるのではないでしょうか。


お湯を入れて完成まで




電気ケトルとヤカンのダブルの力でなんとかお湯2800mlを用意。そして3分待つ間にフタの上でスープを温めます。温めろと書かれているわけではありませんが、この大量のスープを温めないまま投入してしまうと、間違いなくアツアツではなくなります。でもいつもの液体スープとは量が違いすぎるので、3分くらいではそれほど温まりません。どうしてもアツアツが良いなら湯煎なども考えた方が良いかもしれません。その場合用意するお湯の量がさらに増えて3リットル超えそうですがw



3分後にフタを開けた状態。麺の量もそうですが、改めてお湯の量の多さ、そしてなんだか荒々しさに驚きます。これ見てすぐ思いついたのが、山形の芋煮会のお祭りに登場する大きい鍋で調理される芋煮の豪快さでした。こちらもあのクレーン調理が必要なレベルで大きいです。



スープ


スープは、甘みを効かせたみそ味のスープです。



「味噌野菜たんめん」を再現したスープ


  • 超重量級!
まず味よりも大きさ。2800mlのお湯を使うこの重量感は凄まじいものがあり、お湯を入れたら最後、もうビクとも動かない感じです。そんな機会ないでしょうが、足ぶつけたら指が持っていかれて悶絶すること必至です。やはり思い起こされるのは芋煮会で、みそ味のスープというのが芋煮感をさらに高めています。

  • 甘みを効かせたみそ味で重量級ながら大味ではない!
そして味ですが、甘みをしっかり効かせたみそ味のスープで、豚の旨みやごまの風味によって、大きなナリの割に大味な印象はなく、かなりおいしいです。甘みがクセになりますねこれ。前回レビューの焼そばの味ほどしっかり野菜の甘みを感じるわけではないものの、同じメニューを再現しているため方向性は同じで、甘さとみその濃さで力強い味わいでした。



麺は「うどんにすることでスープとの絡み」を良くしたとのこと。

湯戻し時間3分の、太め平打ちで強縮れの油揚げ麺うどんです。

伸びやすい油揚げ麺のうどん


太めで縮れの強い油揚げ麺のうどんです。麺量が5倍で2800mlものお湯の量なのに、湯戻し時間はきっちり3分というのが、量とは関係ないとはわかっていてもちょっと拍子抜けする感じがします。麺は他社に比べると縮れが強め、そして油揚げ麺臭も強めですが、油揚げ麺の風味がみそ味のスープととても相性が良いようで、香ばしく感じられました。

こんな量だし、そもそも大きいので食べる準備も大変だしで、規定の湯戻し3分では食べられないことが多い商品だと思いますが、この麺かなり伸びやすくて、時間経過とともにぼろぼろと崩れやすくなってきます。普通のうどんはもちろん、どん兵衛や赤いきつねと比べても伸びやすそうです。油揚げ麺臭に加えて崩れやすい食感もこれがまたジャンク感を醸し出していて悪くはないのですが、さすがにこの食感で5食分食べるのはきついと思います。



具は、キャベツ、ニラ、もやし、キクラゲ、ニンジンが入っています。



麺量に比べて野菜は少なめ


やきそばと同様の組み合わせの、ちょっと中華っぽい、お店のタンメンにも入っている野菜類が並びます。普通サイズの具に比べると当然多いのですが、いつもの2倍程度でしょうか。麺やスープの量の多さに比べるとどうしても見劣りしてしまいます。



煮込みうどん風でしばらく食べ続けることに




これまでのペタマックスより少ないのは体感でも間違いないのですが、それでも5食分というのはなかなかきついものがあり、私オサーンももっと若い時なら全部食べることも視野に入れたところなのですが、今そんなことをしても無理だし、無理をすると後々の体調にも響いてしまうので、最初からチャレンジしません。

大きめの器に取り分けてみましたが、大盛に盛って盛って4杯分と、スープがちょっと残る量ありました。こう見ると、あの1個分の麺ブロックはある程度きちんと1人前というのが改めてわかります。



1杯分だけ食べて、残り3杯分は鍋に入れてちまちま食べることにしました。この鍋結構大きいはずなんですけどね…。これ書いている今も食べ切っておらず、鍋の量が半分くらいなくなったくらいですかね。明日くらいには食べ切れるのではないかと思います。普通の麺とはまるで違う麺の伸び方で、持っただけで切れてしまいます。伊勢うどんとか博多うどんが好きな方だと良いかもしれませんね。


オススメ度(標準は3です)


  • まるか食品 「ペヤング 幸楽苑味噌野菜たんめん味やきそば」
★★★測定不能★★★(∞)
規格外すぎてどう評価して良いのかわからないので評価はしませんが、大きいのに大味ではなく、きちんとおいしいのは良いところ。反面、5食で980円というのは1食あたり200円弱となり、その割には具の量がショボいため、コストは良いとは言えません。むしろ悪いです。分け合って一気に量を食べ切れるなら、もしくは伸びたうどんが好きならばワンチャン買っても良さそうですが、持て余しそうな人にはあまりおすすめはできないですね。

同時発売のこちらの方がおすすめです。とてもおいしかったです。


 カテゴリ
ブログランキング
  • このエントリーをはてなブックマークに追加