このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん すぎ本 × しば田 鴨だし塩醤油ラーメン」を食べてレビューしていきます。



「マルちゃん すぎ本 × しば田 鴨だし塩醤油ラーメン」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん すぎ本 × しば田 鴨だし塩醤油ラーメン」。2021年11月1日発売の新商品です。横浜・青葉台の「らぁ麺 すぎ本」と、東京・仙川の「中華そば しば田」の両実力店によるコラボカップ麺となっています。かなり通を唸らせるコラボなのではないでしょうか。



実力店と評判の「すぎ本」と「しば田」がタッグ


今回のコラボカップ麺、「すぎ本」と「しば田」のタッグ。それぞれ、TRYラーメン対象の名店部門しお1位、しょうゆ1位を獲得したことがあり、東洋水産からカップ麺化されています。ひらがな2文字に漢字1字の店名も被っています。

2020年6月発売の「マルちゃん すぎ本 塩ラーメン」。塩部門1位の実績がありますが、お店ではしょうゆ味と塩味の両看板で、しょうゆの方が人気があるようです。ラーメンの鬼、佐野実氏のお弟子さんのお店です。

佐野実さんのお弟子さんが営む人気店がカップ麺化!「マルちゃん すぎ本 塩ラーメン」を実食

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一方の「しば田」のカップ麺、2015年6月発売の「マルちゃん 縦型ビッグ しば田 中華そば」。鴨だしを効かせたしょうゆ味のスープが売りのお店です。

東洋水産 「マルちゃん 縦型ビッグ しば田 中華そば」

どうもオサーンです。普段勤務中の食事はケチってコンビニでおにぎりを買うことが多いのですが、最近はもっぱら手巻き寿司にハマってます。とは言っても海鮮系ではなくてマヨ系の手巻きなんですが。買うお店はだいたいセブン、ローソン、サンクスのどれかで、味的にはセブン>サンクス≧ローソンなんですが、海苔の巻きやすさではサンクス≧ローソン>セブンなのが困ったところ。セブンの海苔を巻くシステムは説明書きに書いてあるよ...



両店がコラボした「鴨だし塩醤油ラーメン」




今回の一杯は、両店の特徴を組み合わせた「鴨だし塩醤油ラーメン」。賞獲得実績的に、「すぎ本」は「塩」、「しば田」は「鴨だし」と「醤油」ということになると思われますが、組み合わせた結果の「塩醤油」というのはあまり聞いたことのない味のような。塩ラーメンとしょうゆラーメンの中間的な味なんでしょうね。果たしてどんな一杯なのでしょうか。

つい先日2021年10月発売の、今回と同じくコラボ企画のカップ麺「マルちゃん 大島 × 三ん寅 汁なし味噌ラーメン」。ともに純すみ系「すみれ」から暖簾分けされたお店で、純すみ系の重厚感あるまぜそばは、大いに可能性を感じさせるおいしさでした。

「すみれ」暖簾分け店コラボによる「純すみ系」汁なし麺誕生!「マルちゃん 大島 × 三ん寅 汁なし味噌ラーメン」を実食レビュー

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これもコラボ商品ですが、新生姜とつな揚げのミスマッチな感じがちょっと気になります。


内容物、価格、購入額など




別添袋は1つ。カップにはスープ粉末やかやくが結構たくさん入っていました。

品名マルちゃん すぎ本 × しば田 鴨だし塩醤油ラーメン
メーカー東洋水産
発売日2021年11月1日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ1袋(後入れ特製スープ)
定価税別220円
取得価格税込232円(ローソン)

栄養成分表、原材料


1食95g(めん70g)あたり
エネルギー404kcal
∟めん・かやく∟316kcal
∟スープ∟88kcal
たん白質10.9g
脂質17.4g
炭水化物50.9g
食塩相当量6.4g
∟めん・かやく∟2.3g
∟スープ∟4.1g
ビタミンB10.39mg
ビタミンB20.35mg
カルシウム171mg



鶏、鴨、豚、魚介、玉ねぎ、昆布。旨み要素が勢揃しているようです。


スープ


スープは「チキンの旨味をベースに、鴨・豚・魚介等の旨味をバランスよく利かせた塩醤油スープ」とのこと。

鶏ガラをベースに、豚、鴨、魚介、昆布などを重ねた繊細な塩醤油味スープです。



「すぎ本」と「しば田」を組み合わせたスープ


  • 「塩醤油味」の正体は?
まずは「塩醤油」についてですが、これはやはり、塩味スープとしょうゆ味スープの折衷な味わいで、濃いしょうゆではないので、どちらかというと塩味スープというのが近い印象。塩ラーメンのスープにはしょうゆが入っていることが多いですしね。だしで最も強いのが鶏で、他の豚、鴨、魚介などは脇役。ひとつの言葉では表現できない、複雑な旨味が特徴的と言えるでしょう。

鶏に次ぐ存在が魚介で、ほんのりと魚介の風味が感じられます。魚介はスープのエッジを立て、昆布で丸みを帯びさせて締める感じ。豚や鴨はあまり目立っていませんでした。



  • 鴨が思いのほか弱い


スープ表面には、鴨脂や鶏油が浮いていますが、「鴨だし」とついている割には、スープ含めて鴨の風味が思いのほか強くないことが意外でした。液体スープを舐めると確かに鴨を感じるのですが、スープ全体としては目立っておらず、全体的に「すぎ本」要素が強くて、しょうゆや鴨といった「しば田」らしさが希薄なスープのように感じました。



麺は「スープとの相性がいい、食べ応えのある角刃で切った麺」とのこと。

湯戻し時間3分の、中細でストレートに近い形状の油揚げ麺です。



繊細なスープを立てる中細油揚げ麺


中細でストレートに近い形状の油揚げ麺。角麺形状で、同じ東洋水産の「謹製」シリーズなどで使われている麺と同じタイプと思われます。油揚げ麺ながら主張が穏やかで、繊細な味のスープを立てるのに適しており、「本気盛」の厚みがある豪快な麺とはキャラが異なっています。

麺量は70gで、200円オーバータテ型カップの一般的なサイズ。これも「謹製」シリーズと同様で、大盛の「本気盛」よりもちょっと少なめです。こういう繊細な味の一杯は、あまり大盛で食べるイメージではないですよね。




具は「味付鶏肉だんご、めんま、ねぎ」とのこと。
鶏肉だんご、メンマ、ねぎが入っています。



鶏肉だんご、メンマ、ねぎの組み合わせ


鶏肉だんごが多めに入っており、やわらかい味わいが繊細なスープと好相性。ねぎもしっかり入っており、それなりにボリュームがありました。東洋水産の汎用的な具であり、特にお店の再現を意識した具というわけではなさそうです。


オススメ度(標準は3です)


  • 東洋水産 「マルちゃん すぎ本 × しば田 鴨だし塩醤油ラーメン」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
「すぎ本」と「しば田」のコラボカップ麺でしたが、思いのほか塩ラーメン感が強く、「しば田」要素のしょうゆ味や鴨だしはそれほど目立っていないように感じました。そして、繊細なスープや麺、具の構成から、これってほぼ「謹製」シリーズと言って良さそう。次回はもうちょっと「しば田」らしさも感じたい一杯でした。

牡蠣醤油の味付きのりなんてあるんですね。おいしそう。


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