このページでは、明星食品のカップ麺、「明星 中華三昧タテ型ビッグ 赤坂榮林 トマト酸辣湯麺」を食べてレビューしていきます。



「明星 中華三昧タテ型ビッグ 赤坂榮林 トマト酸辣湯麺」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、明星食品の「明星 中華三昧タテ型ビッグ 赤坂榮林 トマト酸辣湯麺」。2021年10月4日発売の、「明星中華三昧」シリーズの新商品です。シリーズ定番の「赤坂榮林 酸辣湯麺」のトマトを使った変わり種が再び登場です。



「赤坂榮林」は酸辣湯麺発祥の店


「赤坂榮林」は、東京・赤坂にある中国料理の名店。スープの酸辣湯を麺料理「酸辣湯麺」としてメニュー化した発祥のお店としても知られ、赤坂榮林と言えば酸辣湯麺というイメージの方も多いのではないかと思います。

加えて、「明星中華三昧」シリーズの定番商品として「赤坂榮林 酸辣湯麺」が袋麺、カップ麺などで長く君臨し続けており、酸辣湯麺と言えば赤坂榮林のイメージはより強固なものになっています。

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お店のトマトトッピングメニューをカップ麺化




今回の「トマト酸辣湯麺」は、お店のトッピングメニューであるトマトの入った酸辣湯麺をカップ麺化したものです。以前にもトマト酸辣湯麺は登場しており、今回再びの登場となりました。おそらく好評だったんでしょうね。今回は変化が見られるのでしょうか。

元祖酸辣湯麺の「赤坂榮林」カップ麺!「明星 中華三昧タテ型ビッグ 赤坂榮林 トマト酸辣湯麺」を実食

このページでは、明星食品のカップ麺、「明星 中華三昧タテ型ビッグ 赤坂榮林 トマト酸辣湯麺」を食べてレビューしていきます。「明星 中華三昧タテ型ビッグ 赤坂榮林 トマト酸辣湯麺」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、明星食品の「明星 中華三昧タテ型ビッグ 赤坂榮林 トマト酸辣湯麺」。2020年3月16日発売の、「明星中華三昧」シリーズの新商品です。東京赤坂の中華の名店、「赤坂榮林」監修によるトマト...


内容物、価格、購入額など




別添袋は1つ。カップにはトマトやかきたまなどかやく類が入っていました。

品名明星 中華三昧タテ型ビッグ 赤坂榮林 トマト酸辣湯麺
メーカー明星食品
発売日2021年10月4日(月)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ1袋(後入れ液体スープ)
定価税別223円
取得価格税込240円(ファミリーマート)

栄養成分表・原材料


1食98g(めん70g)あたり
エネルギー379kcal
∟めん・かやく∟333kcal
∟スープ∟46kcal
たん白質9.0g
脂質7.8g
炭水化物68.1g
食塩相当量6.9g
∟めん・かやく∟2.9g
∟スープ∟4.0g
ビタミンB10.26mg
ビタミンB20.32mg
カルシウム123mg

めん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、卵粉、乳たん白)、スープ(デキストリン、食塩、たん白加水分解物、植物油脂、糖類、香味調味料、豚脂、醸造酢、しょうゆ、でん粉、香辛料、貝エキス、黒酢、香味油)、かやく(卵、チンゲン菜、トマトペースト加工品)/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工デンプン、増粘多糖類)、トレハロース、酸味料、炭酸カルシウム、かんすい、カラメル色素、微粒二酸化ケイ素、ソルビット、乳化剤、グリセリン、カロチノイド色素、香辛料抽出物、酸化防止剤(ビタミンE)、香料、ビタミンB2、ベニコウジ色素、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉を含む)


前回の「トマト酸辣湯麺」とは栄養成分、原材料とも異なっており、中身に手が入っている模様です。


スープ


スープは「鶏、アサリ、ホタテなどのうま味が効いた醤油スープに、仕上げの別添液体スープの香酢とラー油が加わり、榮林の特長である強い酸味とほどよい辛さを引き立て」たとのこと。

強い酸味を効かせた鶏ガラベースのしょうゆ味のスープに、別添「液体スープ」でラー油や黒酢、ごま油の風味を加えています。



刺激が強くてクセはおとなしい酸辣湯スープ


  • 強い酸味と胡椒のパンチ
鶏ガラや魚介がベースのしょうゆ味のスープに、強めに酸味を効かせ、胡椒でパンチをつけています。各社それぞれに酸辣湯の味が違いますが、明星中華三昧の赤坂榮林は、酸味の強さが大きな特徴となっており、目の覚めるような味わいが楽しめます。加えて、胡椒を強く効かせてパンチをつけており、酸味と胡椒の威力によって、他社では見られないパワフルな酸辣湯となっています。

酸味は強いですがトマト由来ではなく、「トマト酸辣湯麺」とは言ってもスープにトマトの介入はなく、もともとの大盛「酸辣湯麺」と大きな違いはない味のように感じました。



  • 別添「後入れ液体スープ」には黒酢、ラー油、ごま油


別添の「後入れ液体スープ」を加えることで、スープに辛味、黒酢やごま油の風味が加わります。辛さはピリ辛よりちょっと辛いくらいでしょうか。ラー油の辛さもありますが、先ほどの胡椒が辛さを増幅させており、ピリ辛にしては力を感じる辛さでした。

黒酢やごま油の風味は、酸辣湯らしさを高めています。ただどちらも、それほど強く効かせているわけではなく、それが酸辣湯としてはクセの弱さにつながっており、その結果、ある程度誰もが食べやすいと感じる味になっているように思います。刺激は強く、クセは大人しく。エスニック料理ながら人気商品になった「カップヌードルトムヤムクン」と根底にある思想はとても似ているように感じました。



麺は「しなやかでスープとの絡みのよいノンフライ麺」とのこと。

湯戻し時間4分の、中細で縮れのついたノンフライ麺です。



「中華三昧」シリーズ必須のノンフライ麺


中細で縮れのついたノンフライ麺です。「中華三昧」シリーズと言えば、ノンフライ麺を使った袋麺の元祖であり、ノンフライ麺じゃなければ中華三昧じゃないとまで言える必須要素なので、タテ型カップでも当然ノンフライ麺が使われています。さすがに生麺食感の袋麺ほどの麺ではないですが、タテ型カップ麺としては十分な質感の麺だと思います。

スープは酸味や胡椒系の派手さが目立ちますが、繊細な部分も多く持ち合わせており、雑味の少ないノンフライ麺を合わせることでスープが活きてくるのではないかと思います。スープがおいしいのはノンフライ麺の貢献が大きいのではないでしょうか。




具は「鮮やかな色合いの、ふわっふわなかきたま、チンゲン菜、トマト加工品の組み合わせ」で、「かやくのトマト加工品のうま味がスープに溶け出し、おいしさがアップ」とのこと。

いつものかきたま、チンゲン菜に加え、球-武状のトマト加工品が入っています。



かきたま、チンゲン菜にトマト加工品


かきたまやチンゲン菜はいつもの「榮林 酸辣湯麺」にも入っていますが、いつも入っている豚肉や椎茸はオミットされています。特に椎茸は良くも悪くもスープの味を変えてしまうので、入っていないことの効果は結構大きいです。

代わって入っているのがトマト加工品で、スープに旨味が溶け出すとのこと。トマト自体は酸味がほとんどなく、フルーツトマトのような甘さがあります。溶け出しても強い味のスープの中ではそれほど味が変わらないような気もするのですがどうでしょうか。具としては存在感ありましたが、溶け出した部分についてはあまりトマトの味を感じませんでした。


オススメ度(標準は3です)


  • 明星食品 「明星 中華三昧タテ型ビッグ 赤坂榮林 トマト酸辣湯麺」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
特にトマトが入った効力を感じず、前回発売時とあまり変化も感じませんでしたが、いつもの「赤坂榮林 酸辣湯麺」の亜種としてとてもおいしい一杯でした。やっぱ鉄板商品ですね。

最近発売された「ペヤング マヨ酸辣やきそば」。これも酸辣湯。




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