このページでは、東洋水産のカップ焼そば、「マルちゃん やきそば弁当 旨コクあんかけ風」を食べてレビューしていきます。



「マルちゃん やきそば弁当 旨コクあんかけ風」はどんな商品?


今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん やきそば弁当 旨コクあんかけ風」。2021年9月6日発売の、「マルちゃん やきそば弁当」シリーズの商品です。北海道のソウルフードといわれる「やきそば弁当」シリーズから、シリーズ恒例のあんかけ焼そばの登場です。




「やき弁」恒例の「あんかけ風」


「マルちゃん やきそば弁当」は、北海道のソウルフードとされるカップ焼そばで、北海道にあっては「ペヤング」や「UFO」に勝るポピュラーな存在。北海道の定番カップ麺としてお土産としてもおなじみで、北海道内のみならず全国的にも知名度の高いカップ麺シリーズとなっています。

そして今回の「あんかけ風」ですが、最近は「UFO」シリーズからも登場していますが、「やき弁」からはだいぶ以前から発売されており、私が知る限りで最初に登場したのは2010年2月で、当時の商品名は「マルちゃん あんかけ風やきそば弁当」でした。

東洋水産 「マルちゃん あんかけ風やきそば弁当」

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また、昨年2020年9月には、北海道・小樽の「小樽あんかけ焼そば」を再現した商品として「マルちゃん やきそば弁当 小樽あんかけ風」が発売されていましたが、見た感じは今年とほぼ同じように見えます。

やきそば弁当の新味登場!「マルちゃん やきそば弁当 小樽あんかけ風」を実食レビュー

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「お湯2回仕上げ」が特徴




最近の「UFO」のあんかけ商品は、湯切りなしで食べられる手軽さが大きな売りとなっていますが、「やき弁」の「あんかけ風」は2010年当時から一貫して、一度湯切りをし、再びお湯を入れてからあんかけの素を入れるという、多少手間がかかる仕様となっています。ただ、湯切りで一度、麺から溶け出した油などの成分を捨てることができるのは精神衛生上好ましく、私はこちらのタイプの方が好きです。

なんで今回は「小樽あんかけ風」ではないのかはよくわかりませんが、果たしてどんな一杯なのでしょうか。

こちらは千葉のソウルフード扱いされることの多い「アラビヤン焼そば」。


内容物、価格、購入額など




別添袋は2つ。カップには麺のみ入っています。



先入れの「かやく」を麺の上に開けた状態。キクラゲなど中華風のかやくが入っていました。麺はいつもより太めのあんかけ仕様。

品名マルちゃん やきそば弁当 旨コクあんかけ風
メーカー東洋水産
発売日2021年9月6日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ2袋(あんかけの素・かやく)
定価税別193円
取得価格税別98円(イオン)

栄養成分表、原材料


1食127g(めん90g)あたり
エネルギー537kcal
たん白質12.2g
脂質21.8g
炭水化物73.0g
食塩相当量5.2g
ビタミンB10.40mg
ビタミンB20.46mg
カルシウム216mg



昨年の「小樽あんかけ風」と比べて栄養成分の違いは微かにとどまっており、原材料の「添付調味料」の成分も同じですが、具が「小樽あんかけ風」のキャベツから今回チンゲン菜に変化しています。多少の違いはありそうです。


「マルちゃん やきそば弁当 旨コクあんかけ風」の作り方


湯切りするまではいつも通り




いつもどおり、お湯を入れて3分後、湯切りをしてフタを開けます。ここまではまったく同じです。ここで間違って「あんかけの素」をいつものソースのように入れてしまわないように注意してください。

お湯は下の線まで!




湯切り後、今度はカップの下の線まで改めてお湯を入れ、「あんかけの素」も入れて混ぜ合わせていきます。ここでも注意が必要で、湯戻し時のお湯の量と、この手順でのお湯の量が違うということで、湯戻し時は上の線まで、この手順では下の線までお湯を入れます。私のようにぼーっとしてると間違えます。



麺とお湯&「あんかけの素」を混ぜる




あとはひたすらに、とろみがつくまで麺とお湯&「あんかけの素」を混ぜていきます。だんだんとろみがついてきます。


ソース


ソースは「醤油とオイスターソースをベースに、ポークやホタテの旨味を利かせたあんかけの素」で、「旨味があとを引く、甘めのやさしい味に仕上げ」たとのこと。

とろみのついたあんかけ状のソースで、オイスターソースの風味が強く香るしょうゆ味です。



あんかけ状のしょうゆ味ソース


  • オイスターソース風味のやさしい味わい
オイスターソースを強く効かせたしょうゆ味で、しっかり中華風になっています。オイスターソースに加え、魚介の風味や甘みも感じられ、本格感とやさしい味わいが同居しています。塩気の強さはまったくない角のない味わいで、オイスターソースの香ばしさが一本通っていました。正直、昨年の「小樽あんかけ風」とどう違うのかよくわからないレベルでよく似た味ではないかと思います。



  • とろみはしっかり強い


とろみはしっかりしているので、「あんかけ風」ではなく「あんかけ」で良いのではないかと思います。「UFO」のあんかけ焼そばはさらにとろみが強いですが、今回の「やき弁」の方がオイスターソースの風味に本格感があるため、あんかけ焼そばらしさでは良い勝負ではないでしょうか。私はこちらの方が好きです。



麺は「香味野菜を練りこんだ、香りの良い太めの麺」とのこと。

湯戻し時間3分の、中太で縮れのついた油揚げ麺です。いつもの「やき弁」より太め。



太めであんかけ仕様の油揚げ麺


中太で縮れのついた油揚げ麺です。いつものやきそば弁当の麺に比べるとだいぶ太いですが、湯戻し時間は3分でいつもと同じ。麺にしっかり縮れがついていることで、あんかけをしっかり絡め取り、ソースと麺の一体感が強くなっています。

麺量は90gで、いつもの「やき弁」の100gよりは少ないですが、重みのあるあんかけと絡むことでずっしり重く、いつもより満腹感が強いように感じました。あんかけは通常のソースよりもお腹が膨れますね。




具は「チンゲン菜、味付挽肉、きくらげ、にんじん」とのこと。

チンゲン菜、キクラゲ、ニンジンといった中華系らしい野菜と、挽肉を組み合わせています。



中華感の強い具の組み合わせ


チンゲン菜、キクラゲ、ニンジンといった中華風の野菜を揃えており、特に昨年の「小樽あんかけ風」からキャベツがチンゲン菜にチェンジしており、これによって中華感がさらに増した印象です。量もそれなりにしっかり入っており、安価なカップ焼そばとは一線を画していました。

ただ、挽肉については量少なめで、昨年の「小樽あんかけ風」に入っていた挽肉よりも小粒になった印象を受けました。ただ、具については個体差、製造時期によって違いが大きく、今回たまたまそうだったという可能性も否定できません。


オススメ度(標準は3です)


  • 東洋水産 「マルちゃん やきそば弁当 旨コクあんかけ風」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
「やき弁」の恒例「あんかけ風」の商品でしたが、昨年の「小樽あんかけ風」とほぼ同じあんかけ焼そばで、違うのはキャベツがチンゲン菜になった程度。オイスターソースの風味を効かせたとろみのしっかりしたあんかけ状ソースが特徴で、この味わいは初登場時から一貫しているように感じました。

そういや、名古屋名物の「あんかけスパゲッティ」ってカップ麺化されてるの見かけないですよね。




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