このページでは、再び登場したローソンのレンジチルド麺、「家系総本山吉村家監修 横浜家系ラーメン」を食べてレビューしていきます。



「家系総本山吉村家監修 横浜家系ラーメン」はどんな商品?


今回食べるのは、ローソンのレンジ麺、「家系総本山吉村家監修 横浜家系ラーメン」。2021年9月7日発売の新商品です。家系ラーメンの元祖、横浜の名店「吉村家」監修のレンジ麺です。過去に発売されていたレンジ麺が今回3度目の登場となります。



元祖家系「吉村家」のレンジ麺が三たび登場!


「吉村家」は、横浜にある家系ラーメンの元祖。直系から傍系に至るまで、家系ラーメンの頂点に立つ唯一無二のお店です。その影響力たるや、ラーメン業界では「ラーメン二郎」と並ぶ二大巨頭と言えるのではないでしょうか。

名店再現系のカップ麺と言えば、コンビニではセブンが大勢力なことはおなじみですが、最近はローソン陣営も拡充が著しく、綺羅星の如く名店がローソンのもとに集まり、大国魏・・じゃなくてセブンに対抗しています。中でも「吉村家」は最も巨大な存在と言え、さしずめ関羽と言ったところでしょうか。下のリンクはローソンのレギュラーカップ麺「吉村家 豚骨醤油ラーメン」。

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「吉村家」はローソンのレンジ麺としても登場しており、「麺屋武蔵」や「麺屋一燈」などとともに、桃園の誓いレベルでローソンと結託しています。過去2回登場したレンジ麺は栄養成分が同一で、内容物はまったく同じようでしたが、今回は果たしてどうでしょうか。

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家系直系ではありませんが、「六角家」の流れをくむ「吉祥寺武蔵家」のカップ麺。家系ラーメンのカップ麺は多いですが、実は家系ラーメン店の味を再現したカップ麺はあまり多くありません。


内容物、価格、購入額など




本来はそのままレンジに入れて調理するだけですが、写真撮影のためフタを開けています。大きなチャーシュー、煮玉子、ほうれん草がのっています。別添で焼のりとラーメンコショーもついていました。



麺の下にはいつもどおりゼラチンスープが入っています。当然ながらとんこつしょうゆ色をしています。

品名家系総本山吉村家監修 横浜家系ラーメン
メーカーローソン(製造会社は地域により異なる)
発売日2021年9月7日(火)
麺種別レンジ麺
かやく・スープ2袋(ラーメンコショー・焼のり)
定価税込550円
取得価格税込550円(ローソン)

栄養成分表、原材料


1食-g(めん-g)あたり
エネルギー565kcal
たん白質33.7g
脂質22.5g
炭水化物59.3g
∟糖質∟54.5g
∟食物繊維∟4.8g
食塩相当量8.78g



栄養成分、原材料とも、過去2回の「吉村家」レンジ麺とまったく同じです。どうやらただ再販されただけのようです。


調理方法




調理方法はレンジに入れるだけです。業務用レンジで1分50秒、家庭の500Wのレンジで5分30秒。



レンジ調理後、取り出した状態。容器が熱くなっているのでご注意を。フタをけると湯気が熱いので重ねてご注意を。



スープ


スープは「豚骨醤油スープ」で、「別添ラーメンコショウで味変」できるとのこと。

とんこつしょうゆ味のスープで、ラーメンコショーが別添されています。



「吉村家」の味を再現したとんこつしょうゆ味のスープ


  • とんこつしょうゆは迫力不足
家系ラーメンのスープを再現したとんこつしょうゆ味のスープです。一般的なとんこつしょうゆと考えると十分濃厚でおいしく、とんこつ感はそうでもないですがしょうゆの濃さが光ります。ただこれ、家系源流の「吉村家」のレンジ麺なんですよね。「吉村家」のスープと言えば、しょうゆのキレが鋭くて、ごはん必須のメシ泥棒。今回のスープは濃いとは言えそこまでの強さはありません。

塩辛いレベルとは言えませんが、ごはんと合うのは間違いなく、家系ラーメン、もしくは「吉村家」と考えなければ、かなりおいしいとんこつしょうゆ味スープなのではないでしょうか。

  • 鶏油は浮いているが・・・


家系ラーメンの特徴である鶏油も浮いていますが、あのスープが黄色くなってしまうようなほどの量ではなく、何となく香る程度。言われなければわからないかもしれません。やはり家系となると、もうちょっと鶏油の主張は欲しかったところです。

別添のラーメンコショーで味変とのことですが、卓上の調味料の中に胡椒があり、他にニンニク、お酢などと合わせて味変する場合もあるようです。私はやったことなかったです。




麺は「中太麺」とのこと。

中太で角麺形状のストレート麺です。



中太ストレート麺


中太より太く見える角麺形状のストレート麺です。実際の「吉村家」で使われている中太ストレート麺はやや幅広麺ですが、今回の麺は厚みがあり、つるみも強いため、ちょっと印象は異なります。ローソンの麺の特徴である熟成麺が使われているようで、レンジ調理の影響も何のその、伸びている感じのまったくないがっしりした食感でした。

今回も麺量は明記されていませんが、おそらく150g程度で、二郎系のレンジ麺200gほどの量はなさそうです。スープに加えて麺も家系の雰囲気はあまり感じませんが、これはこれでとんこつしょうゆラーメンとしてレベルが高い組み合わせでした。




具は、チャーシュー、煮玉子、ほうれん草に、別添の焼のり2枚がついています。

チャーシュー、煮玉子、ほうれん草、焼のりの組み合わせ


  • チャーシュー、煮玉子、ほうれん草


大きなチャーシューと煮玉子半個、そして家系ラーメンの特徴であるほうれん草がたくさん入っています。しっかり豪勢な具。スープや麺に家系らしさはあまり感じませんでしたが、ほうれん草が入っているだけで家系っぽくなります。逆に言えば、家系ラーメンを再現するならほうれん草は必須だと思います。

  • 焼のり2枚


家系としては少ないですが、焼のりが2枚入っています。鶏油が少ないので、鶏油に浸して食べる戦法は取れませんが、それでもスープと一緒に食べる焼のりはなかなかおいしかったです。吉村家のスープほどではないですが、やっぱりごはんが欲しくなりますね。


オススメ度(標準は3です)


  • ローソン 「家系総本山吉村家監修 横浜家系ラーメン」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
「吉村家」のレンジ麺。3回目の登場でしたが、前2回とまったく同じ内容物で変化がありませんでした。スープや麺に「吉村家」らしさはあまり感じなかったものの、とんこつしょうゆ味のレンジ麺としてはしっかりおいしく、具も充実していました。ほうれん草と焼のりで、家系らしさを演出しています。今のままでもおいしいですが、次回発売時にはもうちょっと「吉村家」らしくブラッシュアップしてくれると良いですね。

最近リニューアルされた「ニュータッチ 横浜家系豚骨醤油ラーメン」。




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