このページでは、まるか食品のカップ焼そば、「ペヤング 獄激辛麻婆やきそば」を食べてレビューしていきます。



「ペヤング 獄激辛麻婆やきそば」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、まるか食品の「ペヤング 獄激辛麻婆やきそば」。2021年9月6日発売の、「ペヤングやきそば」シリーズの新商品です。「獄激辛ペヤング」の第5弾商品が、前回発売からわずか1ヶ月ちょっとでまたもや登場となりました。あまりの早いサイクルに驚くばかり。ペヤングさん、ついに私たちを仕留めにきたか。



「ペヤング」は「獄激辛」だけではなく絶好調


精力的に新商品をリリースし続けるペヤング。もちろん、今回第5弾となる「獄激辛やきそば」を中心に回っている感がありますが、決してそれだけではなく、つい先日2021年7月には「なんちゃって蕎麦風」の第2弾商品、「ペヤング 韓国味 なんちゃって蕎麦風」が発売されていました。蕎麦粉を使わないなんちゃって蕎麦風で、なぜか韓国味という、ツッコミどころしかない一杯でした。

なんちゃって蕎麦風ペヤング第2弾はなぜか韓国味!「ペヤング 韓国味 なんちゃって蕎麦風」を実食レビュー

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「ペヤング獄激辛やきそば」の第5弾商品は「麻婆やきそば」




前回発売の「獄激辛やきそば」第4弾商品、「ペヤング 獄激辛にんにくやきそば」は2021年7月に発売されましたが、そこからわずか1ヶ月ちょっとで今回の第5弾商品が登場。第4弾キャラのニンニクに続いて今回も人外キャラが登場。なんだかやたら赤いのが、果たして唐辛子なのかそれとも違うものなのかよくわかりませんが、とにかく恐ろしいですね。第4弾は強烈な辛さに加えて苦味を感じる一杯でしたが、今回は果たしてどうでしょうか。

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内容物、価格、購入額など




別添袋は2つ。カップには麺のみ入っています。



これが渦中の真ん中にいる「獄激辛麻婆ソース」。いやーなぜかピンクというのがちょっと恐ろしいです。





先入れの「かやく」を麺の上に開けた状態。あれ・・・いつもより具がだいぶ少ないような・・・具を拠り所にすることなく獄激辛ソースを食らって座してタヒを待てということでしょうか。あな恐ろしや。

品名ペヤング 獄激辛麻婆やきそば
メーカーまるか食品
発売日2021年9月6日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ2袋(獄激辛麻婆ソース・かやく)
定価税別205円
取得価格税別178円(ドン・キホーテ)

栄養成分表、原材料


1食114g(めん90g)あたり
エネルギー551kcal
たん白質8.6g
脂質30.8g
炭水化物59.8g
食塩相当量3.6g



甜麺醤に豆板醤に老酒。これまでの獄激辛ペヤングとはちょっと雰囲気が違う本格感ある材料が並びます。これはひょっとすると第5弾にして真打ち登場?


ソース


ソースは「従来の獄激辛シリーズと同等の辛さに、麻婆の旨味をしっかりと効かせ」、「泣けるほどの辛さの中に感じる麻婆の旨味がクセになる味わいに仕上げ」たとのこと。

豆板醤や甜麺醤など、みそ味ベースの麻婆味ソースで、少し苦味を感じるレベルで唐辛子を効かせることで、獄激辛ソースに仕上げています。



麻婆味の獄激辛ソース


  • みそ味ベースの麻婆味
豆板醤や甜麺醤を加えたみそ味ベースの麻婆味ソースで、唐辛子で猛烈な辛味を加えています。麻婆味自体は控えめで、とにかく辛味の強いソースですが、同じ唐辛子系の辛さでも第1弾の「獄激辛やきそば」の何の味かわからない得体の知れないちょっと甘い導入から一気に激辛なるソースに比べると、今回のソースは麻婆味で素性がしっかりしている印象を受けます。

  • パワーとスピードを兼ね備えた最強の辛さ
ただ、普通に食べると味わうことが難しいほど辛く、第1弾や第2弾では食べ始めてから口が痛くなるまでに少しタイムラグがあったのに対し、第3弾以降は口に入れた瞬間から即効性のある辛さで、今回もいきなり辛くてビビりました。しかも、おそらく最強の第1弾に負けない辛さとなっており、今回のソースこそがスピードとパワーを兼ね備えた最強の存在と言えるかもしれません。

麻婆味というしっかりしたバックボーンがあるのが、第1弾の得体の知れない辛さとの大きな違いになっています。



  • 真っ赤なソースの色


これまでの「獄激辛ペヤング」のソースは、いずれもものすごく辛かったですが、こと色味に関してはどれもあまり辛くはなさそうでした。それに対して今回、きちんと赤いソースで、ソースの色だけでもかなり辛そうに見えます。麻婆という出自、ソースの色味、そして速効性、さらには高パワーと、まるでエリートのような獄激辛でした。

あのパッケージの四角いキャラはただのイロモノではなさそうです。あの赤いのはやはり唐辛子ではなく、鮮○とか流○とか、そういう類のものかもしれません。恐ろしや。



麺は、湯戻し時間3分の、中細で縮れのついた油揚げ麺です。「なんちゃって蕎麦風」以外のペヤングシリーズ共通の麺だと思われます。



いつものペヤングの麺


中細で縮れのついたいつものペヤングの油揚げ麺です。量もいつもと同じ90g。いつものペヤングの麺なのは間違いありませんが、ソースがあまりに辛いので、正直、どんな麺であっても麺の違いをあまり認識することもないように思います。ただ、後述するように冷ましてから食べると、麺の匂いを凄く強く感じました。味ではなく匂いで目立ってくるとは、なんとも不思議な麺ですね。




具は、豆腐、挽肉、ねぎが入っています。



麻婆らしい具だが量が少ない


いつものペヤングなら、キャベツや挽肉がたくさん入ってボリューミーですが、今回はちょっとの豆腐と挽肉、そしてねぎと、いつもよりだいぶ少なくなっています。だいぶペヤングらしからぬ状態で、辛さ最強に反して具はペヤングは最弱かもしれません。これだけ具が少ないと、構成要素はきちんとしていても麻婆らしさはあまり感じられません。

おそらく、いつもは使わない豆腐にコストが割かれてしまったものと思われますが、ひょっとすると、思いのほかソースをきちんと本格的に作ってしまい、具までコストが回らなかったのかもしれませんね。


オススメ度(標準は3です)


  • まるか食品 「ペヤング 獄激辛麻婆やきそば」
★★★測定不能★★★(∞)
過去の「獄激辛ペヤング」と比べても、今回の「麻婆やきそば」が食べるのに最も苦労したかもしれません。最強の辛さの強さに加え、速攻性も兼ね備えており、いきなり辛いという、素早さ100の相手で苦労しました。結局冷ましたり冷したりして食べ切りましたが、きちんと麻婆味で、ソースの色がきちんと真っ赤で、パッケージキャラのイロモノぶりとは相反する、これまでの「獄激辛」で最もエリートっぽい戦いぶり、正攻法ぶりが印象的でした。獄激辛超人のロビンマスクですね。

第1弾獄激辛ペヤングのラスボスとしての立場は今回で終わりかもしれません。私の味覚スペックでは辛さに耐えきれませんが、自信のある方は第1弾と今回の第5弾、どちらが辛いか試してみてはいかがでしょうか。




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