このページでは、農心ジャパンのカップ麺、「チャパグリ カップ」を食べてレビューしていきます。



「チャパグリ カップ」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、農心ジャパンの「チャパグリ カップ」。商品の詳細は不明ですが、ファミマで大々的に新商品として陳列されていたので食べてみることにしました。以前もセブンで大々的に農心の商品が並んだことがあり、そういう販売戦略なのでしょうね。



「チャパゲティ」×「ノグリ」で「チャパグリ」


「チャパグリ」とは、商品パッケージによると、農心の袋麺、「チャパゲティ」と「ノグリ」を組み合わせた商品とのこと。以前、韓国映画で両袋麺を組み合わせて料理するのが描写され反響を呼び、レシピ動画が公式のフェイスブックなどでもあげられていました。それが今回カップ麺として発売されたようです。以前からある商品で、新商品というわけではなさそうです。

私はどちらの商品も知りませんでしたが、「チャパゲティ」とは韓国風のジャージャン麺(ジャージャー麺)の袋麺、「ノグリ」は太い麺と海鮮スープの袋麺で、ノグリは太い麺が狸(韓国語でノグリ)をイメージすることからつけられているそうで、こちらは比較的よく見かける袋麺のように思います。パッケージのメガネをかけた謎のキャラクターは「ノグリ」にも描かれており、おそらくノグリの狸キャラクターなのだと思われます。

農心と言えば日本では「辛ラーメン」が圧倒的な知名度で、カップ麺や袋麺がよくスーパーなどで並んでいます。以前、袋麺とカップ麺を比較しましたが、それはそれはダントツで袋麺がおいしく、カップ麺はだいぶ見劣りしていました。今回は果たしてどうでしょうか。

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ピリッと甘辛いジャージャン麺




「チャパゲティ」と「ノグリ」を組み合わせてどんな味になるのかといえば、ピリ辛海鮮風味のジャージャン麺ということで、味の中心は「チャパゲティ」、それに「ノグリ」の海鮮やピリ辛要素を加えたもののようです。ジャージャー麺のカップ麺は珍しい上、それが韓国風というのも面白いですよね。果たしてどんな一杯なのでしょうか。

全然どうでもいい話なのですが、昔ドリフターズが歌ってた早口言葉の歌が頭から離れません。チャパグリチャパ米チャパ卵・・・チャパ米ってなによ。

こちらも韓国風。来週リニューアルされる伝統の定番シリーズです。


内容物、価格、購入額など




別添袋は2つ。カップには麺とともに予めかやく類が入っていました。



かやくには昆布やわかめが入っていてこれが「ノグリ」要素と思われますが、謎のキャラのかまぼこも入っていました。これも「ノグリ」要素ですね。

品名チャパグリ
メーカー農心ジャパン
発売日不明
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ2袋(粉末スープ・調味油)
定価不明
取得価格税込258円(ファミリーマート)

栄養成分表


1食114g(めん92g)あたり
エネルギー530kcal
たん白質8.4g
脂質22.9g
炭水化物72.6g
食塩相当量2.7g



油揚げ麺使用で麺量は90g。かなり高額な価格がちょっと気になりますね。完全に高級カップ麺の価格設定ですが、ここまでのところパッケージや内容物などちょっと安っぽい感じ。


ソース


ソースは、粉末のジャージャン麺の味をベースに、海鮮風味やピリ辛を加えています。



カラメル&ピリ辛のソース


  • カラメルの強い韓国風ジャージャン麺の味
「チャパゲティ」要素であるジャージャン麺の味の粉末ソースがメインですが、これが結構クセモノと言うか、あまり食べ慣れない味で、私たちが食べ慣れているジャージャー麺とはだいぶ味が違っています。日本でよく食べられているジャージャー麺は、甜麺醤や豆板醤ベースの肉味噌の味なのに対し、韓国のジャージャン麺はカラメルや黒味噌を用いた甘い味付け。

今回食べていて最初は、あまり食べたことのない味だと感じたのですが、なるほどカラメルの味が強いようです。カラメルの風味が強い真っ黒なソースは、見た目のインパクトも強いです。カラメルと甘い味が特徴。

  • ピリ辛&海鮮風味
味の中心は「チャパゲティ」要素の韓国風ジャージャン麺の味ですが、「ノグリ」要素として海鮮風味やピリ辛味がつけられています。残念ながら海鮮風味はあまり目立っていませんが、別添の調味油によってピリ辛味はしっかり感じられ、これが日本ではよく知られるジャージャー麺のピリ辛味に少し近づく結果を生んでいました。この辛さがなかったらまったくジャージャー麺の味とは認識できないかもしれません。油からはオリーブオイルの風味も感じられました。




麺は、湯戻し時間4分の、中太で縮れのついた油揚げ麺です。




中細で縮れのついた油揚げ麺


中太で縮れのついた油揚げ麺。「ノグリ」の麺はうどんのような麺とのことなので、今回はおそらく「チャパゲティ」の麺だと思われますが、チャパゲティの麺よりは細いようにも見えます。かためのしっかりした食感で、ソース粉末をまとって真っ黒。台湾や韓国の即席麺は黒のハッキリした色の麺が多いイメージがありますが、今回はまさにそれでした。

麺量は90gで汁なし麺として普通の麺量。大盛ではありません。その割にはちょっと価格が高額ですかね。




具は、大豆由来の挽肉、昆布、わかめ、ニンジン、謎キャラのかまぼこが入っています。



かきたまと唐辛子がド派手!


大豆由来の挽肉はジャージャン麺要素でしょうか。量はしっかり入っていますがあまり肉感はなく、いかにも大豆由来という感じ。謎キャラのかまぼこは「ノグリ」要素ですが、きっと本場では有名キャラなんでしょうね。

「ノグリ」要素である海鮮系の昆布とワカメが目立っています。昆布は食感がしっかりしており、わかめは風味で「ノグリ」らしさを加えています。韓国ではわかめがかなり食べられているそうで、わかめのブランド化がすごいみたいなニュースをどっかで読んだような読んでないような。私は業務スーパーのわかめばかり食べています。


オススメ度(標準は3です)


  • 農心ジャパン 「チャパグリ」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
私オサーンにとっては「チャパゲティ」も「ノグリ」も食べたことのない商品だったので、今回の「チャパグリ」で両者をかけ合わせたと言われてもどうして良いのかよくわからなかったのですが、食べてみると結構独特な味で、両商品どう組み合わせているのかもよく分かる構成もあり、思ったよりずっと楽しめました。ただ、オリジナリティはあったものの、品質的に見て今回取得した税込258円はちょっと高すぎるように思います。面白かったので★4としましたが、200円切って欲しいレベルだと感じました。

懐かしい・・・歳がバレる・・・




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