このページでは、セブン-イレブンのレンジ麺、「すみれ監修 にんにく唐玉味噌ラーメン」を食べてレビューしていきます。



「すみれ監修 にんにく唐玉味噌ラーメン」はどんな商品?


今回は、セブンイレブンの「すみれ監修 にんにく唐玉味噌ラーメン」。2021年8月25日から順次発売開始となった、セブンイレブンのお弁当コーナーに並んでいるレンジ麺です。セブンプレミアムのカップ麺としてもおなじみ、札幌みそラーメンの名店「すみれ」監修の商品となっています。



「一風堂」はカップ麺でもおなじみ


「すみれ」は、北海道札幌市に本店のある、札幌みそラーメンの名店。札幌ラーメンの代名詞的な存在で、本店はすでに観光名所化しています。新横浜の「ラーメン博物館」の初期店でもあり、また、2000年に登場したセブン-イレブンと日清食品によるカップ麺は、「博多一風堂」とともに名店再現系カップ麺の元祖と言われています。

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また、セブンではお弁当コーナーのレンジ麺としてもたびたび登場しており、みそラーメンファンに根強い人気となっています。他社のみそラーメンに比べて具のボリューム、スープの完成度など段違いです。今回は果たしてどうでしょうか。

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お店のトッピング「唐玉」(辛玉)を再現


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札幌で人気ナンバーワンの「彩未」は、「すみれ」から最初に暖簾分けされたお店です。後に、「大島」などが続きます。


内容物、価格、購入額など




本来ならフタを開けずにそのままレンジへ入れるのですが、撮影のために開けています。フタを開けると、中皿の上に麺や具がのっています。かなりギュッと詰まった感じ。



こちらが今回の超目玉である「唐玉」。具が多い証とは言え、具に隠れているのはちょっとさみしい。お店の「唐玉」(辛玉)を何度か食べたことがありますが、お店に比べるとちょっと赤っぽい気がします。唐辛子の純度が高いのでしょうか。





中皿をあげてみると、そこにはスープが!以前は「ストレートスープ」と言っていた、レンジ調理時に麺とスープを分離することで麺を伸びにくくするシステムです。他社のゼラチンスープ(セブンにもある)とはまったく違いますね。ローソンは熟成麺で伸び対策しているのと違うアプローチで面白いです。

中皿の下にスープから分離した油ががっつりくっついており、あまり見映えがよくありませんが、そもそも普通に調理するなら見なくていいものなので、そっ閉じして見なかったことにします。

品名すみれ監修 にんにく唐玉味噌ラーメン
メーカーセブンイレブン(製造会社は地域により異なる)
発売日2021年8月25日(水)
麺種別レンジ麺
かやく・スープなし
定価税込540円
取得価格税込540円(セブンイレブン)

栄養成分表、原材料


1食522g(めん150g)あたり
エネルギー588kcal
たん白質23.0g
脂質27.7g
炭水化物64.7g
∟糖質∟58.4g
∟食物繊維∟6.3g
食塩相当量7.6g



以前のすみれレンジ麺とそれほど大きな違いはなさそうですが、「唐玉」が入った分、具が減ったものと思われます。


調理方法


  • レンジに入れるだけ


調理方法はレンジに入れるだけですが、店頭の1500W業務用レンジで1分50秒、家庭の500Wレンジで5分20秒。600Wのレンジだと違う調理時間になると思われます。うちのレンジは500Wにすると5分台は30秒ごとの設定なので、10秒長くなってしまいました。残り10秒で止めようかと思いましたが、張り付いてられずに忘れてしまいました。



調理後にレンジから取り出しフタを開けた状態。スープと別なので、調理前とあまり大きな違いはありません。



  • やけどや汚れに注意を!


調理後、こんな感じで中皿を傾け、下のスープに投入していくのですが、下のスープがアツアツな上、勢いよく落とすとスープが跳ねる可能性があるので、やけどに注意が必要です。特にテレビ見ながらとか危険ですよ!



蓋の下についていた油はきれいサッパリなくなりました。ただ、フタの下は油でテカテカしているので、そこらへんに置かないように注意が必要です。ボーッとしてると大事な書類が油まみれになったりするのでご注意を!ペーパーレスでもフロッピーとかMDが汚れるかもしれません。中皿の具をスープに投入します。



紆余曲折の末になんとか投入完了。目玉の唐玉がスープに沈んでしまったので、整えて完成となります。



スープ


スープは、表面にラード、豚脂をたっぷり浮かせたみそ味で、ニンニクや生姜、すりごま、炒め野菜のの風味も感じられます。



クリーミーで甘みが強い且つ背脂たっぷりのとんこつスープ


  • とんこつベースのみそ味
とんこつベースのみそ味のスープで、スープ表面にラードの層ができています。みそ味にはクセがないですが、濃厚かつ塩気が強めで、ベースのとんこつが太いため、かなりがっしりした骨太な(とんこつゆえに)味となっています。この肩幅の広さというか、骨の太さというか、加えてすりごまの香ばしさも感じられ、すみれの特徴をしっかり押さえていると感じました。



  • スープ表面の大量ラード
スープ表面にはこれでもかとラードが浮いており、層ができています。これによって、お店さながらの、アツアツさをキープしていました。炒め風味も感じられ、調理感、臨場感も強力。悔しいですが、これだけしっかりお店のスープを再現した商品は、カップ麺には存在していないように思います。

「すみれ」の味を再現した色んな商品を食べてきましたが、スープに関しては今回がいちばんではないでしょうか。相当改良が重ねられていそうです。



  • ニンニク唐玉


「唐玉」には、ニンニクと唐辛子、そしてみそ、生姜が入っています。特に強いのはニンニクと唐辛子で、そのまま食べると結構激しい味となっています。今回はスープがかなり濃厚なので、溶かして食べるとちょうど良い隠し味となり、スープの味を邪魔しない程度にピリ辛になるとともに、ニンニクのパンチを加えていました。なくてもおいしいですが、あるとさらにおいしくなる優秀なトッピングです。



麺は、中太で縮れのついた黄色い麺で、「すみれ」の麺を再現しています。



札幌ラーメンの中太縮れ麺を再現


中太で縮れのついた麺で、札幌ラーメンの特徴である玉子麺の黄色を再現しています。見た目はかなり近いものがありますが、食感はちょっとやわらかめで、お店の麺ほどのコシはありません。ただそれでも、スープと麺がセパレートされた状態で調理するため、伸びているというほどのやわらかさではなく、レンジ麺としてはかなり良いデキにあるのではないかと思います。

スープがかなり強いので麺よりスープが勝ったバランスですが、それでも麺の風味がきちんと存在を主張できており、スープを立てるなかなか良いバランスなのではないかと思います。スープがちょっと勝っているくらいが、スープの濃厚感を強調できて良いのではないでしょうか。




具は、チャーシュー、挽肉、玉ねぎ、メンマ、ねぎが入っています。

チャーシュー、挽肉、玉ねぎ、メンマ、ねぎの組み合わせ


  • チャーシュー&挽肉


最初はお店と同様にチャーシューと挽肉が入っていたのですが、最近は挽肉だけになっていました。今回は再びチャーシュー&挽肉に復活。以前ほどの肉量はありませんが、横並びの他商品と比べると十分な肉量だと思います。具が充実していると言って良さそうです。

  • もやしが入っていないのは残念


他に、甘みを加える玉ねぎ、メンマ、そしてねぎが入っています。札幌ラーメンの特徴であるもやしがなくなってしまいました。「唐玉」が入ったことによる余波かもしれませんね。でも具は十分ボリュームあって具だくさんです。


オススメ度(標準は3です)


  • セブンイレブン 「すみれ監修 にんにく唐玉味噌ラーメン」
★★★★★★☆☆☆☆(6)
とにかくスープのデキが素晴らしかったことに尽きます。スープだけならいろんな「すみれ」商品含めて最強の再現性の高さではないでしょうか。強いて言えば、山椒や生姜が足りないですが、唐玉に威力によって別の魅力がありました。具のボリュームも素晴らしく、定価税込540円もまったく惜しくない一杯でした。また食べたいです。

サンヨー食品の「純連」カップ麺。9月に新しくなるみたいです。「すみれ」とは元が同じの兄弟店。実際に店主同士が兄弟です。




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