このページでは、日清食品のカップ麺、「日清 汁なし豚ラ王」を食べてレビューしていきます。
「日清 汁なし豚ラ王」はどんなカップ麺?
今回のカップ麺は、日清食品の「日清 汁なし豚ラ王」。2021年8月23日発売の、「日清ラ王」シリーズの新商品です。「豚ラ王」シリーズの第4弾商品で、黄と黒のあの第1弾「豚ラ王」が、「汁なし」になって帰ってきました。

「豚ラ王」の第4弾商品
「豚ラ王」は、2020年1月に初登場。黄と黒のパッケージにヤサイ、アブラ、ニンニク、そしてワシワシ麺と、これでもかと二郎要素を詰め込んだ一杯で、度肝を抜かれました。カップ麺最強の二郎インスパイアと言って良いのではないかと思います。二郎インスパイアの「豚ラ王」は2021年1月にも再び登場しています。個人的には2020年で最も印象に残った一杯でした。
最強の「二郎インスパイア」カップ麺再び!「日清豚ラ王 ヤサイ、アブラ、ニンニク」を実食レビュー
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「ヤサイ、アニラ、ニンニク」なので二郎系間違いなし?

第2弾第3弾は二郎系ではなかったのでついつい慎重になってしまいますが、今回は二郎系の特徴である黄黒パッケージの上、「ヤサイ、アブラ、ニンニク」との記載もあります。さすがにこれは間違いないのではないかと思いますが、果たしてどうでしょうか。
汁なしの「豚ラ王」

そして今回は「汁なし」。今回の「豚ラ王」が二郎系だとすると、最近コンビニのレンジ麺などで流行りの二郎系汁なし麺となります。今までもなかったわけではないですが、ついに「豚ラ王」が参入したということで、今後カップ麺からどんどん新商品が出てくるかもしれませんね。今回は果たしてどんな一杯なのでしょうか。
内容物、価格、購入額など

別添袋は4つ。「焼豚」が以前の黄黒「豚ラ王」よりだいぶ小さいような・・・。カップには麺のみ入っています。

第2弾「豚ラ王」以外には入っていた「アブラ増し袋」。第3弾は量が少なかったですが、今回はかなりたくさん入っていそうです。デザインが黄基調から黒基調に変化しています。なにか意味があるのでしょうか。

先入れの「焼豚」と「かやく」を麺の上に開けた状態。キャベツがかなりたくさん入っていますが、やはりチャーシューは小さくなったようです。
品名 | 日清 汁なし豚ラ王 |
---|---|
メーカー | 日清食品 |
発売日 | 2021年8月23日(月) |
麺種別 | ノンフライ麺 |
かやく・スープ | 4袋(液体たれ・アブラ増し袋・かやく・焼豚) |
定価 | 税別368円 |
取得価格 | 税別298円(イオン) |
栄養成分表、原材料
1食135g(めん90g)あたり
エネルギー | 566kcal |
---|---|
たん白質 | 11.4g |
脂質 | 24.6g |
炭水化物 | 74.7g |
食塩相当量 | 5.7g |
ビタミンB1 | 0.27mg |
ビタミンB2 | 0.36mg |
カルシウム | 220mg |

麺量は以前までの「豚ラ王」の80gから90gに増量しており、汁なし麺仕様となっています。カロリーや脂質もこれまでの黄黒「豚ラ王」よりも高い数値となっています。期待でそうですね。
たれ
ニンニクを強く効かせたとんこつしょうゆ味のたれに、別添「アブラ増し袋」で大量の背脂を加えています。

ニンニクのキレ鋭い汁なし二郎系たれ
- とんこつしょうゆ味
日清食品の汁なし商品、特にパスタ系で顕著ですが、ソース・たれにお釣りがなく、ギリギリ麺と絡む量しか入っていません。余剰があると水っぽくなるので、とても素晴らしいのですが、それ故に多少麺の味が前に出てくる部分があって、今回はベースとなるとんこつしょうゆの部分が、汁ありの黄黒「豚ラ王」の時ほど目立ってない印象を受けました。
- ニンニクのキレ
- 「アブラ増し袋」の背脂

「アブラ増し袋」には、レトルトの背脂が入っていますが、以前の黄黒「豚ラ王」に比べるとちょっと水っぽい形状で、汁なしの麺と馴染みやすくしているものと思われます。ちょっと塩気があって、ニンニクのキレと合わさることで多少塩辛く感じる部分がありますが、大量に入ったキャベツと一緒に食べることで解決します。薄氷を踏むバランス感が素晴らしいですね。
背脂のコクはこれまでの「豚ラ王」の方が強そうですが、今回はニンニクのキレ押しで、脇役としての背脂のまろやかさ、コクの存在感は十分ではないかと思います。
麺
湯戻し時間5分の、極太幅広で縮れのついたノンフライ麺で、これまでの「豚ラ王」と共通の「踊る極太麺」となっています。

「踊る極太麺」ノンフライ麺
極太で幅広、がっつり縮れのついたノンフライ麺で、これまでの「豚ラ王」シリーズと共通の、二郎系の通称「ワシワシ麺」を意識した「踊る極太麺」です。今回のニンニクのキレの強さならば、これくらい太くなければ太刀打ちできないと思います。この麺はコンビニのレンジ商品も得意とする麺ですが、カップ麺とはいえ今回の麺もまったく引けを取らない完成度の高い麺です。
麺量はいつもより10g多い90gで、汁なし麺としては標準的な麺量です。二郎と考えれば欲を言うと大盛が欲しいところですが、ただでさえ高額なのがさらに高くなってしまうと400円超えしてきそう。自分は220円でスタートしたはずなのに、ついに600円突入みたいな恐ろしさになりますね。何の話かよくわかりませんが。
具
乾燥チャーシューとキャベツの組み合わせです。

チャーシューとキャベツ
チャーシューは、他商品に比べると決して小さくなし、ジューシーで間違いなくおいしいのですが、これまでの黄黒「豚ラ王」で1回目から2回目、そして2回目から今回の3回目と、回を重ねるごとにどんどん小さくなっているのが気になります。今回は麺量10gアップ分コストがチャーシューに向いたのかもしれませんね。
キャベツはかなりたくさん入っています。今回はニンニクのキレが強すぎてたれが塩辛く感じる部分がありましたが、キャベツが大量に入っていることにより、一緒に食べると塩気を和らげ、バランサーとして活躍していました。
普通に考えると十分なボリュームの具なのですが、定価税別368円という上方向に破格の商品だと考えれば、もっとチャーシューが大きくてもバチが当たらないのではないかと思いますがどうでしょうか。
オススメ度(標準は3です)
- 日清食品 「日清 汁なし豚ラ王」
「豚ラ王」の第4弾、そして黄黒の二郎インスパイア「豚ラ王」の汁なしカップ麺でしたが、ニンニクのキレが凄まじいこと、そして相変わらず「踊る極太麺」の食感が素晴らしいことが印象に残る反面、とんこつしょうゆ感がやや弱く感じたことや、チャーシューが小さくなったことは残念で、価格を考えればもう少し奢って欲しい部分もありました。唯一無二の素晴らしい商品で低評価はできませんが、以前の黄黒「豚ラ王」ほどのインパクトも感じませんでした。慣れちゃったのかもしれませんね。
今回はニンニクより背脂を補強したいところですが、思い切ってニンニクを追加してしまうのも一つの手。食べ過ぎると鼻血出るって本当ですかね?