このページでは、ローソンのお弁当コーナーに並ぶチルド麺、「坂内食堂監修 冷し喜多方ラーメン」を食べてレビューしていきます。



ローソン「坂内食堂監修 冷し喜多方ラーメン」はどんな商品?


今回は、ローソンのお弁当コーナーに並ぶチルド麺、「坂内食堂監修 冷し喜多方ラーメン」。2021年8月17日発売の新商品です。喜多方ラーメンの名店、「坂内食堂」監修の夏にピッタリの「冷し喜多方ラーメン」となっています。



「坂内食堂」監修のオリジナルメニュー「冷し喜多方ラーメン」


「坂内食堂」は、福島・喜多方にある喜多方ラーメンの名店。喜多方ラーメンで最も有名なお店のひとつで、その名は全国に轟いています。これまでに何度かカップ麺化もされており、坂内食堂の影響を強く受ける「喜多方ラーメン坂内」とともに、喜多方ラーメン店の中でも露出の大きいお店となっています。

ローソン限定の「坂内食堂」カップ麺と、ファミマ限定の「坂内」カップ麺。

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カップ麺以外にも、ローソンのレンジ麺として「坂内食堂」は度々登場しており、今回の「冷し喜多方ラーメン」も以前発売されていたことがあります。ちなみに来週には、「冷し喜多方ラーメン 肉盛」なる商品が発売予定。味は今回と同じですが肉がたくさん入っているようです。どうせなら肉盛食べたかったので先言ってよという感じですが、ノーマル喜多方ラーメンの「肉盛」も発売されるそうなので、来週はそっちを食べてみましょうかね。


内容物、価格、購入額など




透明な器のフタを開けると、麺とスープの上に中皿があり、チャーシューや野菜類などが入っています。後出し1週後で「肉盛」を出されたことを根に持っていますが、それでも今回5枚入っていて食べ応えはありそうです。



中皿を外すとこんな感じ。スープの量が多そう。本わさびが入っています。

品名坂内食堂監修 冷し喜多方ラーメン
メーカーローソン(製造会社は地域により異なる)
発売日2021年8月17日(火)
麺種別チルド麺
かやく・スープ2袋(スープ・本わさび)
定価税込550円
取得価格税込550円(ローソン)

栄養成分表、原材料


1食-g(めん-g)あたり
エネルギー408kcal
たん白質21.3g
脂質13.0g
炭水化物52.4g
∟糖質50.4g
∟食物繊維2.0g
食塩相当量4.38g



さすがあっさり系の喜多方ラーメンだけあって、カロリーや脂質はこの手の商品としては低め。


調理方法




調理方法はこんな感じ。スープを麺にかけてよく混ぜてから具を盛り付ける流れ。



麺にスープをかけてよくほぐしていきます。麺はくっついて固まっていますが、スープを入れるとしっかりほぐれてくれます。



具を盛り付けて完成。そんなコテコテしていない、シンプルな構成となっているようです。



スープ


スープは「かつおだけで抽出した一番だしと豚のうまみ、ごま油をきかせた冷たいスープ」とのこと。

かつおだしを強く効かせたしょうゆ味の冷スープに、豚脂とごま油が香ります。



かつおとごま油のしょうゆ味スープ


  • まるで蕎麦つゆ
かつおだしを強く効かせたしょうゆ味の冷たいスープです。完全に和風味という印象で、冷やしスープであることも含めて、かなり蕎麦感が出ています。塩気が強いわけではありませんが、昆布系のだしは入っていないため、かつおとしょうゆでキリッとした味わいとなっていました。一番だし使用により、クリアなかつおの風味がガツンときます。

本家の「喜多方ラーメン」も同じしょうゆ味ですが、豚ガラベースで魚介だしではないため、今回のスープは喜多方ラーメンおスープとはまったくの別物となっています。喜多方ラーメンの名店による創作ラーメンということになりますね。

  • ごま油の風味
スープ表面には油脂が浮いており、豚脂やごま油が入っているものと思われます。特にごま油はかつおだしのスープに強い香りを加えており、これがなければもっと蕎麦つゆっぽくなっていたところかもしれません。蕎麦つゆ要素に冷し中華要素が加わった感じ。でも冷やし中華ほどパンチのあるごま油ではなく、かつおだしの脇役に徹していました。酸味や甘味がないのも冷し中華より蕎麦に近くしています。

  • ラーメンにわさび!


そしてわさび。やはり確信犯で蕎麦つゆですね。そりゃこれだけしっかりしたかつおだしにしょうゆ味のつゆなら、わさびが合わないわけがありません。つゆや麺の量が多いので、今回のわさびの量だとアクセント程度の香りに留まりますが、もっとたくさん入れてみても良いかもしれません。蕎麦粉の割合で十割そばとか二八そばとか言いますが、今回はつゆが八割そばという感じでした。



麺は「平打ち熟成多加水麺」とのこと。

中太で平打ちの縮れ麺となっています。



弾力の強い平打ち縮れ麺


中太で縮れのついた平打ち麺が使われています。お店の麺は太さにばらつきのある手もみ麺なのに対し、今回はそこまで手もみ感はないですが、縮れがしっかりつけられた平打ち麺ということで、お店の雰囲気はある程度きちんと感じ取ることができます。

最近のレンジ麺の熟成麺は、レンジ調理しても伸びにくくコシがしっかりしていますが、今回はレンジ調理しないため、さらに輪をかけてコシが強く、お店の多加水麺の弾力ある食感を再現しています。ひょっとするとちょっと過剰くらいの弾力かもしれません。麺量はそれほど多くなく、一般的なレンジ麺の量程度と思われます。



具は、チャーシュー5枚と、もやし、ねぎ。

5連チャーシューの威力!


  • チャーシュー5枚


チャーシューは5枚入っています。結構な肉量で、先ほどから来週出る「肉盛」に恨み節を重ねていますが、今回の量でも結構すごいと思います。肉盛はさらにすごいのかと想像が膨らみますが、これで十分ボリューミーです。お店のチャーシューは赤味部分の歯応えと脂分のトロトロを両立していますが、今回のチャーシューはかため食感で、脂のさしはあってもそれほどやわらかくありません。温かいスープで食べると食感は変わってきそうです。



  • もやしとねぎ


お店のラーメンには入っていないもやしが入っています。蕎麦つゆのようなスープともやしが新要素、そして麺とチャーシューが喜多方ラーメンらしさとなっています。チャーシュー以外の具はそれほどボリュームがあるわけではありません。


オススメ度(標準は3です)


  • ローソン 「坂内食堂監修 冷し喜多方ラーメン」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
蕎麦つゆのようなスープに喜多方ラーメンとチャーシューを合わせた創作的な喜多方ラーメンでした。喜多方ラーメンらしいあの麺を和風だしで食べるのはかなり不思議な感覚で面白かったです。チャーシュー5枚は食べ応えがあり、さらに「肉盛」だとどんなことになるのか気になる一杯でした。


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