このページでは、ファミリーマートコレクションのカップ麺、「辛だれ豚骨ラーメン」を食べてレビューしていきます。



ファミコレ「辛だれ豚骨ラーメン」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、ファミリーマートコレクションの「辛だれ豚骨ラーメン」。製造は明星食品系。2021年7月13日発売商品です。ファミマPBによる大盛カップ麺となっています。



ファミマPBカップ麺の大盛商品


ファミリーマートのPBといえば、「ファミリーマートコレクション」(ファミコレ)と「お母さん食堂」があり、カップ麺を展開するファミコレには「レギュラーライン」と高級ラインの「プラチナライン」があります。今のところカップ麺では「レギュラーライン」のみとなっていますが、いずれ「セブンプレミアムゴールド」のように、プラチナラインからもカップ麺が出てくるかもしれませんね。

今のところレギュラーラインのみのファミコレカップ麺ですが、その中ではレギュラーサイズ(税込149円)の商品群と、最近徐々に拡充されていっている大盛サイズ(税込198円)の商品群に分けることができます。どちらもPBとしてはあまりコスパが良くないのが難点ですが、スーパー系のPBに比べると品質は多少良く、コストもかけていそうな印象は受けます。

2020年9月発売の「ソース焼そば からしマヨネーズ付き 大盛」。スーパーに行けば100円ちょっとで買える「ごつ盛り ソース焼そば」と中身にほとんど違いがなく、それで税込198円はちょっと高い気がしましたが、コンビニで入手可能というところに価値が見出だせる場合もありそうです。

ファミリーマートコレクション 「ソース焼そば からしマヨネーズ付き 大盛」

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大盛・辛ダレ・タテ型・ノンフライ麺




今回の商品は、タテ型カップながらノンフライ麺を使用しており、大盛サイズ、そして辛だれを使っているのが大きな特徴となっています。メーカー品ならば定価税込232円のタイプでしょうか。実際、同じ特徴を持った商品が以前明星食品から発売されており、比較対象として良さそうです。2019年10月発売の「明星 極のチャルメラ バリカタ麺 辛ダレ濃厚豚骨」。

タテ型本格とんこつカップ麺「明星 極のチャルメラ バリカタ麺 辛ダレ濃厚豚骨」を実食レビュー!

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こちらも辛いとんこつ。五木食品の棒ラーメン、「熊本赤辛ラーメン」。


内容物、価格、購入額など




別添袋は1つ。カップには麺の他にスープ粉末やかやく類が入っています。

品名辛だれ豚骨ラーメン
メーカーファミリーマートコレクション
発売日2021年7月13日(火)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ1袋(液体スープ)
定価税込198円
取得価格税込198円(ファミリーマート)

栄養成分表・原材料


1食90g(めん65g)あたり
エネルギー357kcal
∟めん・かやく∟284kcal
∟スープ∟73kcal
たん白質13.0g
脂質9.8g
炭水化物55.8g
∟糖質∟52.5g
∟食物繊維∟3.3g
食塩相当量5.9g
∟めん・かやく∟1.9g
∟スープ∟4.0g
ビタミンB10.73mg
ビタミンB20.36mg
カルシウム291mg



麺量は65g。大盛というほど大盛ではない気が・・・先ほどの比較対象になりそうな「極のチャルメラ」もやはり麺量は65gでした。何やら分身臭が漂いますね。


スープ


スープは「豚の旨みが詰まったまろやかな豚骨スープと唐辛子がきいた『辛ダレ』が特徴」とのこと。

骨感のあるとんこつスープに、別添「液体スープ」によって辛ダレを加えています。



骨感あるとんこつスープと辛ダレの組み合わせ


  • 骨感ある本格派なとんこつ
ちょっとだけとんこつ臭のような鼻を刺す風味が感じられるとんこつスープで、ゴリゴリのとんこつ臭というわけにはいかないですが、粉っぽさ、骨感の感じられる本格派。PB商品でありながら、なかなかのスープですねこれは。比較対象としてあげた「極のチャルメラ」も骨感あるスープでしたが、ガーリックでパンチを加えており、純粋なとんこつスープの本格さでは今回が上だと思われます。

正直、辛ダレ入れなくても十分おいしいです。レビュー目的じゃなければおそらく辛ダレ入れずに食べたと思います。



  • 辛ダレはピリ辛以下だが味変アイテムとして有効


別添の「液体スープ」には唐辛子で辛味をつけた「辛ダレ」が入っています。これを入れても辛味が大幅に増したりすることはなく、ピリ辛にもならない程度でした。ただ、スープの味に変化をつける手としては有効で、入れないで前半戦にスープの味を楽しんだ後、後半戦に投入して味変するのが良さそうです。



麺は、湯戻し時間1分の、ストレート形状のノンフライ細麺です。



細ストレートのノンフライ麺


ストレート形状のノンフライ細麺です。タテ型ながらノンフライ麺が使用されており、加えて、とんこつラーメンらしい粉っぽさが再現されています。明星食品が得意とする博多麺で、この麺を使うだけでも食べる価値が見出だせそうな存在。PB商品ですが、メーカーの強みを最大限活かしていると感じました。

この麺は明星食品のタテ型ノンフライ麺商品でよく見るタイプで、先ほどの「極のチャルメラ」でも同様と思われる麺が使われていました。原材料の並びに多少の違いはあったのもの、おそらく軽微なブラッシュアップの結果なのではないかと思います。



具は、チャーシューチップ、ごま、キクラゲ、ねぎの組み合わせです。



粒ごま、チャーシューチップ、キクラゲ、ネギの組み合わせ


粒ごまがたくさん入っているのが目立っています。とんこつ感の強いスープですが、ガーリックなどは抑えられており、粒ごまの風味がうまくとんこつスープの輪郭を形成している印象。とんこつ+ガーリックは明星食品の常套手段ですが、今回のとんこつ+ごまの方がとんこつの本格感が増幅されるように感じました。

他にはチャーシューチップやキクラゲ、ネギといったとんこつラーメンのレギュラーメンバーのような具の構成ですが、いずれも少なめで、比較対象の「極のチャルメラ」がチャーシューチップがたくさん入っていたのに比べるとだいぶ見劣りしています。


オススメ度(標準は3です)


  • ファミリーマートコレクション 「辛だれ豚骨ラーメン」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
とんこつスープの骨感、本格感は思わず唸るものがありました。味変アイテムとして辛ダレも有効で、後半戦に投入するのが良さそう。タテ型ながらノンフライ麺を使用し、しかもとんこつラーメンらしい粉っぽさがあります。比較対象の「極のチャルメラ」よりスープはおいしく、一方で具はしょぼかったですが、価格差が30円ほどあることを考えると、コスパ抜群!とまでは言わないまでも、価格分の価値は十分に見出だせそうです。

このシリーズはぺぺロンチーノとか焼そばは有名ですが、「とんこつラーメン」は果たしておいしいのでしょうか。




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