このページでは、日清食品のカップ麺、「日清 辛豚ラ王」を食べてレビューしていきます。



「日清 辛豚ラ王」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、日清食品の「日清 辛豚ラ王」。2021年8月2日発売の、「日清ラ王」シリーズの新商品です。あの話題をかっさらった「豚ラ王」が「辛」バージョンになって久々に帰ってきました。



「豚ラ王」の新商品


「豚ラ王」は、2020年1月に初登場した「日清ラ王」シリーズの商品で、その黒と黄色のパッケージカラーに加え、アブラ、ニンニク、ヤサイ、ワシワシ麺という、二郎インスパイアの要素を揃えまくった、非常に大きな話題を生んだ商品でした。この商品は2021年1月にも再販されています。

二郎インスパイアしすぎた強烈カップ麺!「日清豚ラ王 ヤサイ、アブラ、ニンニク」を実食!

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そして2020年8月には、「日清豚ラ王 キムチ」という商品が発売。「豚ラ王」の商品なので、てっきりこれも二郎インスパイアだと勘違いしたのですが、こちらは豚キムチ的な味の「豚ラ王」でした。

あの衝撃の二郎インスパイア「豚ラ王」の第2弾が登場!「日清豚ラ王 キムチ」を実食レビュー

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「アブラ増し袋搭載」で二郎インスパイア間違いなし?




「豚ラ王 キムチ」では、私オサーン、「豚キムチ」的な味だったのを、「二郎インスパイア」と勘違いして食べて肩透かしを食いましたが、今回は二郎要素のひとつである「アブラ」、「アブラ増し袋搭載」となっており、「アブラとニンニクの暴力的なうまさ」との記載もあるため、今度こそ間違いなく二郎インスパイアの商品だと期待しながら食べてみたいと思います。こんなこと書いていると結果が逆なのバレてしまう気もしますが。果たしてどんな一杯なのでしょうか。

ラ王シリーズの看板商品、「日清ラ王 背脂醤油」。


内容物、価格、購入額など




別添袋は4袋。カップには「豚ラ王」のいつものあの太麺が入っているようです。



先入れの「かやく」と「焼豚」をカップの上に開けた状態。キャベツやニラに混ざって、あの白くてヤバイ粒も入っています。

品名日清 辛豚ラ王
メーカー日清食品
発売日2021年8月2日(月)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ4袋(液体スープ・アブラ増し袋・かやく。焼豚)
定価税別368円
取得価格税別298円(イオン)

栄養成分表、原材料


1食128g(めん80g)あたり
エネルギー483kcal
∟めん・かやく∟353kcal
∟スープ∟130kcal
たん白質11.6g
脂質18.6g
炭水化物67.2g
食塩相当量6.7g
∟めん・かやく∟2.2g
∟スープ∟4.5g
ビタミンB10.23mg
ビタミンB20.29mg
カルシウム152mg



以前の黒と黄の「豚ラ王」に比べるとカロリーや脂質はちょっとおとなしめ。特に脂質は、二郎系と聞いてイメージするような極端な数値ではありません。原材料の「スープ」の部分、「しょうゆ」に続いて2~4位に油が並んでいます。先ほどの白い粒といい、これは期待できそうですね。


スープ


スープは「こってりとした背脂のうまみがクセになる醤油スープ」で、「ラー油の辛みとニンニクの香りが食欲をそそる、何度も食べたくなるような中毒性のある味わい」、「スープに加えれば、よりコク深くジャンキーで "うま辛" な味わいをお楽しみいただけ」る「アブラ増し袋」が別添とのこと。

ラー油とニンニクを効かせたしょうゆ味のスープで、別添「アブラ増し袋」によって背脂の旨みを加えています。



二郎系というよりスタミナ系のスープ


  • 濃いしょうゆ
ラー油の辛味とニンニクのパンチを加えたしょうゆ味のスープです。辛味をつけた二郎系のスープというわけではなさそうで、二郎要素もありつつも、これはスタミナ系のスープですね。奈良天理ラーメンに近い種類のスープではないかと思います。まず前に出てくるのがしょうゆの濃さ。結構塩気が強い上に濃いしょうゆの風味で、この味ならばごはん片手に食べたいレベル。



  • ラー油の辛味
今回「辛さレベル」は「4/5」とのことですが、これは確かに辛いです。激辛には満たないものの大辛クラスには十分あり、スタミナ系のスープでこれだけ辛いのはなかなか珍しいのではないかと思います。加えて、ニンニクも強く効いており、濃いしょうゆにラー油とニンニクが共鳴しあって、かなりのハードパンチャーなスープに仕上がっていました。



  • 別添「アブラ増し袋」


そして期待の「アブラ増し袋」。二郎系と期待してしまった源泉がこれですが、中身は背脂の入った油脂で、以前の黄と黒のパッケージの「豚ラ王」に入っていたてんこ盛りの背脂に比べると量はかなり少なく、やはりこれだと二郎系ではないですね。それでも一般的な背脂を使うカップ麺としては量の多い背脂で、ラー油やニンニクでキレキレのスープを少しマイルドにするとともに、こってり感を加えていました。



麺は「食べ応えのある "踊る極太麺"」で、「『日清ラ王』史上最も太いウェーブ麺」とのこと。

湯戻し時間5分の、極太幅広で縮れのついたノンフライ麺。「踊る極太麺」と名付けられています。



ワシワシノンフライ麺


極太でやや幅広、縮れのついたノンフライ麺です。「豚ラ王」の最初から用いられている麺で、二郎系で使われている通称ワシワシ麺が再現され、その後二郎系の商品じゃなくてもこの麺が使われています。今回スープがかなり強いので、これくらい太い麺じゃなければ太刀打ちできないでしょう。麺とスープのバランスは良好です。

今回は、スープのニンニクや背脂、そしてワシワシ麺、さらには後述するキャベツの量と、ところどころに二郎系の要素も含まれており、一概にこれは二郎系じゃないと断言するのも難しいですかね。二郎インスパイア店が作るスタミナラーメンと言ったところでしょうか。




具は「厚切りチャーシュー、キャベツ、ニンニク、ニラ」とのこと。

乾燥チャーシュー、大盛のキャベツ、ニンニクの粒、そしてニラが入っています。



キャベツやチャーシュー、ニンニクの他にニラが入っている


乾燥チャーシューは定価税別368円に見合うかは置いておいて、カップ麺のチャーシューとしては厚みがあってそれなりに大きいです。もう100円、いやせめて50円安い商品のこのチャーシューが入っていたら大絶賛レベルだと思います。山盛りのキャベツ、そして粒状のニンニクが入っていて、これらは二郎インスパイアの「豚ラ王」と共通。

ニラが入っているのが特徴となっており、スタミナラーメン感を高めています。二郎系であまりニラは入っていませんよね。


オススメ度(標準は3です)


  • 日清食品 「日清 辛豚ラ王」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
「豚ラ王」の第3弾商品にして、「アブラ増し袋」を搭載した一杯でしたが、二郎系ではなくスタミナラーメンでした。ラー油、ニンニクを効かせた強いしょうゆ味のスープに太いノンフライ麺を合わせ、具も充実。これが300円切ってたらすごく良かったのですが、定価税別368円となってしまうと、背脂が少ないとか、チャーシューはもうひとまわり大きいのが欲しいとか、二郎系の豚ラ王に比べてインパクトが足りないとか。いろいろ出てきてしまいます。300円くらいなら★5、300円切ったら★6というところですかね。高いのでコスパは微妙ですが、すごくおいしいのは間違いありません。

自分で足してみるのもありかもしれません。




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