このページでは、ローソンのお弁当コーナーに並ぶチルド麺、「博多一双監修 冷し豚骨つけ麺」を食べてレビューしていきます。



ローソン「博多一双監修 冷し豚骨つけ麺」はどんな商品?


今回レビューするのは、ローソンのお弁当コーナーに並ぶチルド麺、「博多一双監修 冷し豚骨つけ麺」。2021年7月27日発売の新商品です。ローソンで開催中の「うまいもん夏祭 全国ご当地名店ラーメン」で全国発売されている「博多一双」の2品のうちのひとつ。博多一双は2品のチルド麺(ひとつはレンジ麺)の他に、先日レビューしたカップ麺も同時発売しています。

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「博多一双」のオリジナルメニュー「冷し豚骨つけ麺」




「博多一双」は、博多に本店のあるとんこつラーメンの人気店。「豚骨カプチーノ」と呼ばれる泡だったスープ、そしてゴリゴリのとんこつ臭など推しが多いラーメンが特徴で、私オサーンも博多で食べた時はもうそれはそれは感動で涙が出るほどおいしかったです。ローソンでは「ローソン名店シリーズ」としてタテ型のカップ麺がラインナップされています。とんこつ臭と泡の両方を再現しようとする意図が十分に見受けられる商品です。

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同時発売されたもう一方のレンジ麺は、正統派のとんこつラーメンのようですが、今回は「つけ麺」というお店にはない変化球。加えて、「焦がしにんにく」という要素まで加わっており、先ほどの同時発売のまぜそばカップ麺と同様、変化球な商品と言えそう。最近クソ暑いので、こういう商品はありがたいですよね。さて味やいかに。



内容物、価格、購入額など




平たい器に太い麺、麺の上に具が数種のっており、おちょこには別添袋が入っています。黒いのは焦がしにんにくのようです。



わかりづらいので分解するとこんな感じ。おちょこの中には「スープ」と「ほぐし水」が入っていました。

品名博多一双監修 冷し豚骨つけ麺
メーカーローソン(製造会社は地域により異なる)
発売日2021年7月27日(火)
麺種別チルド麺
かやく・スープ2袋(スープ・ほぐし水)
定価税込550円
取得価格税込550円(ローソン)

栄養成分表、原材料


1食-g(めん-g)あたり
エネルギー629kcal
たん白質24.8g
脂質13.6g
炭水化物104.4g
∟糖質99.3g
∟食物繊維5.1g
食塩相当量4.82g



レンジ麺やチルド麺、いつも二郎系ばかり食べているので、このカロリーだとだいぶ低く感じられます。麻痺していますね。


調理方法




調理方法は「スープを麺・具材にかけ、ほぐして召し上がりください」と書かれていますが、え?それだとまぜそばになっちゃいません?おちょこは?ほぐし水は?焦がしにんにくは?・・・ということで、この調理法はおそらく何かの流用か何かで、この商品には適してないようです。なので、この調理方法は参考にしないで勝手に調理してみます。





「ほぐし水」で麺をほぐしていきます。ここでひとつ構造上の問題が生じます。麺の上に具がのってしまっていますが、ほぐし水を使う場合、具を移動させるか、具ごとほぐし水をかけてしまうかする必要があります。具をおちょこに移動させてしまうのが現実的だと思いますが、ちょっと手間かもしれませんね。今回は別場所に移動後、ほぐし水でほぐした後に麺の上に戻すことにしました。主に撮影上の見映えのためです。



おちょこに「スープ」を入れて大きな器に戻し、具を麺の上に戻して完成。普通に食べるならこんな戻し作業はしなくて良いと思います。多少気分は盛り上がるかもしれませんね。



スープ


スープは「豚骨のうまみがきいた濃厚スープ」に、「別添えの『黒マー油(焦がしにんにく油)』で味変が楽しめ」るとのこと。

クリーミーなとんこつベースにしょうゆやぎょ顔の風味を加えたとんこつしょうゆ味のスープで、別添の「黒マー油」によって味変します。



マイルドなとんこつしょうゆと黒マー油の組み合わせ


  • しょうゆや魚介をほのかに感じるマイルドなとんこつ
お店のとんこつスープはとんこつスープらしい乳褐色ですが、今回のスープ(つけだれ)は、ちょっと赤味をおびていて、お店のスープとはまったく違う色をしています。主体はクリーミーなとんこつなのですが、しょうゆと魚介が入っていて、「魚介とんこつしょうゆ」というほどはないものの、ほのかにしょうゆや魚介が感じられるとんこつスープとなっています。

お店のスープは泡やゴリゴリのとんこつ臭が大きな特徴となっていますが、今回のスープにはそういった特徴はなく、マイルドさのみが際立っています。マイルドなスープはこれはこれでおいしいですが、まったく「博多一双」らしさはありません。先日レビューしたカップ麺のまぜそばもまったく「博多一双」らしさはありませんでした。

  • ニンニクの粒が入った黒マー油


こちらが黒マー油。焦がしにんにくの粒が入っていてかなり本格的。普段のカップ麺ではあまり見ないタイプですね。これをスープに入れて味変していきます。





黒マー油を加えることで、マイルド以外にあまり大きな特徴がなかったスープに、一本線が通る感じがしました。黒マー油の風味はそれほど強くないので、これがは言っても主役はやっぱりとんこつというところが「博多一双」らしさと言えるかもしれません。にんにくの粒が口に入った時の香ばしさはなかなか良かったです。



麺は「コシのある熟成中太麺」とのこと。

この太さで中太麺と言われてしまうと、世の中から太麺が消えてなくなりそうなくらい、太い麺となっています。



熟成した太麺を使用


中太麺と書かれていますが、太麺どころか極太麺に見える、角麺形状の麺です。「熟成麺」とのことで、中身が詰まったずっしりした食感が特徴で、伸びている感は一切ない素晴らしい食感が特徴となっています。今回、マイルドなとんこつに黒マー油を効かせていますが、麺は太さともちもちした弾力によってスープに負けない強い主張がありました。

「博多一双」といえば博多ラーメンとしては多少太めではありますが、それでも十分細麺なものが使われており、今回の麺はローソンつけ麺仕様の太麺でお店の麺を再現しているわけではなさそうです。麺量は明示されていませんが、一般的なレンジ麺の麺量に比べるとだいぶ多いのではないかと思います。




具は、カットしたチャーシュー、ねぎ、キクラゲ、そして先ほどの黒マー油に入っているにんにくです。

チャーシュー、ねぎ、キクラゲの組み合わせ


  • カットチャーシュー


カットしたチャーシューが入っています。厚みがあってしっかりした肉感。量もまずまず入っていました。

  • ねぎとキクラゲ


ねぎとキクラゲ。こちらもしっかり量入っていました。青ねぎの風味がスープの中でアクセントになっています。


オススメ度(標準は3です)


  • ローソン 「博多一双監修 冷し豚骨つけ麺」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
「博多一双」らしさはまったくなかったですが、マイルドなとんこつに黒マー油を入れ、太麺を合わせたつけ麺で、おいしい一杯でした。同じ日に発売されたカップ麺のまぜそばも「博多一双」らしさはまったくなかったですが、今回の方が特徴をしっかり持った商品で良かったです。

黒マー油とんこつで有名な熊本ラーメンの名店「桂花」のカップ麺。まろやか系のとんこつとマー油の組み合わせは共通していますが、マー油は桂花の方が強いです。




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