このページでは、日清食品のカップライス、「AFURI 柚子辛紅阿夫利メシ 覚醒」を食べてレビューしていきます。



「AFURI 柚子辛紅阿夫利メシ 覚醒」はどんな商品?


今回のカップ麺は、日清食品の「AFURI 柚子辛紅阿夫利メシ 覚醒」。2021年7月26日発売の新商品です。カップ麺でもおなじみ「AFURI」の激辛店「AFURI 辛紅」のメニュー「柚子辛紅らーめん」がカップライスとして再現されました。「阿夫利メシ」の第3弾商品となっています。




「AFURI 辛紅」がついにカップライス化


AFURI」は、東京恵比寿に本店があり、東京を中心に多店舗展開する人気ラーメン店。そのセカンドブランド、激辛コンセプト店である「AFURI 辛紅」のメニューをカップライス化しています。「AFURI 辛紅」はカップ麺でも何度か登場しており、「柚子辛紅らーめん」が再現されていました。下のリンクは2021年6月発売の「日清 東京RAMENS AFURI 新・覚醒 激辛柚子辛紅らーめん」。

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唐辛子と柚子の酸味




これまでの「AFURI」関連商品は一貫して柚子を効かせてきましたが、今回も柚子を中心据えているようで、「辛紅」の辛味と柚子の2本柱となっています。どんな味なのか楽しみです。果たしてどんな一杯になっているのでしょうか。


内容物、価格、購入額など




別添袋は1袋。カップにはパフライスとともに炙りコロチャーシューなどが入っています。

品名AFURI 柚子辛紅阿夫利メシ 覚醒
メーカー日清食品
発売日2021年7月26日(月)
麺種別ライス
かやく・スープ1袋(覚醒香油)
定価税別263円
取得価格税込284円(ファミリーマート)

栄養成分表


1食90g(ライス69g)あたり
エネルギー354kcal
たん白質6.9g
脂質7.6g
炭水化物64.6g
食塩相当量5.2g




スープ


スープは「鶏清湯と魚介だしをベースに、柚子の爽やかな風味と香り、唐辛子の辛味をきかせたスープ」で、「柚子と山椒の香りが特長の『覚醒香油』」が別添とのこと。

鶏ガラベースに魚介の風味を効かせた塩味スープに、柚子や唐辛子を強く効かせています。



酸味と辛味が強烈な辛紅スープ


  • パワフルな酸味
雑炊タイプでスープが多い構成。「AFURI」らしく、鶏ガラをベースに魚介の風味を効かせた塩味のスープなのですが、いつもならこのベース部分がかなり目立って繊細な味になるところですが、今回は繊細さよりも、辛味と酸味が強烈で、これまでの「AFURI」や「AFURI 辛紅」とは別物のスープとなっていました。

繊細な味の上に立つ辛味と酸味。まずは酸味。柚子の酸味とのことですが、これまでの「AFURI」の繊細な柚子とは一線を画す、風味よりも酸味が強烈な柚子で、これ本当に柚子の酸味なのかなというレベルで効いています。酸っぱいです。パワフルな酸味で、原材料をみると「酸味料」というのが入っていておそらくこれが酸味の元だろうと思われますが、これが何由来の酸味料なのかはわかりません。



  • 別添「覚醒香油」
辛さの中心となっているのが後入れの「覚醒香油」で、強い辛味と柚子、山椒の風味のついた赤い油が入っています。辛さレベル4/5と書かれていますが、確かにかなり辛くて、数字通り大辛レベルにはあるように思います。また、酸味が先行する柚子にきちんと立体的に風味付けをする役目も担っており、山椒の爽やかさも付与。いつもの「AFURI」とは違う形でスープに力強さと繊細さを加えていました。

基本的には力強い酸味と辛味。そしてよく味わうと感じる柚子の風味と山椒の香り。もうちょっと鶏や魚介にも太さが欲しかったところですが、今回の「AFURI」もしっかりおいしかったです。


ライス


ライスは「熱湯5分の簡単調理でも湯戻りの良い、ふっくら食感のごはん」とのこと。
具は「炙りコロチャーシュー、ネギ、赤唐辛子、柚子皮」とのこと。

湯戻し時間5分のパフライスと、炙りコロチャーシューや柚子皮などの具の構成です。



雑炊タイプのパフライス、炙りコロチャーシューの組み合わせ


いつものパフライスですが、スープが多めで、雑炊タイプとなっています。時間経過ととこにライスがスープを吸っていきますが、それでも雑炊感が残り、謎肉丼やカレーメシのようなスープがなくなっていく感じはなく最後まで雑炊。

炙りコロチャーシューが多めに入っていますが、以前カップヌードルに入っていた時ほどの肉感はなく、あまり炙り風味もないように感じましたが、これはスープの酸味や辛味の影響かもしれません。たまに口に入ってくる柚子皮が心地良い柚子の香りをもたらしていました。


オススメ度(標準は3です)


  • 日清食品 「AFURI 柚子辛紅阿夫利メシ 覚醒」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
酸味と辛味がパワフルで、いつもとキャラは違いますが今回もおいしい「阿夫利メシ」でした。これは夏向けですね。ダラダラ汗かきながら食べたい一杯。ただ、前作の「阿夫利メシ」同様、ちょっと高額なのがネック。250円オーバーですが、その割に食べ応えは物足りなさが残りました。

「辛辛魚」今年はずいぶん長く売り続けていますね。例年ならもう手に入らないのですが。




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