このページでは、まるか食品のカップ焼そば、「ペヤング 獄激辛にんにくやきそば」を食べてレビューしていきます。



日刊サイゾー様にて、「青のり! ガーリックカレー! 塩昆布! キャラが濃すぎる「ペヤング」新商品3つを食べてみた!」という記事を書かせていただきました。最近発売されたキャラの濃いペヤング3品をレビューしています。

青のり! ガーリックカレー! 塩昆布! キャラが濃すぎる「ペヤング」新商品3つを食べてみた!

2021年も順調に新商品を積み上げ、珍商品を連発するペヤング。この連載でも定期的にペヤング新商品の定例報告をさせていただいていますが、前回の報告から1カ月でまた...…


「ペヤング 獄激辛にんにくやきそば」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、まるか食品の「ペヤング 獄激辛にんにくやきそば」。2021年7月26日発売の、「ペヤングやきそば」シリーズの新商品です。あの悪名高い?「獄激辛ペヤング」の第4弾商品が、第3弾の傷跡がまだ色濃く残る段階で登場となりました。完全に我々を打ち倒しにきています。第4の刺客はどんなヤツなのでしょうか。



「ペヤング獄激辛やきそば」の第4弾は「にんにくやきそば」!


第3弾の「獄激辛やきそば」が今年の5月に出たばかりなのに、約約2ヶ月半の短いスパンで第4弾が登場してしまいました。今回は「にんにくやきそば」というイマイチ得体の知れない商品。

第1弾は、2020年2月に発売された「ペヤング 獄激辛やきそば」。いかにもラスボス感たっぷりな閻魔大王風のデザインで、後発の獄激辛2品を横に置き、激辛最恐の地位はまだ誰にも譲っていません。まさしく閻魔大王であり、ドラクエで言うならゾーマ。しかもフバーハもルカニも無効。


第2弾は、2021年1月発売の「ペヤング 獄激辛カレーやきそば」。タイガー・ジェット・シン選手を彷彿とさせる(古)インド人風が描かれたパッケージ。ラスボス感はないけど攻撃力が高そうで、もちろん上田馬之介選手の言うことは一切聞かない。実際は、第1弾ほど辛くはなかったですが、他の激辛商品とは一線を画す恐ろしく辛い一杯でした。カレーの味はあまりしません。


そして前作第3弾は2021年1月発売の「ペヤング 獄激辛担々やきそば」。パッケージに描かれている中国人風の御人は、自分で投げた柱に乗って移動したり、どどん波を打ってきたり、天津飯を育てたりしていそう。第1弾第2弾はただ辛いだけの印象でしたが、この第3弾はひどい辛さの中で、ちょっと担々麺的なおいしさを感じさせるのが意外でした。きちんと担々味。実は誠実な桃白白。



このキャラはナニモノ?




第1弾~第3弾までに描かれていたのは少なくとも人の形をしていましたが、今回第4弾はいよいよ人外になってしまいました。玉根技風ですがもちろんニンニクでしょう。いや、永沢君のオマージュと考えると人型かな。

力技だけではなくクセのある攻撃方法を取ってきそうで、やたら呪文を使ってきそう。7人の悪魔超人の中ならNo.2且バネ攻撃のスプリングマン、フェニックスチームなら厄介なカピラリア七光線を放ってくるプリズマン、そして三国志ならこれでもかと計略を弄して曹操軍を苦しめた賈クといったところでしょう!スプリングマンと賈クを同じカテゴリにしていることに自分でも驚き。果たして第4弾の永沢君はどんな一杯なのでしょうか。



内容物、価格、購入額など




別添袋は2つ。カップには麺のみ入っています。



先入れの「かやく」を麺の上に開けた状態。フライドガーリックとキャベツが入っていますが、どちらもなかなかの量。

品名ペヤング 獄激辛にんにくやきそば
メーカーまるか食品
発売日2021年7月26日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ2袋(獄激辛にんにくソース・かやく)
定価税別205円
取得価格税込216円(ファミリーマート)

栄養成分表、原材料


1食116g(めん90g)あたり
エネルギー548kcal
たん白質9.0g
脂質28.5g
炭水化物63.8g
食塩相当量3.3g



栄養成分や原材料だけ見ていると、それほど激しい商品には見えません。価格も据え置き。塩分控えめで麺量いつも通り。


ソース


ソースは「従来の獄激辛シリーズと同等の辛さに、にんにくの風味をしっかりと効かせた強烈な仕上がり」で、「泣けるほどの辛さとにんにく臭のWパンチはインパクト絶大」とのこと。

塩味ベースのソースに強力な辛味とともにニンニクの風味を加えた獄激辛にんにくソースです。



初撃から強烈な辛さの上に苦味まで感じる塩味ソース


  • 一口目から超激辛
塩味ベースのソースです。最近ペヤングは塩味のものが多いですね。塩味のソースにかなり強く辛味を効かせています。第1弾や第2弾は口の中に耐えられないほどの辛さを感じるまでにしばらく時間的な猶予があり、その間に食べ切ってしまうことが可能だったのですが、第3弾から初撃が速くなり、今回の第4弾はついに素早さMAX設定になったのか、口に入れた瞬間から痛みが鋭い!これまでと違い、味わう余裕、時間的猶予は持たせてくれません。

今回の辛さというか、痛みは結構堪えるものがありました。おそらく第1弾ほどではないのでしょうが、第1弾と同程度の痛みで厳しい戦いでした。辛さの恐ろしさは第1弾>=第4弾>第3弾>第2弾という印象。素早さMAXはかなり強力な武器です。



  • 辛さを増幅させる苦味?
「獄激辛にんにくやきそば」なので、辛さだけではなくにんにくも強く感じられます。ただ、ソース自体はにんにくというよりも、得も言われぬ苦味があり、これがにんにく由来なのか、それとも唐辛子由来なのか、それ元それらとはまた別のものなのかは、あまりに辛くて判別できませんでした。この苦味が唐辛子の存在を立体化し、ソースの辛味をさらに増幅させているように感じられました。にんにくよりもこの苦味が今回の獄激辛ソースの大きな特徴という印象です。



麺は、湯戻し時間3分の、中細で縮れのついたいつものペヤングの油揚げ麺です。



いつものペヤングの麺


中細で縮れのついた油揚げ麺です。いつものペヤングの麺ですが、今回はいきなりMAXで辛かったので、あまりこの麺だからどうとか、ソースの相性とか考える余裕がありませんでした。麺の味はほとんど意識もしなかったので、麺よりもソースが勝ったバランスなのではないかと思います。



具は、フライドガーリックとキャベツが入っています。



フライドガーリックとキャベツ


湯戻し段階ではにんにくがかなり強く香っており、存在感は大きかったのですが、辛さの前では主役にはなれなかった印象です。最近はペヤングでよくフライドガーリックが用いられており、フライドガーリックはペヤングのおなじみの具と言えそうです。ゆえに目新しさはすでにないですが、主役として量は十分です。辛すぎて脇役に追いやられますが。

ペヤングと言えばキャベツで、今回もしっかり入っていましたが、いつもほどの量ではありません。辛味のオアシスになるには量が足りなかった印象です。商品のコンセプト的には辛さを薄める必要なんてないでしょうけどね。


オススメ度(標準は3です)


  • まるか食品 「ペヤング 獄激辛にんにくやきそば」
★★★測定不能★★★(∞)
実は今回、獄激辛4作目にして、1回で全部食べました。正直辛かったです。最初から最後まで辛くて、何より痛かったです。辛さだけではなく、妙な苦味があり、これがまた辛さを増幅させており、完璧なキャラ付けができていました。ボスキャラの第1弾、辛いのにきちんと担々味の第3弾、そして今回。そうなると、第2弾の獄激辛カレーがちょっと弱いですかね。いずれブラッシュアップしてくれるものと期待しています。

獄激辛の前ではすっかり存在感がなくなってしまいましたが、実は今食べても結構辛いです。個人的には苦手な辛さで、ペヤング以外の他のどのカップ麺より辛いと感じています。激辛ペヤングの元祖、「ペヤング 激辛やきそば」。「辛さレベルMAX」の記載は何度破られたことでしょうか。MAXがMAXじゃないのはペヤングだけ!(名言)




 カテゴリ
ブログランキング
  • このエントリーをはてなブックマークに追加